猫を飼っています。


突然の告白、大変失礼いたしました。


私、今は実家に住んでいるのですが、2019年に猫ちゃんを2匹お迎えしています。


その前に、21年間生きた先代猫ちゃんがいました。

その猫ちゃんの話を中心に今回は書いてみようと思います。



この猫ちゃん、私の姉が生まれるより前に家に来て、両親にとっての本当の第一子はその猫ちゃんでした。


私は小学生時代、その猫ちゃんが怖くて、家の近くを彷徨っていた野良猫の方を可愛がっていました。

生まれた時からずっと一緒なのに、一体なにが怖かったのかわかりません。

あるとき、可愛がっていた野良猫がぱったり姿を見せなくなり、その寂しさから先代猫ちゃんを可愛がるようになりました。

仲良くしてみようと思って近づいてみると、先代猫ちゃんは全く怖いことなんてなく、私を受け入れてくれました。さすが姉さん、と今となっては思います。


先代猫ちゃん、と打つのがめんどくさくなったので、ここからは「Mちゃん」と呼ばせてもらいます。


Mちゃんですが、子供の体温が好きだったみたいで、私含め姉、弟全員の赤ちゃん時代の写真を見ると、大抵Mちゃんがくっついています。

そして、発熱した子供も好きなようで、インフルにでもなろうものなら、顔の上に容赦なく乗ってくるんですよね。

最近、母親とそんな話をすると「苦しそうだから、楽にしてあげようとしてたんじゃない?」と言われました。その時は私も笑ってましたが、普通に怖いのでやめてもらっていいですかね。


そんなMちゃん、私が高一のとき21歳で亡くなってしまいました。

その前から心臓発作のようなものを起こすことが多くなっていて、病院へ言っても歳だからね、と言われるばかりでした。家族もそれで納得するしかないと思い、発作を起こしている間は静かに体を撫でてあげることしかできませんでした。

ちなみに、晩年のMちゃんと夜一緒に寝ていたのは私で、亡くなるすぐ前までずっと寝ていました。

ただ、亡くなる日の夜、期末テストの直前で別室で勉強して、そのまま寝てしまいました。そして、朝母親が部屋に入ってきて、Mちゃんが亡くなったことを教えてくれました。

最後は、吐いたりしてしまってお布団の中で看取ることはできなかったようですが、亡くなってすぐ、両親から「頑張ったね」と言ってもらったようです。


亡くなった翌朝にすぐ家の敷地内に埋葬することにしましたが、母はずっとMちゃんを抱っこしていました。

その後ろ姿が、本当に人間の赤ちゃんを抱っこしているようで、今でもその姿を思い出すとじんわりと目が熱くなります。

結婚してすぐに迎えて、目も開かないうちからお世話してきた娘を看取るのは、やっぱり誰よりも辛かっただろうなと思います。


父親は、Mちゃんを埋める穴を掘っているずっと泣いていました。声を漏らして泣いていました。


近所の人が見たらギョッとするら光景だったかもしれないですね。


Mちゃんがなくなってからの家族は所謂ペットロスになっていました。

父親は、別れが辛いからもう猫は飼わないとさえ言っていました。


それでも、人間はやっぱりおんなじことを繰り返してしまいます。


父親は、一年後には子猫が生まれたら教えてくれ、と知り合いに頼んでいました。

そして、現在お家にいる2匹がやってきた、という訳です。

2匹とも三毛猫ですが、色が濃い子と薄い子で、アシメで可愛いです。

色の濃い子は、Mちゃんを彷彿とさせる風貌で、余計家族は我慢できなかったんでしょう。もちろん、私もです。


今おうちにいるこの2匹も、もう6歳。

いつかはかならずお別れしなければいけないことはわかっています。


きっと、その時はまた号泣して、しばらく思い出しても泣き、を繰り返すと思います。


それでも、Mちゃんのことを経験してわかりましたが、やっぱりずっと家族みんなの心に残り続けて、ふとした瞬間にそこにいた痕跡を見つけたりもできるんです。


いつかは自分も死んで、みんなと同じところに行ける、そう思えば、お別れも少し怖くなくなるかもしれません。



またまた何を言いたいのかわからなくなりましたが、

今回はここまでにします。


おやすみなさい。