概要
来院される1ヶ月前より、突然、吐き気を伴う頭痛が発生。
治ったかと思うと数日間続くため、普通ではないと思い病院を訪れる。
結果、頭痛と言われ痛み止めを出されるも飲んでいても一向に痛みが治らない。
当院に通院中の義母の紹介で横浜より泊まりがけで来院する。
検査
普段、仕事で乗馬をしているため身体は自然と動いているためか筋肉の状態などはいい。
ただし、首の骨の硬さや歪みだけがとても際立っている。
左肩の可動域が悪い。
左手の人差し指を過去に彫刻刀で怪我した経験があり、広範囲に縫った経験あり。
施術
指の調整を簡易に行うと首の硬さがとれ、可動域の改善がみられたため人差し指の怪我が原因の頭痛と判断。
人差し指の筋膜をゆっくりと調整。
数分後にリリースを感じたため、再度肩と首の可動域を検査すると改善が見られる。
2回目
遠方のため、AMの施術に加えてPMの施術を行う。
指の変化がしっかりと出ていたため、頸部の調整のみを行いこの日は終了。
翌日
3回目
「今まで感じたことがないくらいに首が軽い」という感想をもらう。
確認すると頸部の硬さがしっかり緩んでいる。
前日同様に指の調整を行い、PMに再度施術。
4回目
頸部・指共にしっかりと変化が出ているため、ストレスホルモンによる皮膚や怪我の反応を抑える目的で自律神経の調整を行う。
二日間の施術はここで終了。
1ヶ月後
5~8回
再び横浜より来院。
4回の施術予約があるも、すでに頭痛が取れているし、再発も見られない。
日々の疲労などもあったため、頭痛に限らず全身の調整を行う。
さらに1ヶ月後
再発見られず。
頭痛も全く起こらないため、この回で施術終了とする。
解説
古傷が頭痛を引き起こす原因。
縫い合わせた筋膜や組織、皮膚が短縮し、頭や首に引っ張るテンションをかけてしまうから。
頭痛の原因頭自体にないことがほとんどです。
主たる原因は頚椎の歪みにあります。
では、首の骨を整えればよくなっていくのか?
と言われれば、実はそうではありません。
この首の骨が歪む原因がどこにあるのか?
それをみつけだすことが重要です。
今回のケースで言えば、手の手術跡にありました。
手術を行うと、皮膚や組織を縫い付けるという行為で治癒を計ります。
この時、組織には牽引力がかかるのでどうしても体にテンションがかかってしまう。
このテンションが体の弱い部分に影響し、痛みを引き起こしてしまうのです。
今回のケースで言えば、首を歪め、頭痛を引き起こしたことになります。