「無理するな」って言われても無理しちゃうのが、ど根性系の僕。

 新年を復職命令で迎えた僕は、地方公務員。




 でも、20年以上前は健常者だったかから、当然、採用は健常者枠。


 ということで、僕は、障害者枠で復職することはできないんです。




 なんでかって言うと、勤務先の組織は自治体として、障害者枠での雇用率を民間企業に指導しなきゃいけないんですよ。


 ということは、自らの障害者雇用率の法的義務を果たさなきゃいけないわけですよね。


 でも、障害者を雇用するということは大変なんでしょうね、いろいろとね。


 だから、障害者枠で復職させるくらいなら、分限免職、いわゆる解雇です。




 というわけで、勤務先の行政は僕に対して「休職命令+お試し出勤」を課したんだろうと思います、おそらくね。


 でも、僕もど根性系障害者だから、「負けるもんか!!」って乗り越えてやったんです。


 それで復職できたから、もう、意味わからない分限処分なんか食らわせれる心配はないんです。




 というわけで、休職命令の理由書を請求してやりました、勤務先の首長あてでね。


 法的に、分限処分に添付しなきゃいけない理由書がないんだけど、何で僕が分限処分受けなきゃならないの?ってかんじの文書でね。


 もちろん、こんな話し言葉で請求しませんでしたけど、その理由書は届きませんでしたね・・・。




 この理由書は提示請求されたら、15日以内に回答しなきゃいけないんです、法的にね。


 だけど、なぁんにも届きませんでしたね・・・。




 通勤中に信号無視野郎に轢かれて、高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害者にされた僕が、なんで勤務先からも、こんな目に遭わされなきゃいけないんでしょうね。

 よく、「行政はマニュアル通りの仕事しかしない」って言われますよね。


 でも、そこを追及すると、「想定外のことで・・・」なんて言って逃げますよね。


 いじめ事件の教育委員会なんかそうでしたよね。


 いじめ問題は尾木ママが頑張ってるけど、弱い者たちは、なんでこんな目に遭わされなきゃいけないんですか?




 よく、障害者の人が、役所の窓口の担当者との対応に戸惑っているのあるけど、そういうの物凄くわかります。


 いくら、「高次脳機能障害は見えない障害」なんだってこと知ってたって、窓口の職員がそれわかんなきゃたまったもんじゃありませんよね。


 幸い、僕の勤務先、福祉部門の窓口の職員は物凄く勉強してるから、僕は窓口では戸惑ったり、困ったりしたことはなかったんです。




 でも、組織としてはダメでしたね。




 高次脳機能障害の当事者の公務員として、「行政として、○○しなきゃいけない!」とか「△△しろ!!」とか言えば、「あ~、高次脳機能障害者ね~、あれは危ないよね~」って思われるだけなんだよね。


 だから、いろいろ考えて、ちゃんと説明して、それがうまく伝われば、「あ、高次脳機能障害ね、あれは大したことない障害だよね」って思われるだけなんだろうなぁ。




 分限処分の理由書の提示がされない高次脳機能障害の当事者として、どうやって追求していけばいいのか、この土日で考えていかなきゃいけないなぁ・・・。




 やっぱり、みんなが、「復職してからが大変」って言ってたけど、あれってホントなんだなぁ・・・。



 僕は、信号無視野郎とその一味と闘わなきゃいけないけど、それは最強弁護士さんに任せておけばいいのかな。


 う~ん・・・。