サルどんは囲炉裏のそばに座っていた
そうな。
するって~と
パ~ン
クリがはぜてサルの顔に当たったから大変
「あちちちち」
サルどんは顔を冷やそうと水がめに走った
そうな。
するって~と
こんどは水がめに隠れていたハチが
チクリ
サルどんのお尻を刺したもんだから
「いたたたた」
サルどんはたまらず家の外に逃げ出した
そうな。
するって~と
そのサルどんめがけて
ドスン
ウスが落ちて来たからたまらんこった。
思わずサルどんは言ったそうな・・・

まさかこんな健康療法があるとは
カニたちも知らんかったそうな。

サルカニ合戦いうのは
いろんなバージョンがあるようですね。
メンバーに「ウシのふん」なんて奇妙なもんが加わっていたり、
「たたみ刺し」「葉切り包丁」なんて物騒 なお仲間がいる
パターンもあるようです。
カキを投げつけられたカニ当人はその直撃で亡くなり、
子ガニたちが仇を討ったいうパターンもあるようです。
また、ウスたちはカニに対する同情から助太刀したのではなくて、
きび団子の見返りだったというパターンもあるようです。
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物語の内容ですが、
カニは川の水の神であって農耕を象徴していたんだそうです。
またカキは、豊作を祈るに欠かせない木であったそうです。
つまり、農耕を邪険にするもの(物語ではサル)はヒドい目にあうという
戒めを人々にメッセージした物語だったんだそうです。
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こうまでして奪い合ったカキ ですが、
誠に残念なことに
種から育てたということは
間違いなく渋ガキであったんだそうです。
甘いカキは
甘いカキの木を接木しないと
まずは採取出来ないと
カキ農家の人が言っておりましたよ(←本当)
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