東京都交響楽団第727回定期演奏会
★ショスタコーヴィチ・プログラム★
・ヴァイオリン協奏曲第1番
・交響曲第12番

ヴァイオリン:ジュリアン・ラクリン
指揮:エリアフ・インバル
管弦楽:東京都交響楽団
(2011年12月20日東京、サントリーホール)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

私の演奏会、今年のオオトリを務めるのは

先週に引き続き同じコンビによる、
ショスタコーヴィチ・プログラム。

今日は場所をサントリーホールに移り
そこそこ演奏会では取り上げられる協奏曲と
あまり聴けない交響曲、
先週の逆パターンですね。

まずは、コンチェルト。
ラクリス大熱演です。

第一楽章は、なんか音程もおかしいし、
そもそも私も苦手な楽章。
眠たくなりましたが、
やはり、第二楽章から、凄い凄い。
眠気もぶっ飛び、
最大の見せ場のカデンツァは手に汗握る大熱演。
いやいや、上手いじゃないですか。
ブラボーです。

そして、メインのシンフォニー。
今度はインバル=都響が今日もやってくれました。
弦楽器の素晴らしいサウンドはこのコンビならではですし、
管楽器もパワー感やダイナミクスレンジに限界は感じるものの、
インバルの解りやすい指揮のもと、
理路整然と鳴らしてくれました。
これまた、ブラボーです。

で、都響、インバルしか聴いていませんが、
その真面目な姿、気に入りました。
こういう姿勢、すきですね~!
来年は会員になり、他の指揮者も聴いてみます。

さて、今年の演奏会、私は全て消化しました。
公演が中止になったもの、転勤により参加が物理的に不可能となったものを除けば、
大台風の日も、雪の日も、また、大地震の後も、
風邪を引かず元気に約20回の演奏会に足を運ぶことが出来たこと。

様々な要素に感謝しつつ、
次回は今年の演奏会を振り返りたいとおもいます。