人狼TLPT×新撰組~至誠の巻~ 9月14日観劇レポ
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今回は事前にチケットが無く当日に譲って頂いての観劇。A席だったのですが11番のセンターの席で初めて舞台全体を見渡す事が出来ました。しかしながら、前説がどんどんマイナーチェンジして行く幽霊&長州志士&新撰組2番隊(笑)よいよいよいが確か13日日頃から流行りだしている気がします(笑)日に日に拍手も増えている!流石、新八率いる2番隊!

SS席では迫力も凄く、とっても舞台に近いけれど見逃しも多いのでやはり全体を見れたのは良かった。全体の構成として、本当に素晴らしいなと思いました。OPはやはり尾関雅次郎を飛び込んで助けるのに、男として蹴倒す土方歳三が凄く好きです!

後は、武田観柳斎の「武学の極意」は本当に言い方が色っぽいけれど、躊躇いなく止めを刺していくのが凄く好きだし、参謀伊東甲子太郎の冷ややかな去り際の後の谷さんの「南無阿弥陀仏!」と走り去っていく姿も凄くいいですよね。静と動という感じで凄く好きです。伊東さんの扇子を仰ぎながらの去り際…素敵すぎる。ラスボス級。


そして毎日、期待しているOPの後半の対決は、【尾関】対【土方】「尾関、お前にその旗を任せるんじゃなかったな」 「土方さんを返せ!人狼!」史実でも平隊士の尾関に土方が直々に旗役を任命したこの関係、尾関が土方に勝てる訳が無いのに向かっていく強さがじーんと来ます。

そして【谷】対【武田】「人肉を喰らう生臭坊主ですか?」「修羅畜生に落ちたか、武田観柳斎!」「地獄にご案内しますよ、谷先生!」やはり、武田のキャラが凄く好きです。ショールの様な物を抑えての軍配を持っている姿が凄く好きで、言葉遣いと言うか、台詞回しも凄く毎回気になってチェックしています(笑)

そして最後は三馬鹿の二人…【藤堂】対【原田】「お前が人狼だよな?嘘ついてるのはお前だもんな」「嘘付きはお前じゃ!平助はもう居ないんじゃ…!!」「なんで、左之助なんだよ!!」やはり3馬鹿が一番新撰組の中では友情という意味合いで凄く深いので、ぐぐっと来てしまいます。

どの対決もそれぞれ人狼である相手に対しての言葉や表情が心深くに刺さって最初から泣きそうな自分。そして全体でどうしても見たかった、13画の「誠」の文字が全体で見れたのでもうOPで既に鼻ぐずぐずの私。


そして、1日目の議論開始。谷さんのシャラーンの効果音の入る錫杖が好き!殺しあうも縁。やんぬる…の部分もかなり好み。武田さんは完全に妖しい。怪しいではなく艶かしい(笑)安定の3馬鹿がちょいちょいじゃれあっているのが可愛い。そして吉村さんが100回目記念の公演なので何かぶっこんでくると思いましたが、やはり来た(笑)


いつもの吉村と雰囲気の違う形でいきなり近藤、土方…とタメ口で話していく吉村さん。完全に呼び捨て。そこから、いきなりの「俺だよ、お前らに暗殺されたのは影武者で本物の芹沢だ」と芹沢鴨CO。武田さんの「あなたが狂人ですか?」のツッコミが冴え渡る(笑)自分を殺そうとした隊士に復讐をするべく潜り込んだと。

史実でも、土方歳三・沖田総司・藤堂平助・御倉伊勢武に殺されたという事なので、暗殺した3名プラス局長は驚きを隠せない様子。「復讐」という芹沢に対して、全員が不穏な空気を感じさせているが、そこに局長が割って入る。局長は正直、芹沢は好きではなかったが懐が深く、新撰組をしっかりと愛している事はわかるから、新撰組を救う為に力を貸して欲しい。と局長の個人の主観ではなく懐の深さに対しての熱い言葉に復讐は一時置いて、先に人狼を見つけて殺すとの決意。何とか場が収まる。しかしいきなりの芹沢ブッコミとは思いませんでした。便宜上は「吉村」扱い。



そして次は神妙な顔をした武田が前に進み出る。いきなりの沖田に入隊時からお慕い申し上げておりました。今日はあなたを信じますとの沖田への武田の告白に全員が動揺というか変な雰囲気。そして他の皆から、師弟関係でも誰でもちゃんと疑っていく事の話と決意。

そこから、それぞれの隊士が初日の投票に付いての意見を述べる。谷は、目立った行動をした人間を疑う宣言。吉村(芹沢)と武田に注目。山南は人に敵を作った谷を信用する。しかし武田は逆に谷を疑うとの発言。山南は谷と同意見で狼は潜んでいると予測。局長は能力者は自分の意思で出るべき&投票に工夫をしたいとの意見。



投票の順番を何らかで決めたいとの局長の意見に賛成は山南。土方は反対。理由は「新撰組らしくない」との事。土方が藤堂に話を振るが、藤堂は3馬鹿を信じ、局長を疑いたいと発言。それに対して、芹沢は近藤は人狼殲滅案を出したと庇う発言。山南は提案をしない者を疑いたいとの意見、伊東先生は話していない尾関&永倉に意見を聞きたい。尾関は谷を疑っていると意見。永倉は敢えて自分の意見を出さずに、待っていた上でこの時点で「自分で話出した者」「聞かれてから話した者」と別れたので前者にいれるとの事。その中で、初日の投票が開始。


一日目の投票の流れ
①土方→永倉②伊東→斎藤③谷→武田④山南→谷
⑤斎藤→原田⑥沖田→藤堂⑦局長→沖田⑧原田→永倉
⑨藤堂→沖田⑩尾関→谷⑪永倉→沖田⑫武田→斎藤
⑬吉村→永倉役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO



山南は斉藤と谷を怪しみ、斉藤は原田と新八、武田を疑っている、決戦は4名での決選投票。それぞれの弁明。永倉は黙っていたのは誰かがそれを言い出すのかどうかを見る為の作戦だと意見。沖田は藤堂に入れたのは無条件に信じると言う事に信用ができなかったから、そしてただの人間であると宣言。斎藤は自分は、ただの人間であると宣言。話<自分の目で見つけるとの人間アピール。

