こんばんは。鍋ウィーク突入のムギマキ#です。

ツルだったら嬉しいのですが。。。w

今回は前回の続きです。前回は湖上の探鳥について書きましたが湖岸探鳥は湖だけではありません。湖岸の雑木林や、砂浜も観察のポイントの一つとなっています。

例えば湖岸林にも様々な種類がありますが、よく防風林として使われるマツの木だけでも様々な鳥が見られます。マツ林の代表的な鳥としては高いチーという声が目印のセキレイの仲間、ビンズイ。また、マツの枝と枝の間をカラ類の混群が通過することもあります。さらに注意してみているとその中に日本最小級の鳥のキクイタダキも見られるかもしれません。またマツ林でもその中に広葉樹やヨシ原が混じっていれば普段は山で見る鳥のキツツキ類やベニマシコやカシラダカといった小鳥も見られるかもしれません。また湖岸の地面にも注目です。砂浜ならセキレイ類はもちろんハマシギなどのシギの仲間が見られたり、普段湖上で見られるカモ類が休んでいたり採餌をしていることも。コンクリートや岩場の湖岸ならイソシギやイソヒヨドリといった鳥も見られたりします。ただ単に湖岸といっても様々な探鳥ポイントがあり今回だけでもすべてを書く事は難しいかもしれませんが湖岸の探鳥の助けになればなによりです。

では恒例のおまけをちょっぴり紹介します。



ビンズイ Anthus hodgsoni 長浜市 12月

マツ林の中の他、地面でも見られます。



キクイタダキ Regulus regulus 長浜市 3月

鳥類界のアイドルを探せ!



アカゲラ Dendrocopos major 長浜市 2月

冬の間は湖岸でもわりと普通に見られるようになります。



マヒワ Carduelis spinus 長浜市 10月

湖岸の植物の種子を求めて山から降りてきました。



ウミアイサ Mergus serrator 長浜市 2月

人気がない場所なら上陸していることも。



ヒドリガモ Anas Penelope 長浜市 3月

このカモは陸でもよくエサをとります。