「でた、公演準備前になると、ゲームをしたり作ったりしたがる癖」
と、みずゑさんに言われました。
そうかもしれません。
夜中のコンビニにモノポリーを買いに行ったり、双六を作ると言い出したり、ゲームボーイアドバイスを奥から出してきたりするのは、
たいてい、そんな時期だったかもしれません。
「三つ目のはなし」という公演では、
ほとんどそのノリを維持するような形で、
出演者がサイコロを使ったゲームをずっと続けている、という状況設定にしていました。
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三人で暮らしはじめてから、まだ一度しか使っていない将棋盤に、ゆうべは目が留まりました。
橙さんは眠ってしまったので、
みずゑさんを半ば無理矢理誘います。
これならばできるだろうと、はさみ将棋。
意外と長期戦になり、羽生名人と森内名人の苦しそうな対局を物まねしたりしてやり過ごしました。