決戦で、永倉→5票・沖田→3票・斎藤→2票で永倉が切腹に決定。永倉は誰かが死ななきゃいけない、このまま人を殺し続けても新撰組に未来は無いと断言。「弟子、師匠、友人、愛する人、全てを疑って下さいね」との新八らしい遺言。介錯は自分へと入れた左之助に依頼。首を跳ねろ、友に入れた左之助、お前は本当に人らしい!そういった時の新八の晴れやかな笑顔に心が痛かった。「新撰組の勝利を願っている」との言葉に「絶対に勝ってやるからな」との原田の叫びからの切腹。



そこからの幽霊タイム。新八は、いきなり自分とは思わなかったみたい(笑)これで俺ですかー!みたいな感じ(笑)2番隊の隊士に挨拶しつつ、流石の幽霊タイムがベテラン風な永倉が進めていく。2回目の初日処刑で掛け声は「取り敢えず」「新八」で正体は【人間】何だか、この時点でもしかして、決戦の全員人間じゃないの?と思ったり…


夜に行われる恒例の説明を終えて、2日目の朝。昨日決戦にいた斎藤が襲撃されて居ない!斎藤の票が不味い事を示しているから喰われたのであれば…等の発言や投票先から推理をしようとの展開。あの斎藤一を持っても勝てないのが人狼だとしみじみに語る局長。

吉村は斎藤の票から推理。人間であった斎藤から決戦の時点で他の者へと投票を外した武田と伊東は人間らしいとの結論。土方は逆に人間らしい行動をした永倉に入れたとの説明。そして、人間らしかった永倉に入れた票の理由を確認していく。永倉に入れた中に人狼が居る?そして斎藤を狙った理由を山南が不思議だと推測、本来ならば能力者を喰いたいのだから理由としては「狂人」を間違えて喰うのを避けた位しか理由が無いと話す。膠着する状況に業を煮やした伊東が何度か能力者を出るように話を出す。


その上で武田は、初日に沖田が人間、2日目に藤堂が人間だと見ていた予言者だと宣言。そしてその武田に人間だと示された藤堂が預言者CO。最初に知っていたのは原田であり人間。そして土方を見て人間判定と見たとの宣言。昨日の原田と永倉を信じる発言の意味は武田と同じく初日の人間を知っていたからとの事。双方一応の筋は通っている話ではあるけれど…?


そこで芹沢ではなく、吉村は藤堂になぜ、土方を選んで占ったか→初日から、沖田をずっと疑っていたのになぜ土方を占ったのか?との問いかけからも全体の信頼度では、現時点で少し武田の予言者としての方が信用が強め。伊東は藤堂の占い先より、武田が真・狂人が藤堂だと思うとの予想。そして伊東としてはわかりきった狂人(武田目線は完全に藤堂は狂人)より人狼を殺したいとの事。藤堂は反論するが…


土方が話をあまりしていない、谷に両方の預言者を殺していいか?の質問に谷は構わないと思っていると即答。だが、今日ではなくても良いとの答え。そして藤堂を狂人扱いする伊東に何故か山南が噛み付く。藤堂が偽だと思うならば今日は藤堂へ投票でいいのでは?と。この時点で山南がかなり怪しめに(黒く)見えている。伊東は冷静に真偽を見たい、明日の状態を見たいので、今日は残すべきとの意見。そこからの投票開始。


二日目の投票の流れ
①土方→伊東②谷→尾関③伊東→局長藤堂武田
⑤山南→局長⑥武田→藤堂⑦尾関→藤堂⑧原田→伊東
⑨吉村→原田⑩沖田→山南⑪局長→伊東
役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO



既に二日目時点で、急に預言者の真偽が分かれている時点で凄くきな臭い。この時点で狼にはどちらが狂人なのか真偽が見えたのではとメモをしている、この日の私(笑)


伊東先生に決定票が入る。「ほほう、面白い事をする…、何を考えての事かわかりませんが僕の話を理解出来ない方に僕は必要が無いと言う事でしょう」と冷ややかに吐き出して、「有難き幸せにございます」と切腹を受け入れる伊東先生。

「僕も死に、山南が失われれば新撰組は終わりなので人間である事を願っている」と伝えて、誰にも介錯を頼まずに切腹。伊東先生が切腹なのは恐らく展開していた、理論や投票先が人狼を追い詰めるのにあってたのでは…とこの時点で更に怪しい流れ。

そして幽霊タイム。またもや今日死ぬとは思っていなかった伊東先生。そんな伊東先生の為に謎の処刑ソングを作っている永倉にスルースキルの伊東先生(笑)そこから初夜トンの斎藤が呼ばれる。斎藤は夜タイムの方が恥ずかしいらしく「夜タイム」「頑張れ」で開いたのは…狩人!?うはぁ…な展開が既にここから始まりつつある気がしてました(笑)

そして俄然、人間っぽい伊東先生は「来るの」「早くなーい?」で人間判定。確かに来るのが異常に早いし早い時って大体、推理的中している伊東先生。そして狂人と人狼、人間の勝利条件を夜タイム苦手な斎藤さんが一生懸命に説明。凄く心の中でドキドキしつつ応援していましたが、しっかりと説明出来てました。斉藤さんって大石君とは違う意味で愛くるしい…(笑)


夜が明けて、3日目開始、襲撃は藤堂から人間と出されていた左之助。そしてすかさずにいきなりの局長が話しだす。昨日、決定表で伊東先生を殺した理由は自分が、霊媒師である事だからとの局長。そして伊東の霊媒の結果は人狼であった。と話す。しかし、先を越された、武田が局長は人狼だったとの判定。先手を取った形の局長の霊媒COにもほぼ全員が否定的。その理由は伊東がもしも本当に人狼ならば、処刑の前に確実に霊媒は出ていなかったのだから、騙るはずとの事。そして何か言いたそうにしていた、尾関を山南が「何か言う事があるんですよね?」と即す。尾関が涙ながらに伊東先生は人間だったとの言葉。

