こんばんは。とり村通販サイト平店員の柴田です。
昨日で、モミ@モモイロインコのキャリートレーニングはファイナルを迎えましたが、
ピーコさん@オカメインコの手のりへの道のトレーニングはまだまだ続いています。
タイトルでは、「vol.3」ですが、暇さえあればちょこちょこピーコさん相手にトレーニングを
行っているので、回数で言えば、もうvol.10以上はいっていると思います。
しばらくぶりなので、ピーコさんのトレーニングプランをおさらいさせていただきます。
■最終目標 手にのってくれること
■ご褒美 オートミール
ケージ越しからはご褒美を受け取ってくれますが、ケージの中に手を入れると
近づいて来てもくれませんし、受け取ってもくれません。
でも、5月2日の時点で、指の第一関節までケージに入れた状態だったら、初めて
受け取ってくれました!と、ご報告をさせていただきました。
それから、まだ指の第一関節までしかクリアできていませんが、今日(5月18日)は、
少し進歩がありました!
いつものように、指の第一関節までケージの中に入れて、ご褒美を渡していたのですが、
いい感じの足場がなかったピーコさんは、なんと、指にとまってくれたのです!
うっかりかもしれませんが、この「うっかり」を必然にかえていくことができるので、かなりの
進歩です。
柴田、有頂天です♪わちわち♪
証拠写真をお見せできないのが残念でなりませんが、人類(=柴田)にとっては小さな
一歩かも知れませんが、鳥類(=ピーコさん)にとっては大きな一歩なのです。
「宇宙兄弟」を観て、感化されてしまいました。
画像がないのは寂しいので、今回はピーコさんではなく、この方に登場していただきましょう。
オカメインコのたむちゃんです。
オカメの軍団の一員でしたが、モテオカメゆえに、女子に羽づくろいの延長で羽根を
むしられていたところを、一旦、群れから隔離して、ケージ暮らしをしていた時期が
ありました。
実は、今でもハゲです。
この時は、現在のとり村が建つ前の建物の頃で、この時期に荒鳥のたむちゃんに
手を怖がらないようにとトレーニングをやっていたのです。
たむちゃんは、ピーコさんと違って、生粋の荒鳥です。
・手から食べ物は受け取りません。
・近づいただけで、「フーッ!」と威嚇します。
こんな鳥さんでも、手のりになってくれるのかな~と、思いながらも、毎日、少しずつ少しずつ、
トレーニングを続けていました。
そして、約1年間のトレーニングを経て・・・
手にのってくれるようになったのです。
画像のような様子は、昔のたむちゃんからは想像もつかない姿です。
なんなら飛んできて、腕にものってくれるようになりました。
それでも、ベタベタ手のりの鳥さんとは程遠いですが、トレーニングを続けることによって、
鳥さんは人や手に対する恐怖心を克服してくれるんだ!と、教えてくれたのが、たむちゃんです。
ここまでくるのに、約1年かかったと書きましたが、やらない日もあったことを考えると、凝縮すれば
約半年で手にのるようになってくれたと推測しています。
咬み付きや問題行動などもそうですが、人側があきらめてしまうと、もうそこでおしまい
なのですね。
一貫性を持たせたトレーニングを続けていれば、鳥さんは変わることができる、とTSUBASAの
鳥たちから教わってきました。
まず、変わらなければならないのは、人の方なのかもしれない。
と、常々、肝に銘じてトレーニングを行うようにしています。
たむちゃんが身をもって教えてくれたので、荒鳥のオカメインコを手のりにするのは、
実は自信があります。
ピーコさんはそもそも、人に対しても手に対しても恐怖心がないので、全然やりやすい
鳥さんです。
イーコさんです。
まだまだ、ピーコさんのトレーニングは続きます。
お楽しみに!