亀ちゃんの「使える」フランス語 1



こんにちはnobaraです。

亀ちゃんが来てそろそろ一週間。
早いものです。

亀ちゃんは日本のお風呂にもすっかり慣れたのですが、
お風呂から上がった時に黙って出てくるのがちょっと気になりました。

複数の人間がお湯につかるのに慣れていない亀ちゃんが気持ち良く入れるように、
夫はいつも先に入りなさいと亀ちゃんに声をかけているので、
せめて上がった時には夫に何か言ってほしいと思いました。

亀ちゃん、日本ではお風呂から上がったら、
「良いお湯でした~。」とか、もしまだ入ってない人が待ってたりしたら、
「お先でした~。」とか言うのよ。

「は~い。」

亀ちゃんはいつも素直です。(^-^)

そこで思い出したのが、私がフランスの亀ちゃんのお家でバスルームから出てすぐ、
亀ちゃんのママンと目と目が合った時のことです。

「良いお湯でした~。」ってフランス語で言おうと思い、
Merci pour un bon bain. (気持ちの良いお風呂をありがとうございます。)←と言ったつもり。
と咄嗟に言ったら、

亀ちゃんのママンは
 hein? (はぁ?)と言いながらちらっと亀ちゃんを見て、
Qu'est-ce qu'elle a dit ? (彼女、何て言ったの?)と訊いていました。 (^▽^;)

亀ちゃんが、  Elle a dit "Merci pour prendre un bon bain." 
彼女は「気持ちの良いお風呂に入らせてもらってありがとう。」って言ったのよ。
 と言うと、

Ahh.  (そう。) と微笑みながら納得していたことを思い出しました。

お風呂から上がった時は  "Merci pour prendre un bon bain."と言えばいいの?
と昨日亀ちゃんに訊いてみると、

「そんな言い方はしません。」とのこと。(笑)

「フランスデハナニモイイマセン。」と言って笑うので、

でもどうしても言いたかったら??
お風呂から出て、家族の方と目が合って無言で通り過ぎるなんて私にはできないもの。

亀ちゃんが笑いながら教えてくれたのは、

Ça fait du bien.    

こう言えば、お風呂が気持ち良かったと感謝していることが伝わるのだそうです。
この表現って色々な場面で使えるのですね。

du (デュ)・・・du leの縮約形 (発音する時には唇をぎゅっとフジツボに)

ça fait du bien ( à +人) で「(~を)いい気持ちにさせる
ça fait du bien de ~ ~して気持ちが良い

Ça me fait du bien.  「それは私をいい気持ちにする」