ここで預言者2、霊媒師2のラインは綺麗に別れて<藤堂・局長>でのラインと<藤堂・武田>で藤堂のみ、霊媒の真偽は不明という所。そして遅れを取った藤堂は武田を占って人狼だったとの言葉に「黙れ、狂人」との嘲笑の武田が妖艶。ここでもう私は武田を盲信(笑)そして結果として確実に武田OR局長のどちらかが人狼は確定。と山南が話を進めていく。全体的にやはり、どうしても局長が霊媒とは見えないとの流れ。まだ人狼は3人居るはずなのに、全員が詰めていくので身内切りがあるだろうなぁと予想。そして局長の言い訳がかなり苦しいし、昨日の時点でかなり票は入っていたのにその時点で霊媒COしなかった点も信用に薄い。


三日目の投票の流れ
①土方→局長武田局長局長武田藤堂武田
⑤尾関→局長⑥沖田→局長⑦山南→局長⑧谷→局長
⑨吉村→局長役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO



どう見ても、予言者が殺されておらず、恐らく武田が真予言者だけれど藤堂も武田も殺されていないし、局長に人狼が出ているという事を見れば、もうこれは狂人が人狼側に割れてる流れの二分。って事は、2日目の土方への人間との発言に対して藤堂が狂人がバレたとの予想が私の中で組み立てられる。局長の切腹決定に対して、吉村(芹沢)が最後位は良い酒を飲んで死ねと既に死んでいる斎藤の残した酒を芹沢が勧める。局長は、一口飲むが「不味っ!」と一言。こんな不味い酒をいつも飲んでるのか…と苦笑いしながら、「俺の愛する新撰組は人狼に敗けないと信じる、勝利を心より願っている」と笑顔で切腹へと向かう。そんな局長に声を震わせた土方が「いつも笑ってくれてありがとう」と最後の言葉に思わず局長も涙。そして長曾祢虎徹興里を土方に渡し、これでスパッと首を切ってくれと土方に託す。「お前達が大好きだった」の言葉を残し切腹。



そしていよいよ3日目の夜へ。この時点で結構絞られた。藤堂目線では武田が<人狼判定・霊媒の有無は現時点不明>武田目線では<局長人狼・藤堂狂人・尾関が真霊媒師>尾関目線では<局長が偽・予言者の真偽は不明>これだけでもかなりの情報。

切腹した局長が、何か甘酸っぱい味がしたんだけど酒の中身何なの?と聞くと、斎藤のお酒は今日は中身が玉露。お酒を入れる訳にいかないの?等と聞かれて入れる事は出来るけど…と斉藤がもにょもにょしているのが可愛いが必死にメモを見つつ、回答を書いているので、あまり話が真剣に聞けない(笑)

昨日襲われた原田も混じっての、夜タイム。ふと、思ったけれど前の方の席だとなんかもう萌えたり泣いたりで大変で、予想とか考察が全然出来なくってこうして少し離れて全体を見ているとちゃんと冷静に考察出来る事に気がつく(笑)でも、やっぱり前でしっかり見たいですけどね!


まず武田を真予言者・霊媒は尾関として狩人は既に露呈している斉藤にして、狂人は藤堂。人狼は今日処刑された<局長><土方><山南>に決定。理由は、山南の変な誘導が引っかかるのと、常に1番に投票はしているけれど、人間判定の出ていない中で一番潜伏しているのでは?と感じる土方。他の人間判定の出ていない谷・吉村は最初からバラけた票だけど逆に人間っぽいと感じたので省く。



山南は恐らく局長を初日から、身内切りで投票をこまめに入れていたと予想。あの人はこういう事するのではと少しメタ推理が入っているけれど、決定。しかも山南が途中で土方と局長に人狼がいそうだと言っていたのでそんな事を言えば、噛まれたりするのに噛まれないとすれば、スケープゴート或いは人狼本人だから噛まれないって事だと感じるので、山南が人狼っぽいと思った。提出で局長が希望していた紙飛行機が飛んでいた(笑)良かったね、局長!


回収がそして「さ」→「のすけ」で原田は【人間】「シブ」→「ゲキ!」で局長は【人狼】取り敢えず、ここまでは当たり。


幽霊タイムが明けて、4日目の朝、居なくなっていたのは沖田。そこに不穏な山南の前置き。いきなりの自分が霊媒師であると発言。ああ、そうきたかと(笑)伊東先生は人間、局長は人狼との結果。確かに、これは破綻していないけれど本人が告げる様に、明らかに出時がおかしく山南の言い分としては偽物が2名以上出ていたから出る必要はなく、局長の結果がわかった時点での今に出るべきだと思ったとの発言。それに被せる様に、予言者として残っている藤堂は山南を見て、人間だと見ていたとの宣言。ずっと先に言いたいと動いていた&山南に止められたと言い訳をしているけれど、これは明らかに怪しい。尾崎が見たのは当然、局長は人狼だったとの結果。そして予言者の武田が見たのは、谷が人間だという結果。

谷が山南が霊媒師だった場合、尾関が人狼の可能性は低いのでは?という意見に山南は藤堂の方が人狼の可能性が強いとの発言。投票を見てもずっと山南は最初から局長に入れていたから。


山南が出た事、後から出た事で預言者に人狼が2名居るのか?等や話がかなりバラバラになっている。尾関は霊媒師からいれるべき、武田が本物だと信じていると必死に問いかける。

武田目線も山南と尾関の真偽が分からない。山南がここで出てくるのは偽物の可能性がかなり低いのでは?との流れに尾関が「山南さんならやります!」「そういう言い方やめて下さい!!」のやりとりが爆笑!確かに山南さんの中の人はやるのですよ…(笑)

結果としても山南と尾関は分かれてないので、山南と尾関のどちらかであるか?の流れにも「山南が人狼ならやる」との流れが面白すぎて…霊媒の3人を人狼・狂人・本物に見えてきてしまう状況に動き始めている。吉村も本物が藤堂ではと揺れ始める。藤堂の黙れ狂人


