今回の記事は別ブログの過去記事に加筆修正を加えたものを再掲載しています。

こんばんは、最近は家で読書(毒書)ばかりしているS子ですにっこり本

私が一番好きなのはミステリ小説ですが、読書のジャンルは特に決めていません。興味がある本を手当たり次第に乱読しています。数冊を平行して読むことも多いんですよニコニコ💦

私はレシピ本や写真集、紙媒体でしか出版されていない古書(絶版本)以外は、基本的にAmazonの電子書籍(Kindle)で購入しています。

電子書籍は購入して即ダウンロードして読めるところが魅力的ですが、紙の本と違って貸し借りや転売することが不可能で、目が疲れるところが欠点ですね💧

ちなみに私はKindle Unlimitedに加入しています。Kindle Unlimitedは月額980円で12万冊以上の本が読み放題になるというサービスです。新書や最新刊は対象外ですが、本好きな方には魅力的なサービスだと思います。漫画1冊600円として、2冊読めば元が取れる計算になります。

私の読書量は大体月20冊くらい、漫画や雑誌、実用書等も含めると150冊くらいになりますかしら...ニコニコ学生時代は本の虫と呼ばれていたのよ♥️

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言期間中やまん延防止当措置期間中は図書館に行くのも億劫になり、主にKindle Unlimitedで本や漫画・雑誌を読んでいます。

ところで、私が最も苦手とする文章、それは読書感想文です。夏休みの宿題では一番嫌で、いつもギリギリまで後回しにしていました💦

読書感想文の何が難しいかといいますと、一歩間違えると単なるあらすじになってしまうところでしょうか。課題図書(推薦図書)の中から書かなければならないというのも嫌でしたね。

学校が推薦する本って文学的には優れていても、読んでいてつまらないもの(興味がもてないもの)が多いんですよね。エッチで刺激的だったり、よくわからないような少し毒がある作品のほうが読んでいて面白いじゃないですか(笑)

息子の夏休みの読書感想文を書かせるのに苦労していたところ、コレを入手しました。
読書感想文の書き方(テンプレート)①
読書感想文の書き方(テンプレート)②
このテンプレートを使えば、誰でも簡単に読書感想文が書けてしまう優れものです。私が子どもの頃には、こういったモノはありませんでした。いい時代になりましたね。息子もこのテンプレートを使って30分間くらいで原稿用紙2枚分を埋めました。内容はともかく、宿題は提出できたのでヨシとしましょう(笑)

前置きが長くなってスミマセン💦
ここからは読んだ本の紹介となります。
それをと間違えるから
専業主婦である袴田伽耶は、結婚してから15年間、夫の袴田匡と共に平穏な生活を送っていた。しかし、伽耶は長年のセックスレスに悩み、大学時代の恋人である星野誠一郎と不倫していた。ある朝、ふと伽耶は匡に「あなた、恋人がいるでしょう」と訊ね、「君もいるだろう、恋人」と返される。実は、夫婦にはお互い恋人が存在しており、夫婦関係のストレスや、満たされない気持ちで疲れた心を不倫相手との逢瀬で癒していた。とあるきっかけで伽耶と匡はお互いの恋人を紹介することになり、伽耶の提案で、夫妻と誠一郎、匡の不倫相手である逢坂朱音の4人でキャンプに行くことになる。その日を境にして全員の心に変化が訪れ、カップルの関係性も変わっていく。

この本はあるブロ友さんが記事になさっていたのを読んで興味を持ち、私も電子書籍を購入して読んでみました。

内容は上記のとおりです。夫・妻・夫の愛人・妻の愛人、4人の視点で物語は進んでいきます。

シチュエーション(食事や店、登場人物の服装等)は細かく書き込まれていますので、情景はなんとなく思い浮かぶのですが、登場人物の心情や苦悩がほとんど描かれていない為、感情移入することが出来ませんでした。登場人物全員(脇役も含めて)、誰一人として魅力的ではないというのが、ある意味リアルです。

ブロ友さんがこの本を読んで三文小説と仰っていましたが、私も同感です真顔

小説としてはイマイチですが、話の流れやセリフ回しのテンポが良いので舞台やドラマ化したら面白いかもしれないな、と思っていたら、既にドラマ化されていたようです。

もしかしたらこの作品は、最初から映像化を意識して書かれたのかもしれませんねにっこり

配偶者と自分の浮気相手が会ったり仲良くするというのは複雑な気持ちになるというか、興醒めしてしまいそうです。浮気や不倫は日常生活からの逃避(癒し)であり、一種の幻想みたいなものです。日常生活のパートナーである夫や妻が浮気相手と会うというのは、幻想から一気に現実に引き戻されるようなものなのではないでしょうか❓️

私ならス~っと熱が冷めてしまうと思います真顔

登場人物の一人である妻が「皆でキャンプに行きましょう」と夫の愛人と自分の愛人を誘ったのは、上記のような意図があったのかもしれませんし、自分にも浮気相手がいるということを夫に見せつけたかったのかもしれませんが、お互いに浮気相手とは別れて夫婦を続けることになったわけで、結果的には良かったのでしょうね。離婚して浮気相手と再婚したところで上手くいかないのはわかりきっていたのですから。

最後に「セックスって大事だったんだ」というブロ友さんに対して、私なりの考えを書いてみようと思います。

セックスは食事と同じくらい大事なことです。

人間の三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)の一つですから、決して疎かにしてはいけません。

結婚したら男女の区別なく平等に、お互いに"相手が望んでいること"に最大限応える義務があると思います。

その義務すら果たさない怠慢で怠惰な人間は、相手から愛想を尽かされても文句を言う権利はないのではないでしょうか凝視義務と権利はイコールなのよ

例えば、夫の求めに応じない妻や、妻をほったらかして余所の女性に現(うつつ)を抜かす夫は、配偶者から浮気や不倫をされたり、離婚を切り出されても(三行半を突き付けられたりしても)文句を言う資格はないと私は考えます。

セックスを拒否することは、相手の存在を否定することに等しい。

もちろん、体調や体力的なもの、色々な事情もありますから一概には言えませんが、お互いに意地を張らずに素直な気持ちでよく話し合い、落としどころをみつけるのがいいかと思います。

読書感想文(❓️)はやはり難しいですね💦
もう少しうまく書けるといいのですが(笑)

それでは、今夜は疲れたのでこのへんで魂が抜ける
おやすみなさいふとん1ふとん2ふとん3