dessus と dessous

dessus(上に)
 と dessous(下に)って間違えそうになりませんか?
ドゥッシュとドゥスーだから全然違うし間違わないよっていう人もいるでしょう。
でも私はしばしば混乱してしまいます。

さて、虎と小鳥に今回出てきたdessusは、
地名の "Aspremont" を指すことばとして出ています。

辞書をひくと、<sur+代名詞>の代わりとしてdessusを使う用法が載っていました。
ここではdessus→sur Aspremont ということになります。

D’ailleurs ce petit village me fait penser pas mal à… à Aspremont, on avait fait un épisode dessus.
それにこの小さな村を見ていると、本当にアスプルモンを思い出します。そのエピソードもあったわよね。



  音声  ナチュラルスピードについて行けるようになれるといいな。

ティファニー先生のお手本   (ゆっくり)

カミーユのナチュラルスピード (これが普通(*_*))



 

品詞は「副詞」なのですね。
でもネットで調べてみるとdessus dessousもともとは前置詞だったのが今日では副詞として一般に使われる頻度が高くなってきたとのことです。
au-dessus/au-dessous,
là-dessus/là-dessous
par-dessus/par-dessous
 などの副詞句で頻繁に使われます。




 例文

 The suitcase is on the table. 
There's the table - put the suitcase
on it.


これをdessusを使ってフランス語にすると、

La valise est sur la table.
Voici la table - mettez la valise dessus.


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