山南の霊媒師宣言から混乱した4日目の議論も終わり、珍しく取り乱した土方の言葉の後に投票の開始。


四日目の投票の流れ
藤堂→武田②②土方→尾関③谷→尾関尾関山南
山南尾関⑥吉村→尾関
役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO



後から出て来た事で「人狼ではないだろう」との推測の流れで、藤堂に人間判定を受けた山南に信頼が集まった形での結果、霊媒師として宣言している尾関が処刑。

尾関は泣きながら「なんで信用してくれないんですか?永倉さん、原田さん、沖田さん、近藤局長、敵を取れず、すいませんでした」と悔やむ。そして自分自身が、唯一信じている武田に介錯を依頼。沖田へと愛を最後に告げた事が本当に素敵な事だと思います、その気持は変わらないと思います。と告げて、切腹…

武田の介錯にも尾関は旗は落とさずに、土方がその誠の旗を受け取る。


そして幽霊タイム。小さい尾関が見えないかの様に、全員が集まっても「処刑者無しか…」とキョロキョロしすぎ(笑)伊東先生なんて、座っていないで立ちなさいって酷い(笑)早速の2名の正体発表は夜に襲撃された沖田は「沖田」→「おっはよー」で【人間】の結果。そして気になる尾関の正体。「尾関雅次郎は?」「チビ!」で見えたのは【霊媒師】そして局長がいきなり「芹沢鴨」の名札を見つけてきて、名札を取り替える悪戯。上の()偉い人に大丈夫ですか?と後で確認している局長がお茶目過ぎる(笑)無事にOKが出て取り替えた上で、夜明け。


5日目に居ないのは、谷。そして武田は山南を占ったので人狼と告げる。山南は尾関の結果は人間だったと言う事で、狂人であり予言者の内訳は藤堂が本物であり、武田は人狼であるとと告げる。武田は人狼の立場では、そういうしかないと睨みつける。

おもむろに刀を抜き出す武田に「論議ではなくその刀で切るつもりですか?」と対立する山南は睨み合い、お互いに人狼と言い合う。

本物の霊媒師の尾関は処刑されているので山南は人狼と言う事になるが、山南は当然、偽物である藤堂を完全に本物であり、自分を人狼と言い放つ武田が人狼だからこそ今、生きているのだと断言して決めるべきは他の人間であると他の人間へと話を託す。

武田は、山南だけではなく土方の4日目の投票時に発した「局長は狂人」という発言に土方を疑うが、それを苦し紛れの武田の誘導だと山南は諌める。そして吉村は何故か、藤堂の前にしゃがみこんで、に山南に入れろと言うが、藤堂は右往左往しながらも武田しかありえないので武田に入れると初日からの意見を変えない。


土方は露骨に山南を疑い、かなり意見というか思考が右往左往している部分が見受けられる。人間っぽいといえばそうだけれどやはり藤堂の初日の人間判定なので疑わしく、武田が疑念を向けるが、人間にはわからないと怒鳴りつける。武田は挑発的に山南に、尾関に謝ったらいかがですか?と煽るが、山南は無言で交わす。実質、土方と吉村の票で完全に決まってしまう。

投票直前まで、武田と山南の罵り合いは続く。「卑怯な作戦を使いますねぇ、人狼ってやつは」「あなたに言われたくないですね」柔らかい二人の冷たい罵り合いは凄く背筋がぞぞっとなる。


五日目の投票の流れ
山南武田武田→山南藤堂武田④吉村→山南
⑤土方→武田役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO




土方が投票の後半で吉村に先に投票をしてくれと発言する。吉村を人間だと信じているからこそ、先に入れてほしいというが、吉村は山南へと入れる。その後に土方は「武田」と決定表を入れる。そこで恐らく全ての今の生存者の内訳に気付いた武田は笑い始める。

「まさか副長二人が人狼とは」皮肉交じりに小さな声で呟き、唯一の人間であろう吉村に話しかけるが、吉村は自分は「芹沢だ」と言い返すが、全てもう確定してしまった事を悟った武田は「どちらでもいい」と言い流してから「さようなら」と未練なく切腹。

そして幽霊タイムに突入。死んだ谷さんも加わっての幽霊タイム。谷の「死んだ」→「アーメン」で【人間】。死んだら宗教は何でも良いんですよ、というけれど死んだ後が大事なんじゃ…?(笑)そして全てが決まる、武田の正体は武田は見せたくないともだもだしていたのだけれど、「じゃあ眼鏡取って」と局長が言うとそれなら見せる!慌てる武田に会場は爆笑。「眼鏡は下着だ!」っていう武田さん、それだと下着を常に見せて…まぁ、置いておきましょう(笑)

そして前日に局長が、悪戯をした「芹沢」名札がまた吉村に変わっている話題に。武田は位置的に名札の場所を見ていなかったらしく、芹沢になっているのを知らなかったので、吉村と呼んだのだけれど、芹沢だった事を知って武田は処刑時の芹沢の突っ込みが恥ずかしいと素で恥ずかしそうにあわてていたのが可愛い。論議の場が嘘みたいにわちゃわちゃしていたが、鈴の音がなり、決着の合図。


最終日の夜が明けると、舞台では当然の様に赤いライト。一人、歩きながらケラケラと笑い出す藤堂。「藤堂さん、よくやってくれました」と柔和に話しかけるのは山南。「どうして俺達を選んだ?」と尋ねるのは土方。

「お前3人と一緒に居れば怖いもんはねぇよ」得意気に笑いながら、人狼二人を従えるように「よーし、おめぇら、行くぞ」と背を向ける藤堂に躊躇なく斬りつける人狼の二人。
「気が済んだなら良かったです」と倒れた、藤堂に微笑む山南。


狂人の藤堂の死んだ後に、目線を交わした副長二人は無言で激しく斬りつけ合うが、人狼の体には刃は通らない。山南は山南らしからぬ大きな声で叫ぶ。「あなたの剣でも死なないんですねぇ」「くだらなかったな、俺らに付いて来い」と不敵な笑みを浮かべながら土方が客席へと言葉を投げかけるとフラフラと何処かへと去っていく二人。

