ホテルから九寨溝の入り口は近かったので、遅めの出発。



入り口には人がたくさんいて、この日は2万7千人が来たとか。

朝に森林を歩くのは、涼しかった!黄龍より低い(2000mくらい)から、酸素ボンベもいらないし!

といっても、ずっと歩いているわけではなく、九寨溝専用のシャトルバスがあります。

運転手さんは、チベット民族らしいですが、スキル高い……?いや、危なっかしい……?

まあ、大丈夫です。

しかし、このように混雑している時期は……一般の、普通の日本人は、数少ないチャーター便を利用するそうで、バスに必ず一人いるガイドのお姉さんがビックリしていました。

「日本人って混んでるときチャーター便使うのに、なんで使わないの?」(byツアーのガイドさんの通訳)

ごもっともです。

確かに、バスにぎゅうぎゅう詰め。……でも、東京の満員電車に比べればなんでもないし、

停留所で待っていても、次から次へとバスが来て、基本は全員座れます。

行ったのは、長海、五彩池(黄龍のものとは別)、五花海、箭竹海、鏡海、珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ)を見ました。

やっぱり、綺麗! 青く透き通って、魚もいました。

なんといっても五花海。さすが、九寨溝一絶景!


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


が、

五花海に着いて、しばらくすると大雨!!!黄龍の時とは比較にならない土砂降り!

しばらくしたら、止みましたが。

しかし、この大雨のせいで、無風状態で、鏡海にははっきりと山が映っていました^^


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


ホテルに戻って、夕ご飯もやっぱり四川料理だったわけですが、ガイドさんがポケットマネーからスイカとヤクの干し肉を出してくれて!おいしかった!

漢方の観点からみると、果物は食事の前に食べた方が良く、後だと体に悪いのだそう。

ヤクの肉は脂肪がなく、ヤクは冬虫夏草をエサに食べてるため栄養価が高く、成都では最高級の肉でとても高いのだとか。

余談ですが、いくつか面白話を。。。

・案内版に書いてある日本語が変! 
もはや、爆笑ものなのもあった。(わかりやすい例→「五彩池」は「カラー池」)
てか、わからないので、英語読んだww 英語と書いてあること違くね?www

・鏡音レン(もしかしたらリン)の恰好をした女の子が!!
さすがに、目を疑ったww カツラはしてなかったけど。


そして、最高地点(4260m)を通過し(バスに乗ってるだけなのに酸素ボンベ吸うレベル)

黄龍の山麓に到着!


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


昼ごはんを食べ(四川料理)、いざ黄龍へ!

ロープウェイで上までいって、2時間半くらいかけて、8キロの道を下る♪

はずだった。

中国も観光シーズンで、ロープウェイが2時間半待ち。

ツアーの中で多数決をとった結果、「登山」(私も「登山」派。炎天下で突っ立って、暇なら、登った方がマシ)

しかし、この登山、半端じゃなかったwww

登った高さとしては500mくらいではあるのですが、バスで行った黄龍山麓も3000mを超えているため、酸素ボンベ片手に吸いながら登山。(2本もらったけど、結局1本目も使い終わらなかった)

全長8キロ。(往復だと単純計算16キロ)



日本でよくある石や木の幹を利用した階段ではなく、上まで全て木でできた階段で、登りやすくはあったのかもしれないけれども……

上まで3時間、つらかった!(でも達成感)

一番上には五彩湖という湖があるんですが、もうすこしで辿り着くと言うところで雨が降り出すorz


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


綺麗だったけどね!うん。

湖のところで記念撮影をやってたけど、一回30元のようでした。

下山も1時間半以上かかりました。

高山病にならなかっただけ、ましか。

ホテルは【千鶴国際大酒店】((温家宝だったか誰だったかのホテルだそうで。


うちらんまわりんしゅう。


4つ星らしいけど、、、ほんとに?

格安旅行だからか、中国の四つ星だからかは知りませんが、汚い……

アメニティは有料(10元)。蚊は飛んでる。トイレットペーパーも置いてあるのは1個だけ。



今回旅程の中で、最も悲惨な食事は、この日の朝食でした。

分かりやすく端的に言えば、

まずい。

写真を撮る気にもなれなかったわけですが、食事は、「これを超えるものならば……」と思えるようになりました。

バイキングなんですが、、、決して偏食家ではない私に.も、食べられるものが饅頭ぐらい……

まあ、それはさておき、4時間半をかけ黄龍へ。


うちらんまわりんしゅう。


途中、山の中腹(2200m)で休憩をとったとき、ヤクに乗りました。


うちらんまわりんしゅう。


10元だというので……ついww

もふもふしててあったかかった♪

トイレも1元とられました。ま、そんなもんだよね。

このあたりは、チャン族が住んでいて、家の屋根には角のようなものがついています。

神話では先祖は羊なのだとか。

もともと、北西の草原で遊牧民だったのが、大昔に南西に移り住んで山の中で暮らしているそうです。

その後、チベット民族が住んでいるあたりで、日本人相手ツアーでお決まりの、宝石店。(店員が日本語で案内とかいかにも……)

