健康のバロメーターその5~行動?~ | とり村便り

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埼玉県新座市にある「とり村」の、コンパニオンバードと長く、楽しく暮らすためのお手伝い情報や
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11月に入った途端、寒さが増してきました。
人も鳥も体調を崩す話が多く聞こえてきましたので、
皆さんも十分にお気をつけ下さい。

前回の続きで、注意が必要な行動
についてご紹介していきます。

1、吐く
鳥が胃の内容物を吐いてしまう場合、
主に2つの理由が挙げられます。
発情して求愛行動の一つとして吐くことと、
感染症や中毒、体力低下などが原因で吐いてしまうことです。
前者の場合、自分の脚や止まり木、オモチャなどに向かって
吐き戻しては食べるといった行動が見られ、
後者では嘔吐物をまき散らし、
それが頭部にまで付着することもあります。
吐く量や頻度が少ないようなら様子を見ても
良いかもしれませんが、
一度病院で見て貰った方が良いでしょう。

2、脚を上げる、羽が下がる
脚を上げている、羽を下げていることが多く見られる場合、
骨折や打撲などの外傷、通風や発作などが原因かもしれません。

3、呼吸
暑くない、運動した後でもないのに開口呼吸が見られたり、
呼吸する時に湿った音がする場合、
気官炎などの症状が疑われます。

4、その他神経症状
首をずっと傾ける、寒くないのに羽を振るわせる、
その場でぐるぐると同じ方向へ回るなどが見られた場合、
神経症状の疑いがあります。

愛鳥さんの異変に気づけるのは飼い主さんです。
これらの行動だけでなく、いつもと様子が違う、変な動きをする等、
異変にすぐに気づけるように心掛けていきましょう。