人狼EDでの終了。鳥肌の立つ様なEDでした。11日夜に副長二人の人間勝利EDがあったと、聞いているのでその後のこの人狼EDはかなり、心に来た感じです。

まさに狂人、友人だった二人も捨ててしまった狂った藤堂をいとも簡単に切り捨てて二人副長の向かう先は…?面白い事とは?とかなり先を想像してしまうED。11日に伊東先生の狂人EDを見たので、余計に副長二人の狂人に等、従わないという強さが凄かった。

話を振り返るにも真ん中の局長、副長2人の人狼というのは衝撃過ぎるので伊東先生も苦笑気味(笑)何より今日の決め手というのは、初日に人狼の土方に狂人の藤堂が、人間判定をしたので、人狼側に預言者の内訳が見つかってしまうのは有利過ぎると言う事、そして本物を襲わずに人間判定のでた者を順々に襲撃して、結果的に予言者も霊媒師も本物を昼に処刑させるという形が凄かった。更に言えば、2名しか出ず、人狼であろうとほぼ確定している局長と本物の尾関では尾関を処刑できないので、後から出る事で信頼を勝ち取り、処刑させようと山南さんの出たタイミングは流石過ぎます!本物を昼に殺すと決意していたそうで、流石…!夏村で1回、後から出て処刑されたケースもあるけれどこういう博打を進んで打ち出す山南さんは大好きです(笑)


MVPは間違いなく山南さんで決定。あそこで武田でも尾関でも本物を切腹させた時点でほぼ決まりだったので凄い特攻でした。MVPの山南さんの挨拶時、吉村の札が芹沢の札に変わったり、気になっていたみたいです(笑)そして、この日は2回目の物語編(物語編の千穐楽)があったので、それを見ると更に本当は仲の良かった新撰組がこんな事に…と良く分かるし色んな思いがあるとの事で、是非見てくださいとの事。(この日はこの回、物語編、通常編と全部見ました)

演者であり、演出家である松崎さんの締めで終わった今回の回も本当に最高の回でした。人狼EDは心が痛くなるけれど、それはそれで一度しか見れないものを見れた気持ちが強いので楽しい!

そして、何より今回の人狼TLPT×新撰組で初のパーフェクトを取れました!何より大きいのは狩人が3日目時点で分かっていると予想も立てやすいですよね。実際に今まで10数回見ているけれど「生存の狩人」?「LW」を反対に書いて涙した事が何回あるか考えたくないくらいにあるので(笑)

何はともあれ、目標の1回はパーフェクトを取るが達成できたので嬉しかったです。どの回も後からメモを見返し、記憶を全部フル回転で思い出すとヒントがあるのですが、演劇としても見たい!となってると結果的に気付けない事が多いのでどっちも楽しめる事が目標!




そして、前日にニコ生放送で、100回記念回と間違えた為か、この回には話題に微塵も上がらなかったけれど吉村貫一郎役の石井由多加さんが、100回記念だったので本当におめでとう御座います♪その記念の日にパーフェクトが取れて凄く嬉しかったです!







人狼TLPT×新撰組~至誠の巻~ 9月11日「甲」回観劇レポ
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さて、昨日の観劇後、家でまたニコニコの初日のTSを見て過ごす。半休を取っているので昼過ぎから渋谷へと移動。しかし、雨がいきなり降り出す事態。シブチカから地下みちを通って、シブゲキに到着。今日はSS特典は沖田さんに決定。

前説では恒例の2番隊隊士の皆さんの人狼ゲームの説明。今日も追加公演ではあるけれど、入門編なので丁寧な説明の中、いきなりのチャラリーン チャチャチャチャチャラリーン!」の必殺仕置人のテーマが流れだす。出てきたのは、けん玉侍!?児玉さんが枯茶色の袴と着物で金色のけん玉を腰に差しての登場!!けん玉&殺陣(!?)の中のちょっとしたおとぼけ具合の児玉さんが可愛い(笑)アンサンブルを蹴散らして、全員が跪いての「お名前をお聞かせ下さい!」に対しての普通の自己紹介(笑)なりきるのかと思ったらごく普通でした!

これはナナ様のアレ!の事なのでしょう。流石の児玉さんのけん玉はアルティメットでも見ていたんだけれど、殺陣に組み込むとは思わなかったので目の真ん前で見れて本当に爆笑しつつも見つめてしまいました!そしてそこからの、人狼ゲームに関して説明の補足。昨日とはまた違う始まり方に胸が高鳴ります!

児玉さんの説明が終わり、安定からのOP開始。メインの流れはWキャストの違いはあれど基本的に変わらないのですが、初日に気になってしまっていた田観柳斎の台詞途中で暗くなるのは無かったので一安心。後半の対決は、やはり日替わりで【山崎】対【吉村】の監察対決。「貫一!こんな時に飯食ってんじゃねぇぞ!?」「腹が減っては戦は出来ねぇ!」「はぁ?」「人狼の山崎さんと戦わねばいかんからね」「うぁぁああああ!!」吉村の訛りがやっぱり凄いなぁと思う。

そして次は【武田観柳斎】対【永倉新八】「あなたでしたか…!」「俺は人狼じゃない!」「例えあなたが人狼でも愛しています…」刺された武田は自らまた新八に向かい、抱きつくように自分から深く刺されていく。新八の表情には狼狽している表情が浮かぶ。初日でもあったけれどこの二人の関係、武田→永倉の一方的な物では有るのだけれど結構好きなんだよね。武田が一途というか、なんというか。何より色っぽい!

