こんばんは。 とり村通販平店員の柴田です。
昨日はなにやらモミにのっとられて、密告されていたようで。。。
心を入れ替えて、頑張っていきたいと思います!
さて、モミのキャリートレーニングの続編です。
■トレーニング目標: 自主的にアクリルキャリーに入ってもらう
■ご褒美: ひまわりの種
■前回までのおさらい:
まずは、アクリルキャリーに慣れてもらうために、モミの視界に常にアクリルキャリーが
入るように放置。
アクリルキャリーの存在に慣れてくれたら、今度はアクリルキャリーに少しずつ近づく
トレーニングを繰り返してきました。
アクリルキャリーのすぐそばで、リラックスしてご褒美を食べてくれるようになりました。
頭をキャリーの中に入れることもできました。
■今回:
キャリーの中にある止まり木に止まってもらいましょう。
最初は、止まり木よりも手前に見せてあげて、ここまで来たら、ご褒美ゲット♪
慣れてきたら、今度は止まり木の向こう側まで手を伸ばして、モミからしたら
止まり木よりも奥に顔を持っていかないと、ご褒美をゲットできない状況に
ハードルを上げます。
左の手のひらのご褒美をゲットする前の段階として、右手にもったご褒美をモミの
ターゲットにしていくのですが、最初の画像のように、右手を下に見せても、こちらの
画像のように、上に見せても、モミが反応してくれやすい方法を選んでみました。
モミはどっちに反応したかというと、右手のご褒美を上に見せた時でした。
何気にカメラ目線です。わちわち♪
そして、そして、、、
止まり木の向こう側にあるご褒美をとろうとして、モミは止まり木にのってくれました!
目標達成です!
鳥さんの習性で、一段高いものにとまろうとするので、止まり木の下から差し出した
手のひらにあるご褒美をとろうとすると、モミの首は止まり木の上に伸ばさなくては
いけなくなります。すると、そこには止まり木があるので、ついつい止まり木にステップ
アップしてくれました。
尾羽根がパカッとご開帳している様子から、まだ、リラックスしているとはいえませんが、
怖がってはいない様子です。
キャリーに入ったからと言って、すぐに扉を閉めてはいけません。
扉は開けたままにして、モミが出たり入ったりをしばらく繰り返すようにしてあげます。
ここで問題です。
キャリーから出てきた時に、ご褒美はあげるべきでしょうか。
チクタク、チクタク、、、、、
答えは、×です。
ご褒美をあげるタイミングは、「望ましい行動ができた直後」です。
なので、キャリーに入ることが望ましい行動だとしたら、入ったらご褒美をあげます。
キャリーから出てくることが望ましい行動ではないので、出てきてもあげません。
「すごい!よくできたね!」のねぎらいの気持ちで与えてしまいそうですが、このねぎらいの
気持ちは鳥さんからすると、「どこでもご褒美がもらえるの?じゃあ、キャリーにわざわざ
入らなくてもいいんだぁ。わちわち」と、理解してしまうかもしれません。
モミがキャリーの止まり木にとまってくれたのは、3月14日のことです。
お尻を向けている画像が、まさにその時でした。
キャリートレーニングを始めたのが、2月24日。
キャリーと初対面してから1ヶ月も経たない内に入ってくれるようになりました。
この間、毎日、トレーニングをした訳ではなく、トレーニングの回数は全部で4回で、
1回につき5分~10分程度です。
鳥さんは1週間に1回のトレーニングでも覚えています。
なので、皆さまもお気軽に、お休みの日にでも鳥さんと一緒にトレーニングを
楽しまれてみてはいかがでしょうか。
キャリーに入ってすぐに出てきていたモミですが、徐々に、キャリーの中でも余裕で
ご褒美を堪能してくれるようになってきました。
この段階で、扉を閉めます。
扉を閉めた状態にも慣れてもらいたいので、扉を閉めた状態を
1)5秒続けて、扉を開けてご褒美
2)10秒続けて、扉を開けてご褒美・・・
と、閉めた状態の時間を少しずつ延ばしていくと、モミにも負担がなく慣れていってもらえ
ました。
さて、次回は今回のキャリートレーニングのおさらい&モミとのキャリーでのお出かけの
様子をご紹介させていただきます。
お楽しみに!わちわち♪