天珠というチベット族の宝物を売っていて、他のお客さんの話では定番のお土産だとか。

まあ、2万も中国元に替えておいて何も使わないのもあれなんで、ストラップを購入(80元)

いいんだ……偽物でも。思い出よ。思い出。

模様に祈願の内容に違いがあって、学業のと迷ったんですが、美容と健康のにしました!(確実に自分で努力しない方だからw)

宝石店の外にあるお店でブレスレットを買いました♪

最初、おばちゃん2000円っていうんだものww

えー? やめとくわ。の交渉で、70元にディスカウントしてもらいました。

でもやっぱり、甘かったかな、、、もっと粘るべきだったかも……



こちらもまた、世界遺産。

うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


成都からは割と近め(といっても2時間くらいはかかったかも)

青城山は、道教に関係する山で、2つあるそうなんですが、登ったのは、前山の方です。


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


登ったと言ってもほんのちょっとです。ほとんどバスで行きました。

都江堰(とこうえん)は古代の水利施設で、今も利用されています。


うちらんまわりんしゅう。


川の水量によって、内江・外江に流れる水量を捌く機能があり、洪水が減ったとか。

中国では、水を良く治める人がいい政治家だそうで、水の意味を子供の名前に持たせるのが縁起担ぎになっているようです。

世界遺産的に重要なのは中洲。

この中洲には、吊り橋で渡れます。


うちらんまわりんしゅう。


で、この吊り橋、

超怖いwwwwww

平気な顔してるひとなんなのww

「ない! これはない! 無理無理」

とか、叫んでた日本人は私です……

絶叫系の乗り物大好きなんですが、無理でした。

揺れる揺れる! 

高さはあまりないものの、落ちたら終わりと考えるともう……(下は川)

川からは木の化石がとれ、販売してました。

青城山・都江堰の見学が終わると、黄龍へ


うちらんまわりんしゅう。


3時間程で到着するはずが……

山崩れで道路が閉鎖されていたらしく、6時間かかりました……

そうです。中国クオリティを感じるのは、これだけではなかったのです。

序章だったのです。

8月12日

朝は5時起きで、6時半から朝食バイキングだった。
中華料理が多く、パンも牛乳もあった。”普通”のバイキングだった!(重要)
残念ながら、写真は撮らなかったけれど、

全日程の朝食の中で、最もまともな朝食だった!

7時半にホテルを出て、パンダを見に出発!!パンダ

バスに乗っていて思ったけど、昔より自転車すごく減ってない?
土地柄?

【成都大熊猫繁育研究基地】
に行きました!


うちらんまわりんしゅう。


ちなみに、ここにはほとんど居なかった……
もっとコロコロしたパンダが見たかった……
時間的にキツイのは分かるけど。。。ちょっと、ね……
和歌山にでも行くべきか……

見たのは少年パンダ
丁度、朝ご飯中でした。



うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


その後、レッサーパンダのところへ。
レッサーパンダも朝ご飯中。エサは、パンダと一緒だとか。


うちらんまわりんしゅう。


うちらんまわりんしゅう。


レッサーパンダの敵は、一番はヤマネコ。すごく大きいのだとか。
他に、チベットオオカミとか。

中国では、保護動物に等級があり、1級の動物を捕獲すると、死刑なんだと!(パンダとかキンシコウとか)

中国人ガイドさんは、「パンダちゃんは中国の宝!」と、しきりに言ってました。

せっかく、本場に来たんだから! と、
パンダ人形を購入(50元)
かわいいわ(´∀`*)

で、一つ思ったんですが、
入口にあるパンダのイラストの看板、あれって「ぱんだこぱんだ」とかいう、宮崎駿のアレじゃないですか?
(私、見たことないんですけど)
あと、流れてたBGM、あれ、「となりのトトロ」じゃないですか?(オルゴールぽい音だった)
ビックリです。

その後、宝石店へ。

日本人観光客相手だもの。そういうもんだろうけど、そんなとこ行くくらいならパンダ見たかった!!!。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン

私、こういう、ねずみ講というか、マルチというか、「この水晶がどれだけ価値があるもので、ここにしかないんです!」みたいなセールストークされるの、嫌いなんですよね。

多分、このツアーに参加してる人、そんな宝石よりも、民芸品店連れてってくれた方が、喜ぶよ。

と思いながらも、宝石を見る。きれいではあるんで。

宝石店から出ると、「千円!」の人がいた。ご夫婦かな?
私の言う、「千円!」の人とは、「何個で千円!」と言いながら、バスに乗ろうとしたり、停車しているバスの中にいると寄ってくる物売りの人のこと。

小学生の時、中国(北京・上海・蘇州)に行った時は、停車するとどこででも何十人もの人が寄ってきて、口々に「千円!」と叫んだり、器をこちらに向けたりしていた。主に女性で、赤ん坊をおぶさっていたり、中には足がなかったりする人がいて、子供心にすごい衝撃だったのは言うまでもない。

しかし、今回は、後にも先にも物売りが来たのはこのときだけだった。(成都におじいさんが笛を吹き、おばあさんがうつむきながら器を持っているという光景なら見たが……)
中国が発展したということか、土地柄なのか、定かではない。
九寨溝も黄龍も、年間5万人は日本人が来る、秘境といえども観光名所なのに……