そして最後は【局長】対【原田】「近藤さん!に居た時は楽しかったですね!」「ああ、貧乏だけど楽しかったな」近藤の涙声が涙腺に響く。「人狼でも、近藤さんとの思い出はあるんですよ!!」試衛館の関係なのだろうけれど、斬り合う二人に涙。そして13人での『誠』が描かれて、暗転。雨の中、それぞれの隊士達が3馬鹿であればおちゃらけあったり、師弟や交友関係のある者同士が礼をしあったり、暗い中でも物語がしっかりとある事が凄い。


そして1日目が始まる際に、大石と斉藤が面倒だから斬り合いの方が良いと提案するのに乗る、沖田がほんっとーにキラキラキラキラしていてヤバイ。11日は一番センターよりで目の前に沖田の位置で、大石と斉藤に割り込む沖田さんのなんかもう斬りたくて斬りたくて感が本当に可愛いのでビックリ。沖田のイメージはちょっと大人しめイメージだったのが結構、北村君の沖田で変わったかも。結構天然っぽい(笑)


なんやかんやとあり、話し合いを開始。上手でいきなり咳き込む吉村。吉村曰く「肺結核」を患っており、医者が言うには1週間前後の命。それに対して、伊東が結核患者を野放しだと新撰組が滅ぶので吉村が強く人間だと信じていないのであれば処刑すべきと提案。吉村曰く、飯を食えば感染しないとの事。それを聞いてなぜだか、局長がご飯を食べる(笑)
そして恒例の突然の斉藤による「はじめアイ」が発動。5人の中に人間のフリをするために吉村の案に驚いた奴が居るとの事。まだ言わないが残り2名を必ず探しだすとの断言。山南さんがまたかと苦笑い。

そして山崎が斎藤案に加えて人は目が一つしかないからこそ自分も手伝うとして自分の棒を使って怪しむべき人を選んでくれと棒を倒すと武田に向かって倒れる。それに対して、武田は呆れ顔。山崎は今日1日しっかりと武田を監視すると宣言。それに加えてまた斎藤が山崎を褒めて、棒がどっちに倒れるか分からないからこそ、棒を凝視していた武田は人狼ではないか?との断言。山崎はそれならずっと武田を見ると顔をくっつけて間近でずっと見続ける。かなりシュールな絵面。武田も見つめ返すが山崎はちょっと目が泳ぎながらもまた見つめるの繰り返し(笑)

それに加えて立ち上がった沖田が言うのは、もしも斉藤の言っている事が正解で、伊東~藤堂までを怪しいとするなら順々に全員を切っちゃえば良いんじゃないですか?と提案するが、それだともしもこの中に人狼が居なく、人間しか居ない場合はその時点で新撰組が全滅しますよと伊東が説得すると「じゃあ、僕以外全部切っちゃえ」沖田…可愛いすぎか(笑)

そんなわちゃわちゃした中で今度は、武田が自分は新八の全てを知っているから人間らしいと爆弾発言。全員があまり深く突っ込まないが、新八と吉村は山崎は棒の件で目立つし仲間の人狼に当たるかもしれない運任せを人狼がやる事は無いだろうから山崎は人間らしいとの同意見を告げる。あまり決定的な話の出ない中で、土方がこんなのは意味が無い、人狼に有利でしか無いから能力者の話をするべきと提案。


意見として、沖田は予言・霊媒は出るべきだと意見をあげるが、大石と局長は出さないべきであるとの意見で割れる。土方は霊媒だけ出るべきとの意見だがそれに対しての反対は伊東と山南。霊媒は結果も何も情報が残らない上で出しても意味が無いとの意見。吉村は強制ではなく、能力者が全員それぞれに考えて出たい、ここで信用を得られると判断した時に自分で出るべきとの意見。その上で山崎に疑われ続け、目立っている武田に対して投票する意思がある人は?と聞いて、その上で入れる人は逆に人間らしい。人狼であれば、そんな事はしないだろうとの意見。またまた斎藤が突然の人狼見つけた!の発言を行い、新八が人狼であるとの断言。理由はなく「はじめアイ」で見つけたものである。そして一切の能力者の出ないままで投票へ。




一日目投票の流れ
①斎藤→武田②局長→武田③沖田→局長④武田→原田
⑤藤堂→伊東⑥原田→吉村⑦伊東→山崎⑧山南→原田
⑨山崎→武田⑩土方→山南⑪大石→山南⑫新八→大石
⑬吉村→伊東役職CO→赤→予言者CO青→霊媒CO



8票目の山南の原田への投票の際に原田は票が集まっているので、能力を持っている事を宣言。結果的に4人で決戦投票になり、山南が真っ先に非能力者である事を宣言。武田も非能力者では無い事を宣言、伊東は山崎に入れた事の弁明そして論理以外にも役に立つという能力を持っている事の匂わせを行う。原田は率直に能力者だと言う事を宣言、本当ならば今日は出たくなかったとの事。決戦票は伊東に1票(吉村)原田0票、山南に3票(大石、藤堂、土方)武田6票(その他)決戦で武田の切腹が決まる。



武田は恋焦がれている新八に介錯を依頼。「正直、一人で死ぬのは怖いです」と言いながら新八に最後に一度だけ抱きしめてほしいと懇願。後ろから新八が無言で抱きしめる事で武田は震え声でのありがとうございますを返す。「新撰組の勝利を祈っております」と叫んでからの切腹。


幽霊タイムは解説役の児玉と武田観柳斎の幽霊トーク。武田の正体は男性だけに呼んで欲しいとの事で「観柳斎」→「抱いて」からの【人狼】判定。まさかと思っていたので、結構驚きを隠せませんでした…。解説の児玉さんからのこうした投票がバラけての決選投票への振り分けの説明と2名の役職のCO匂わせの事についての解説。つまり能力を持っていると断言した原田は人狼OR狂人OR能力者。曖昧な言い方ではあったが、伊東先生の匂わせも同様にCOだとの指摘。武田に入った票にヒントがあるのでは?という所で夜明け。


2日目の朝。吉村貫一郎が居ない。同じ観察として、貫一を呼んでくるという事実を受け入れられない山崎、吉村は結核であれだけ、咳をしてる体の吉村を喰った事に憤慨し、怒る局長。山崎が必ず人狼を倒してやるとの気持ちを叫ぶ。山南曰く吉村が襲われた事に関して、何かしらの人狼に不利益な事を吉村がしたのではとの意見を出し、票も考えつつ昨日の能力者発言をした人に聞く事に。原田は預言者であると宣言。初日に知っていたのは山南で人間、昨日は吉村を見て人間。伊東は霊媒師で武田は人間と結果を話す。




