フランス語の「特別」って?

「特別な日」などと言う時の「特別」ではspécial(e)ではなく、particulier(ère)を使う。
spécial(e)は、普通ではないという場合の「特別」に使う。
たとえば、特例(cas spécial) 、専門の辞書 (dictionnaire spécial)など。
またNHKのラジオ講座では、「彼女はちょっと変わってるネ。」と言う時の、
”Elle est un peu 
spéciale. ” という表現がありました。



フランス語の関係代名詞

関係代名詞は、「名詞を文章で説明する」ときに、前置された「名詞」と後ろに来る「文章」をつなぐもの。
quiは主格でqueは目的格です。
ですからquiのあとは主語が足りない文が来て、queのあとは直接目的語が足りない文が来ます。
また、いずれも、人・ものの両方に使えます。
織田塾では関係代名詞を星の王子さまの13章で学びます。
その回のブログは こちら。 



   se régaler  ① ごちそうを食べる
          Nous nous sommes régalés. おいしかったですね。
         ② (de...を)楽しむ、堪能する
           se régaler de belle musique  美しい音楽を楽しむ。


「自分を楽しませる」というような意味で使われますが、食事の前に言うと、
"Je vais me  régale. " で 「いただきます」



フランス語の「いただきます!」って?

 Bon appétit.   と   Je vais me régaler.

どちらも食事の前に言いますが、どう使い分けると思いますか?

たとえば"Bonne journée." と言う時には、
"Je vous souhaite une bonne journée."の、"Je vous souhaite"が省略されているのと同じように"Bon appétit."のもともとの形も、 
"Je vous souhaite un bon appétit."となります。

ですから「いただきます」という訳はあえて日本語で言うならということなのです。
自分も食べるけれど皆さんにも Bon appétit を望みますということなので、自分が一人で食べる時には Bon appétit とは言いません。
Je vais me regaler. は自分自身に御馳走するという意味なので、
一人で食べるとしたらこちらの表現の方が適切なのです。
こちらも日本語訳をつけるとしたら、「いただきます」ということになります。
また、複数で食事する場合には、

Bon appétit!  Je vais me régaler!

と言うように、両方続けて言ったりすることもあるそうです。