オリビエ先生の次にカフェトークに来られた、リア・キル先生。
現在広島にいらっしゃるとのこと。

写真を拝見した時は中年の女性だと思いましたが、
スカイプで実際にお会いしてみると、若くて美しいルーマニア女性でした。

ルーマニアの方とお会いするのは初めてで、国の位置さえ曖昧だったので、
事前にネット検索で色々調べ、とても興味を持ちました。

ただ最近ルーマニアで起きた事件で、インターンシップで訪れた20歳の日本女性が殺害されるという痛ましい事件が、検索すると真っ先に目に飛び込んで来ました。
彼女は聖心女子大の学生で、国際学生団体の一員として来訪。
15日にブカレストに到着し、現地で日本語を教える予定だったと言います。
そのお嬢さんの無念さやご家族の深い悲しみを思うと胸が苦しくなりました。
私の娘もインターンシップで渡米中なので、とても心配になり、
思わず娘の写真を祈るような気持ちで眺めました。



魔女のいる国ルーマニア

さて、ルーマニアですが、TVのCMなどで「おいしい蜂蜜のとれる国」くらいの認識しかありませんでしたが、魔女文化が数世紀の歴史を持ち、現在も「魔女」や「まじない師」「占い師」として生計を立てる人々が多く存在する国だということをウィキペディアで知り、とても興味を持ちまいした。
魔女たちからも徴税するために2011年に労働法が改正され、今のルーマニアでは魔女が「職業」として認められているのです。
現代の魔女たちは役所に営業許可を得て「魔女」として登録する必要があるほか、占いが外れると罰金が科されたり、逮捕されてしまうようになる可能性もあるという。

わぁ、面白~い。

このことを先生に詳しく訊くつもりだったのにレッスンに夢中ですっかり忘れていました。


楽しいレッスン

先生は英語とスペイン語も教えておられますが、フランス語に関しては残念ながら、レッスンはビギナー対象のレッスンのみです。

昨日のレッスンは先生が日本語や英語で言う単語やセンテンスをどんどんフランス語で返していき、躓いたところを解説してもらうという方法で行われました。

私が答えられなかった単語は

ピンク → rose      知っていたのに咄嗟に出てきませんでした。
ねずみ → souris   フランス語のゲームで見たことがありましたが、
             これも咄嗟に出ませんでした。
いるか → dauphin  これは初めて。 ドファン  英語と違ってLがないのね。
らくだ → chameau ( 雄) 雌はchamelle   へえ~そうなんだ。
水色 →  bleu clair
濃紺 →  bleu fonce

数字は以前から苦手でしたが、中でも9を含む数字がすごく苦手であることが判明。
これは繰り返し練習する以外にありません。

行こう! → Allons-y. が咄嗟に浮かびましたが、 On y va ? もあるのを忘れていました。

日本語がとてもお上手で、初心者の方にとっては楽しくレッスンできる先生です。
中級者の方にとっても、自分が忘れていることや苦手なことが確認でき、
たまにこんな楽しいレッスンを受けてみることもお勧めします。

先生の日本語学習歴を訊いたら、なんとたったの四カ月なのだそうです。
日本語の文法はやさしいとおっしゃっていました。
会話だけではなく、メールの文章の漢字の使い方も適切で、
日本で生まれ育った方なのではと思ったほどです。

なぜそんなに短期間にまったく体系の違う言語をいともたやすく習得できるのか、
その秘訣もお聞きしたいです。

まさに「才媛」ということばがぴったりの美人先生でした。


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