トラちゃんと仲良くなって、猫って色んなことするんだなあと思うことがあります。


その一つを紹介しますね。


トラちゃんを抱っこしているとき、もう降ろして、って素振りを見せたらすぐ下ろすようにしてるんですけれど。

ちょっとしたイタズラ心というか、知らんぷりしてもう少し抱き続けることがあります。そうすると。


パシパシぱっしん!!

と、猫パンチを頭にお見舞いされたことがあります(勿論、私が悪い)。けっこう痛いんだなぁとしみじみ思いました。

この時は耳朶に爪が引っかかって、ポタポタ肩に流血しました。

この傷は治りが遅くて、その昔、会社勤めをしていたときに、「創傷治癒の作用があるから」と実験中の薬をなかなか治癒しないピアス穴に塗っていた先輩のことを思い出したりしました。塗って大丈夫ですかと訊いたら、我が社の毒性部門の厳しさを舐めるなよ、って。ある意味信頼が凄いと感心したものです。

どうやら私も耳の傷の治りが遅いみたいなので、ピアスはこれからもできそうにないな、と思いました。


他には、

両手で私の頭を掴み、ガブっと噛む素振りをしたりとか。


いちばん面白かったのは、抱っこから下ろすと、


もうっ!!!


とばかりに、お手手で私の足を、どん!ってどついてきたときでした。

猫ってこんなことするの?って。


嫌われたら大変なので、ほどほどにしないとですが。

抱っこする前は嫌だよな素振りでも、抱き上げてしまうとゴロゴロ言ったり、

もう降ろして、って身動きしてても、よいしょと抱き直すとぴっとりくっついてくれたりするんだよ。


なのでつい、しつこくしてしまう。


母によく怒られています。