徐々に麻酔から覚めてきた
ここは
そうそう
ここは昨日入院した隣の部屋であった
窓側のベッドにお二人の方が居た部屋
私は
廊下側のベッド
入院中、お部屋の方とおしゃべりして
気が紛れる
と
思ったが・・・
足元の方の息子さん 旦那さん
耳元で会話されているかのような
大きな声で
これは耐えられない
偶然
看護師がみえ、思わず小声で「個室空いていますか」と
聞いている自分
「今 満室で」
「聞いて来ますね」と退室していった
まもなく
「ちょうど空いている部屋がありました」
「移りますか」
お願いします と即答する自分
この際、亡くなったばかりの部屋であっても違っても
この騒音から解放されたい
案内されたのは
反対の廊下側の個室
チームが違うから空床状況把握出来ていずで
洗面所・トイレが付いた個室に案内された
ベッドからマットまで
４人部屋とは違う
快適そう～ 
起きたままテレビを見ていると
医師が訪室
「部屋変わったんだね」って
だってだって
あの部屋では拷問すぎる
と心の中で叫んだ
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