会社であるプロジェクトを推進する場合、当社では小集団に別れて推進することがあります。期限を決めてある特定の目標に向かう場合それなりの目標設定をする場合がありますが、そんな時もグループ分けで進める時があります。


当社のような小さな会社の場合、会社全体として取り組んだ方が結果が出るという指摘もありますが、当社ではあえてグループ分けに。その理由は全体で行うと「当事者意識」が薄くなってしまうからです。


どんなに優秀な集まりでもプロジェクトに向かう温度差が発生します。特に営業と現場という立場の違った社員の集まりの場合、ついつい他人ごとのように捉えて振舞ってしまいがちです。


小集団にすればそうした温度差を極力少なくすることができますし、自然にそうなってしまうのではないでしょうか。小さな集団ですので得られる成果は小さいかもしれません。しかし会社全体のまとまりを作ることはできるのではないかと。


加えて集団を対抗でさせることで競争意識を作ることが出来れば、より真剣さも出るのではと思っています。大きな会社のような特命チームを作れない当社のような企業規模では全員が特命という環境におけばいいのです。


当社の場合は4人から5人という小さな集まりとなりますが、それでも結果を出すために全グループが目標設定をして動いています。その理由は途中経過の公表といつまでにじっという期限を明確にするからです。


当社の「全員参加」の仕組みづくりは途中経過の情報交換と適正な集団規模がまず大切な環境づくりだと思っています。