手遅れになってはいけないので、すぐに掛かりつけの眼科へ向かった。

 

眼科は到着し、受付で事情を説明する。

すぐに呼ばれ、一通りの検査を受けて瞳孔を開く目薬を差す。

そして20分後、診察室へ通された。

 

眼底検査を受けて先生のお話を聞く。

『網膜は大丈夫です。穴は開いてないですね。』

良かった照れ一安心だ。

今回は硝子体が網膜から離れたことで光が見えたり、飛蚊症が起こったりしたのではないか・・とのことだった。

これは誰にでも年齢を重ねると起こることなのだが私の場合、強い近視のために網膜が人よりも薄く破れやすい。

前の網膜剥離はこうやって起こったのだそうだ。

『2週間後もう一度検査を受けにいらして下さい。』

『分かりました。ありがとうございました。』

とりあえず何もなくて良かった。

 

そして2週間後、再び眼科に行って眼底検査を受けた。

『あー、裂孔がありますねー。』

『えっ!?』

2週間前は何ともなかったのに?

『2か所穴が開いています。今からレーザー治療をしますか?』

『明日は土曜日なので、剥離が起こっても手術は出来ません。レーザーをしておく方が良いと思います。』

選択の余地はなかった。

『ではお願いします。』

『ただ・・・レーザーを当てても網膜の内側に水が入り込んでしまっている場合、効果はありません。見た目では分からないのでレーザーを当ててみるしかないのですが・・・』

『レーザーの効果が無かったらどうなるのですか?』

『週明けに紹介状をもってR病院に行ってもらうことになります。』

『右目と同じ硝子体手術ってことですか?』

『そうです。』

嫌だ!!また仕事を1ヵ月休むなんて!!

レーザーが効くように祈るしかなかった。

 

痛み止めの目薬を普通の倍くらい差してもらって、治療用の椅子に座る。

少しでも動くと危険なため、バンドで頭を機械にきつく固定された。

『では始めます。絶対に動かないで下さい。』

痛みへの恐怖で全身に力が入る。

ピッピッピ・・・とレーザーが照射される。

『あーレーザーが効いてますね!』

良かった!!とりあえずすぐの手術はしなくて済みそうだ。

たまに飛び上がるほどの痛みが来るが、何とか耐えた。

『終わりました。お疲れ様でした。』

『はぁ~ありがとうございました。』

『また2週間したら見せてくださいね。』

 

もう両目ともボロボロだな・・・

眼科はずっと通わないといけないなぁ・・

 

『〇〇さんお会計が31000円です。』

『高っっ!!!』