今日は上司と一緒に、まちづくり懇談会に行ってきました。


 そこで説明されたのは、将来に向けてのまちづくりのマスタープランっていう感じなんだ。


 入り口で配られた資料は、1センチ以上もある、ぶ厚いマスタープランの本と、A4版で10ページくらいのマスタープランの概要版。


 その概要版で将来に向けたまちづくりの構想が担当職員さんが説明してくれた。


 やっぱり健常者が考えた、まちづくりってこんなレベルなんだな、とがっかり。


 高齢者に向けたことは言ってたけど、障害者に向けたことは全然言ってなかったし、マスタープラン概要版には全く書いてなかった。


 健常者の頃、僕が頑張ってきた「障害者にも優しいまちづくり」の精神が全然感じられなかった。


 こんなものは許せないと思ってたら、いつの間にか質疑応答の時間になっていた。


 このことを指摘する人がいるに違いない!と思ってたら、あららら?誰も指摘しないぞ?!


 このままじゃダメだ!と思った僕は挙手して、訴え始めた。


 隣で座ってた上司はびっくりしてたみたいだけど、これは黙ってられないから訴えてみた。


 もちろん、気持ちは熱いけど、言葉は丁寧ですよ。


 これで伝わったのかなぁ、と思ったけど、やっぱり伝わってなかったみたい。


 概要版には書いてないけど、ぶ厚いマスタープランに書いてあるんだって・・・。


 そんなもの障害者が読めるかよ!!って思ったけど、同じ自治体の職員を公共の場で攻めるわけにもいかないから、黙ってた。


 障害者には人権がないの?!残念だなぁ・・・。