予言者1霊媒師1の状態で、立ち上がったのは沖田で、予言者を宣言。はじめから土方を人間と最初に知っていて次に見たのは伊東であり、判定は人間。山崎は原田に、何故吉村を見たのか?本来は伊東を見るべきでないのか?との詰問。原田は能力者でありながら処刑になってしまいそうな場面で自分が死ぬかも知れない様な状況で、そんな事は聞いてなかったとの発言。山崎対原田の流れ。そこに関して、伊東の話は断言では無かったので、仕方ないのではないか?との山南と局長がフォローを入れる。


それに対して、またフォローが入る。土方の昨日の能力者出すべきとの時に原田が出ようとした気配だったと藤堂。土方は逆に完全に沖田を信用している。それは山南が人狼にしか見えないとの事が理由。決戦で率先して、能力は持っていないとの事を話して、非能力の話をするのは他の人狼へ自分は騙らないとの宣言でつまり決勝に2匹人狼が居たのでは?との考えを提示する。


そして初日に襲撃された吉村が能力者である可能性も強いし、伊東先生に一人だけ投票している吉村が霊媒の可能性もあるのではないか?伊東先生が話の流れを中心に掴もうとしているのが不穏。そして斎藤は山南を残り時間でじっくりと見るとの宣言。預言者2の霊媒1からの投票へと進んで行く。






二日目投票の流れ
伊東→新八沖田原田原田→沖田④斎藤→新八
⑤山崎→大石⑥山南→原田⑦藤堂→土方⑧局長→大石
⑨土方→山南⑩新八→山⑪大石→新八




投票の中で、投票はしてないが、山崎は原田を疑っている、最後の大石は自分が死ぬ訳には行かないので新八へと入れた大石の決定表で切腹は新八。原田と藤堂が新八を引き止めるが、土方の厳しい切腹言渡しに新八は笑顔で、原田と藤堂にしっかり笑え、俺達が笑わなければ誰が笑うんだ?と励まし、霊媒である伊東先生に自分の正体をしっかりと見て、明日伝えてほしいと託して、「新撰組に栄光あれ!」と叫びながらの切腹。原田と藤堂が縋りつくが暗転。幽霊タイムに突入。幽霊界のプリンス、永倉新八(笑)そして武田と新八の二人…が揃ってしまいました(笑)


そして夜に死んだ吉村を呼ぶ際に11日昼?吉村を呼ぶのに怒りが強すぎて大石~と呼びそうになる新八(笑)夜に死んだ吉村は同じ結核仲間の沖田に向けて「沖田先生」「頑張れ」で【霊媒】!?新八は「鍬次郎」「早く死ねばいいのに」で【人間】の発表。かなり恨みが深い様子(笑)そこからの児玉さんの推理見解開始!人狼ルーム&ゲーム講師ならでわの「W」マークと「Vマーク」を駆使しての人狼予想見解!2日目時点では児玉予想は伊東先生人狼・原田が本物・沖田が狂人・人狼は武田・土方ではないかとの予想。そして開かれた情報で、霊媒は確定しているので吉村が霊媒師で決定。そして、3日目に更に動くだろうとの予想を残して、夜明け。

夜が明けると二人の予言者は死んでおらず、霊媒の確定気味の伊東も襲われていないのに何故か藤堂が襲われている。憤慨する原田。予言者を宣言している原田は対抗である沖田を見て人狼、沖田も同じく、原田を見て人狼と見たとの事。伊東が見たのは、昨日処刑された新八が人狼であったとの説明。大石ははその時点で伊東を全く信用できなくなったと断言。占いが真・狼だと伊東が本物の場合は狂人が不明。吉村が狂人だったんでしょうと伊東は言うが、大石は全く持って信用出来ない様子で憮然としている。


伊東目線は結果的に新八人狼で残り2名居るのであれば、占い師は双方で人狼と言っているので、その場合は初日に死んだ吉村が狂人でしかありえない。そして、山南は山南で昨日の行動からの自分の潔白を説明するが早口で、沖田は「(´・ω・`)」←本当にこんな表情で全く聞いてない、わかってない!絶対(笑)山南先生が、詳しく説明するも「ふーん」と(笑)沖田は完全にフリーダム総司(笑)



そこにいきなり斉藤が「人狼」と叫んで割り込んでいく。山南を見ると言ったが実際に自分は見ていない、見ていたのは予言者として出ている原田で原田はやはり人間っぽいとの斎藤の意見。斎藤は完全に原田を占い師と信じるとの事。そして伊東先生の霊媒師視点のまとめ、結果的に新八が人狼だったので新八へと投票で止めを刺した大石は人間であろうし、山南も同様におそらく人間との見解。局長、土方、山崎、斎藤に残りの人狼との答えに行き着くが、それに噛み付くのが山崎。

霊媒の結果は処刑された新八が人狼に見えないので伊東=狂人に見えると意見を出すので伊東対大石・山崎との対立勃発。結果的には、霊媒の真偽よりも予言者2名がお互いに人狼と言い合っている事で、この預言者をどうするかに関して、それぞれの予言者の意見を聞く。原田は自分が予言者である事しかない、言う事なんて無いと言いながら、本当は初日に予言者として出たくなかったと弁明。沖田は逆に遅かったのは、こうして偽物を出したかったと言い返す。何故、初日の夜に死んだ吉村を占った理由を原田に問いかける土方に押され続けて、言い返せない原田。



伊東先生に話が戻るが、霊媒目線は占い師に一人の人狼。つまり山南が人狼かどうかでもかなり流れが分かるのでは?と、土方の意見は完全に山南を攻めていく体制。伊東先生が散乱している話をまとめながら、自分は霊媒一人だから内訳は何なんだ?狂人はどこに居るんだ?と土方に問いかける。新八が人狼だったので、残っている預言者が狂人・真なのか人狼・真なのかで変わっていくのではないか?との流れでかなり交錯。


