視覚優位と聴覚優位という言葉をぼんやり聞いたことがあるくらいの、私の考え事なのですが。私は特にどちらに当てはまると言う感覚はないなぁと思っていましたが、明らかに言語優位なタイプなのだ、と今回認識しました。言語優位なんて言葉ある?と思って調べたら、ちゃんとあったのでびっくり!

これもまた頂いたコメントから認識できたこと、本当に感謝ですオカメインコ私は言葉で説明してもらうのが1番分かりやすい。最近の説明書は外国人対応なのか、ダイバーシティなのか、絵や図で説明のものも多くて戸惑いますもやもや細かい字で書かれた説明書を読むのは平気だけど、シンプルに図解されると分かりづらい。

また何度か書いているように私は楽譜を読むのがすごく苦手。1音ずつの意味は分かる(1音目は0.5拍で次が1拍で、その後1.5拍伸ばして…というように)、でもそれが並んでいるのを見ると混乱。実はつい先日も新しい曲にチャレンジしようとして、分からなさにイラついて諦めたのです。模様にしか見えなくて、そのまま意味を持たずに頭の中を滑り抜けてしまう。私が中高と楽しく吹奏楽部でいられたのは、本当に先輩と友達のおかげでした音符一度誰かに吹いてもらって自分の中で楽譜とリズムが紐付けされれば、その後はなんとかなる。

彼女はたぶん視覚優位。見て理解する、真似するというのが得意。私がボールペン字してたり、YouTube見てヨガしてたりするとよく彼女に言われる。トリコ、よーく見て、それ違うよ、どうして見た通りにしないの?と。ほら、お手本は2本目の線が長いでしょう?先生は腕曲げてないよ、と言われると、あぁ!確かに!と思う私電球

そんな彼女に過去に言われて衝撃的だった言葉No.1は、「そんなに論理的に話されても分からない!私は感情の話をしてるの!」です。え?論理的という言葉が分からないと結びつくことがあるんや、という衝撃。その時も喧嘩してて、トリコが最初から振り返ってみよう!と、あーでこーでその時私はこう思ってて…と状況を整理しようと順を追って話していたら言われたんです。
感情なんて矛盾だらけ、ということ彼女は普通に受け入れてる。私は、どうしてこう思ったのかちゃんと紐解かねば、と考える。

私が今まで散々彼女は優しいと書いていたので(たまに悪口も書くけど)、今回、どこが優しいねん!と思った方もいるかと思います。いや、私も思った凝視なんでこんな酷いことされるのか意味が分からなかった。
やはり、私が必死に彼女に訴えた言葉は、彼女にはとても分かりづらかった、ということなのだと思う。彼女は言葉よりも表情などの目で見た情報から理解するのかもしれない。だから、彼女にヘルプを求める時の正解は、大量の言葉を送りつけることではなく、悲しい顔をすることだったのだと思う(会ってないから無理なんだけど)。

彼女はお出かけした時など、私が自分で気づくより先に、少し疲れたんじゃない?休もう?と言ってくれる。ぼんやり頭が痛いなぁ薬飲むかなぁと迷っている時点で、もしかして頭痛いの?と気づいてくれる。彼女の優しさは、そうやって相手のことを観察するところから来ている。
だから、たぶん私たちは離れているより一緒にいる方が上手くいくのだろうと思う。タイプが違うので一緒にいても喧嘩はするのだけど、離れていると収拾がつかない。なんとなく今はそう理解している。

こうやって自分の中で整理と理解を進めているけど、だからといって、私は今回のことを許す気はない。たとえ後から謝られたとしても、私が助けを求めた時に彼女が助けてくれなかったという事実は私の中でそのまま残り続ける。でもそれがイコールでお別れを意味するわけでもない。

何もかも許さないと仲直りできない訳じゃないと思っているし、ごめんなさい→謝罪の気持ちは分かりました、でも許しません、という状態で関係を続けることは、片方が無理をして何もかも許すよりずっと健全だとも思う。長く一緒にいる中で許せないことくらい、いくつかあっても当然かなと思う。まだあまり纏まらないけど、今のところそんな風に考えている。