東海大相模、４５年ぶり優勝＝仙台育英の悲願ならず－全国高校野球
今年の夏の甲子園は高校野球１００年目。
いつもはテレビ観戦が精一杯でしたが、思い切って甲子園に決勝を
見に行くことにしました。
しかし前日夜から天気は悪化。当日も甲子園方面は朝から雨。
思えば、昨年も甲子園の開会式を見るチャンスがありましたが、
台風接近のために中止。
更には０３年のＴＧ戦もチケットが取れて喜んでいたのですが、
当日の試合は雨天ノーゲーム。
今日も雨で・・なんてことになったらトラウマになるところでした。
午後０時を過ぎ、甲子園に到着。
天気は曇り空で、少しポツリと来ましたが試合は無事に行われました。
試合は東海大相模が初回にいきなり２点を先制すると、
３回にも２点追加して４－０。
昨日の準決勝の展開が少しよぎりましたが、仙台育英も
さすが決勝に勝ち進んだだけはありましたね。
４点差にされた３回に３点を返すと、２点を失って３点差と突き放されても
６回に再びの猛攻で、２アウト満塁。
打席に立った佐藤将選手は小笠原投手に必死にファウルで粘ると
その粘りに呼応するかのように、スタンドの観衆は一人また一人と
タオルを振り回しての応援に加わります。
1球ごとにファンは増え、スタンドは仙台育英に試合されつつある。
そのさまはあたかもかつての佐賀北を思わされました。
そんな声援に後押しされたのか佐藤将選手は走者一掃の
同点タイムリー。
このまま逆転か？と思われましたが、
小笠原投手がここはなんとか踏ん張り、
その後は仙台育英・佐藤世那投手との投げ合いに。
二人のピッチングもですが、両チームの守備も
素晴らしかったですね。
9回表、もしかしたら延長かも・・、と思わされましたが、
先頭打者の小笠原投手が初球をいきなりのホームラン。
この1本が決勝点となり、東海大相模が優勝しましたが、
小笠原投手、本当に素晴らしい活躍でしたね。
あの仙台育英の勢いにも耐え抜き、さらに
決勝のホームランまで。
優勝は小笠原投手一人だけの力ではないでしょうが、
今日の活躍はまさに「大エース」級だったと思います。
王さんの始球式で始まり、早実・清宮選手フィーバーが
起きるなど、「高校野球100年」にふさわしい盛り上がりを
見せた今年の夏の甲子園。
その頂点を決める決勝戦をリアルタイムで、
しかも甲子園で観戦することができて、高校野球ファンとしては
最高の一日でした。
東海大相模、仙台育英の両チームを始め
みんなに感謝です。
ありがとうございました。