PROLOGUE
クリスマスから40日後にあたる2月2日は、la Chandeleur の日だそうだ。
今回クレープをとりあげたのは、それを意識してたのかな?
フランス語の「Chandeleur」の語源は、「chandelle(ろうそく)」から由来しているらしく、
辞書を引くと、「ろうそく祝別の日(2月2日のキリスト奉献の祝日)」と書いてあるけど、
何のことだかさっぱりわからないので調べてみました。
la Chandeleur で画像を検索すると、クレープの画像が出てくる出てくる!
フランスではこの日に家族や友人とクレープを食べるのだとか。
ウィキペディアを見ると、かつてローマでは2月15日に、ケルト人の間では2月1日に、
いずれも豊穣の神あるいは女神に敬意を表しての祝いだったようだ。
何となくアメリカのThanksgiving Day を連想する。
la Chandeleur のクレープ
クレープのレシピ
(調理に必要な基本的な用語がたくさん網羅されています)
ingrédients 材料
farine 小麦粉
œuf 卵
1pincée de sel ひとつまみの塩
sucre 砂糖
1 sachet de sucre vanillé バニラの香りの砂糖1袋
1/2 litre de lait 牛乳 1/2リットル
burre バター
chocolat チョコレート
confiture ジャム
réalisation 作り方
mettre 入れる
grand bol 大きなボール
casser les œufs 卵を割る
mélanger 混ぜる
pâte 生地
fouet 泡だて器
※ fouet は 「鞭」という意味ですが
英語でも「泡立てるは」whip ( 鞭で打つと同じ意味)と言います。
(泡立てた生クリームを日本語でもホイップクリームと呼びますよね)
ただし英語で「泡だて器」という名詞は a whisk と言います。
ajouter ~を加える
verser ~を注ぐ
batteur électrique 電動式泡だて器 (英語ではan eggbeater )
plus facile より容易な
continuer ~を続ける
jusqu’ à avoir une p âte ni liquid ni épaisse
生地が液体でもなければもったりもしてない状態になるまで
(つまりクレープの生地がトロトロの適度な状態になるまで)
faire reposer 休ませる
frigo 冷蔵庫
faire chauffer 熱する
poêle フライパン
un peu d’huile 少量の油
louche おたま
tourner 回す
Versr une louche de p âte et tourner la poêle pour répartir sur toute la surface.
おたま一杯の生地を、全面にいきわたるようにフライパンを回しながら注ぐ
répartir は辞書をひくと、「再び出発する」とか、「帰っていく」とあります。
たぶんフライパンを数回くるりくるりと回すという意味ではないかと思います。
cuire 火を通す
faire sauter ソテーする、焼く
l’autre côté 反対側
Faire sauter (tourner) la crêpe et cuire l’autre côté.
クレープを返して反対側も焼く。
garniture 生地などの中身
chantilly créme chantilly ホイップクリーム
sauce chantilly マヨネーズに生クリームを加えたホワイトソース
plier 折りたたむ