2013年には柴犬のかぼすちゃんを何気なく撮った「流し眼の写真」が"Doge"という名前で世界中を駆け巡ったことはTVなどでも紹介され、ご存じの方も多いと思います。
あと、女子高生の間で大人気の”I can't forget you"も、賛否両論ですが、何だか笑えます。
インターネットミームの"meme"が手持ちの英和辞書で出てこないと思ったら、この言葉は造語なのですってね。
名詞
meme (複数形memes)
Any unit of cultural information, such as a practice or idea, that is transmitted verbally or by repeated action from one mind to another in a comparable way to the transmission of genes.
語源
Coined by Richard Dawkins in his book "The selfish Gene(1976)".
Shortened (after gene)from mimeme, from Ancinent Greek.
出典『Wiktionary』
動物行動学者、進化生物学者であるリチャード・ドーキンスが、1976年にThe Selfish Gene(邦題『利己的な遺伝子』)という本の中で作ったものなのだとか。
もともと”mim”は「模倣」を意味し、-emeは「…素」を意味する名詞を作る接尾辞であることから、ギリシャ語の語根 からmimemeという語を作った。
さらに、遺伝子 (gene) のような一音節の単語にしたかったので、縮めてmeme「ミーム」 という語ができたようです。
フランス語のmême (同じ)やmemoryという単語も意識したのだとか。
ドーキンスは、ミームを脳から脳へと伝わる文化の単位として考えており、かぼすちゃんのような画像だったり、メロディだったり、ファッションやキャッチフレーズなどがあるとしています。
meme(ミーム)という英語とフランス語のmême(メーム)は関係があるのだろうか?と気になって調べてみました。
結局ギリシャ語に繋がっているっぽいということで何となく納得したのでした。(^^;