検査完了・とり村バードラン! | とり村便り

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埼玉県新座市にある「とり村」の、コンパニオンバードと長く、楽しく暮らすためのお手伝い情報や
おススメ商品・素敵な鳥さんグッズの情報バードラン・イベント情報などの発信ブログです。

こんにちは、御堂です。
ずいぶん暑くなってきたな~と思ったら

梅雨入りでずいぶん気温差の激しいこの頃ですね。

週間天気予報が全て雨マークでとほほ・・・しょぼん

今日も今日とてとり村は雨・・・


でもTSUBASAの鳥さんたちは、雨すごく楽しい!

と、水浴び満喫していました。

水浴び好き班には、これから毎日楽しくてしょうがない

日々かもしれませんね(笑)

そんなTSUBASAの来週6/15のシンポジウムも近づき
講演スタッフに、焦りも見えてきました(笑)
シンポジウムの準備なども着々と・・・
【支援の羽】にも素晴らしい作品を続々と頂いており
会場では、講演者様のお話と共に
沢山ご参加の方に喜んで頂けることが
あるのではないかと思っています^^)!!

先月末、神奈川県でオウム病の集団感染が
報じられました。
2月半ばに社会福祉施設入所者・職員12名の方が
オウム病クラミジアに感染したというニュースです。
この施設では、鳥や動物を飼っていなかったにも
関わらず、オウム病が発症したという珍しいケースとなり、
原因は、施設外の換気扇に巣を作った
ハトからの感染ということが判明したそうです。

オウム病は、人、鳥、他哺乳類においても
重篤な場合は死亡例もみられ
感染症法四類にあたる人獣共通感染症で、
発症した場合は全数把握の必要のため、
保険所への届出が必要な感染症です。


オウム病は、その名前からオウムから感染する病気だと
思われがちですが、オウム以外の鳥や、
犬や猫など、哺乳類からの感染も確認されています。
感染鳥獣のフンや羽毛などを吸い込むことが
感染経路となる為、鳥との濃厚接触を避け
ケージ掃除時にはマスクをするなどの予防策が講じられます。


人で発症すると風邪に似た症状を表し
高熱が続いたり肺炎を併発したりします。
抗生剤の投与で治療が可能ですが、
風邪と勘違いされると、治療薬も異なってくる為
長引くケースがある為、
オウム病の可能性がある場合は、
お医者さんにその旨を告げての検査が必要です。
鳥では、症状は表れなくても保菌しているケースが多く
季節の変わり目や移動などのストレスがあった場合や
体調を崩した場合に、発症・排菌することが多く
発症すると膨羽や緑色便など
体調不良の鳥に見られるような症状を表し
オウム病独特の症状というのは、確定できません。

鳥における保有率が高い為、TSUBASA・とり村でも
年に2回、定期的に検査を実施しています。
先月実施の検査では、TSUBASAの鳥たち、
とり村施設共にオールクリアでした^^)/
バードランでは、他にPBFD・BFDも検査しましたが
無事陰性の結果です!!




バードランに遊びに来てくれる鳥さんは
現在全て1年以内の健康診断(触診・糞便・そのう)の
結果に異常がないこと、
クラミジア検査結果が陰性であること、と
させて頂いています。
オウム病は、立ち寄った公園でハトと遊んで
罹ったというような例もあるようで、
意外と身近な感染症でもあり
今回のような事態が起きないために
関わる飼い主さんやお友達の鳥さんのため
愛鳥さんを筆頭として、鳥たちのために
これからも、どうぞご協力をお願いいたしますm(__)m