地震 | 天から降った災難ー卵巣癌になって

天から降った災難ー卵巣癌になって

2009年1月、腫れた卵巣を切ったらガンが見つかった。Ⅰaが術中の破綻でⅠc期になり、抗ガン剤治療を余儀なくされました。
2010年4月には、まさかの乳ガン告知。
二年連続で抱えた病気に悲鳴を上げながら、何とか暮らす日々。

ほやや~んと仕事してたら、いきなりカタカタ…「ん~、近頃多いなあ」とつぶやいた直後、揺れは大きくなり、生まれて初めて大きな地震を経験しました。プリンターや本が降ってくるし、マジで怖かった。

おさまったあと、思ったこと

1 鳥たちは?

2 家(すごく古くてボロ)と、コレクションの人形は?

3 バアさんは?

の順でした。

ひどい…バアさん、3位だったよ。でもこの人は「要介護5」になって毎日デイに行ってるので、家にいるよりずっと安全だし。

早く帰ってよいと言われたので、飛び出しました。電車がすべて止まっていることは、ニュースを見なくてもわかる。歩け、とにかく歩け。今日はバアさんがデイから帰ってくるのが夜8:00。それまでには何とか帰りたい!飲まず食わず、歩きに歩いて、2時間30分。家にたどり着きました。鳥の安全を確認。飲み水がほとんどこぼれていました。かわいそうに、きっと怖がって暴れたろうな。そこら中から崩れた本やら、紙類やら、コレクションやらを整理し、バアさんの帰りをキャッチ!いまだ外を歩いている人がたくさんいます。交番の前を通ったとき、「え~、あなた10時間はかかりますよ!」って言われてる人がいました。

恵まれてる~と思った私でした。しかし、今晩は筋肉痛。