全体的に誘導されている感が否めない割り込みに山崎がそれなら原田ばかりではなく沖田の意見もしっかりと聞くべきと提案。沖田の意見は自分は初日に能力者の出る事に初日から賛成していたし、自分が遅れて出る事になったのは、偽物が出てほしいと思ったとの事で、自分は本物の予言者である事を告げるがそのまま投票へ。




三日目投票の流れ
原田沖田沖田原田③局長→沖田④土方→原田
⑤山南→沖田⑥斎藤→沖田⑦山崎→沖田⑧伊東→沖田
⑨大石→沖田



伊東を怪しんでいる山崎と大石も結果的に人間らしい戸惑いの多い、原田を信じて土方以外は全てが沖田に投票という圧倒的な結果。沖田は切腹が決まり次第「馬鹿ばっかりですね…!」と吐き捨て、自分への投票を明日以降でいいので洗い直せと唯一、自分を信じた土方に介錯を依頼。「絶対に人狼を殺して下さい、お願いします」と言い残し切腹。土方が沖田の亡骸を見下ろしながら「絶対に殺してやる、お前ら絶対に殺してやるからな」と悲しい怒号が響く。


壮絶な切腹の後の幽霊タイムでは全員が「おきた・そうじっ」とコールしながら囲んでくる不思議な光景(笑)夜に襲われてしまった、藤堂も出てきての3日目の幽霊タイム。

おさらいで藤堂と沖田以外の正体を見なおして、これ迄の流れを振り返る。児玉さん曰く霊媒→吉村、狂人→伊東、予言→原田、人狼→武田、沖田、土方、狩人→山崎辺り!との事だが結果的に狩人はわからん!と児玉さんもお手上げ。

予想中に沖田さんはリアクションしたらダメだから!と言われた時からの沖田さんの「無」顔がほんと笑った(笑)伊東先生が狂人であろう事は分かるが、今日切腹をした沖田が「予言」なのか「人狼」なのかで全く真逆になってしまうのだが、児玉さんの予想の中の話で、投票の部分「武田(人狼)に原田が初日に入れていた」部分で私も初日の投票で身内切りも在り得るとしても、どうしても沖田人狼説に行き着く。狩人は局長にしてみた!回収には3日迄に死んだ隊士達が来るのだけど私は悩んで悩んで書いた挙句に回収に来た、沖田さんに渡したんだけどマジ顔小さい、やばい、美しい(笑)


そういえば、人狼初参加組の武田(三上俊)さんって初めてとは思えない位にかなり冷静だし、周りをしっかり見てるんだよね。そしてあの妖艶さ…武田観柳斎ってイメージ的にあんまり好きじゃなかったんだけど好きになり始めている私が居る。回答が集め終わり、肝心の2名の正体オープン!「藤堂」→「抱いて!」からの【狩人】はい、終わったー(笑)

この時点でパーフェクトはさようなら。というか狩人ひきすぎだと思います、藤堂さん(笑)

そして、もう一人の大事な結果の沖田も「沖田」→「抱いて」での発表。張り合う二人にほっこりするも沖田は【予言】だった…はい、完全にここの時点で外れ!という事は完全に予想の真逆になるので原田は人狼、そして残りは…?

4日目、襲われているのは山崎。また霊媒も予言者も襲われていない図。大石はこんな風に二人残るのは、強くやはりありえない事だから両方が偽物ではないかと激高する。今日は少なくとも、伊東か原田が必ずどちらか襲われるのに襲われていないのはおかしい。もし伊東が本物ならば人狼は沖田・新八となり、残り一人なのに予言も霊媒も消さないのはありえないと強く反論するが、山南はそう仕向けられているのでは?との反対の意見。原田を全く、本物と見ていない土方は原田に強くぶつかっていく。


土方は原田に何故、原田が予言者が生きているのか?という詰問に「分からねぇ、人狼の考えは知らない!」と感情論に走り、土方はもうお前には話しかけないとこれまた冷たく吐き捨てる。局長がフォローに入り、こんな風に慌てる原田は人間らしいし本物だろうと主張。そして霊媒の伊東はここで吉村が本物の預言者だった可能性もあると突如の発言。霊媒師だからこそ、その場合は原田狂人で沖田人狼の可能性を示唆。その場合は狂人よりも、人狼を消していくべきとの意見に見える。土方は伊東にそれならば、原田にいれるか?と問いかけるが、狂人であれば見つけるべきは人狼なので、入れないとの回答で土方はそれならば、伊東を疑うとの宣言。沖田を盲信している土方が孤立気味。


そこで霊媒師としての伊東の説明にも土方は沖田を信じているので、話にならんと吐き捨てる。孤立は変わらず。斎藤は人狼がわざと予言者と霊媒残したとの話(人狼目線)を出した大石が怪しいと指摘。しかし山南が大石は新八を殺す決定表を入れたとの事で大石を庇っていく。

考え込んでいた、伊東はここで吉村が本物の預言者だった可能性もあると突如の発言。霊媒師だからこそその場合、原田狂人、沖田人狼の可能性を示唆。土方は伊東にそれならば、原田にいれるか?と問いかけるが、入れないとの事で土方は伊東を疑うとの宣言。土方が完全に孤立。

そして山南は生き残っている原田を消せばその疑心はフラットになるので原田を消すべきとの案を出すが、大石は伊東は既に死んだ新八と沖田の2人を人狼と言っているから原田ではなく霊媒の伊東を消すべきと主張。それには土方も賛成。しかし伊東は猛反対。人狼の可能性があるのは原田では?との局長の意見にも土方は強引に原田が狂人でも殺すべきとごり押す。理由を聞いても「何でもだ」というので全員の疑心を浴び、伊東や山南からも話が出来ないのではどうしようもない、人間であっても山南は票を入れるとまで宣言を出す。感情論がかなり左右してバラバラになっているのが凄く伝わる。そのままでの投票開始。


四日目投票の流れ
①土方→伊東伊東→土方③局長→土方④山南→斎藤
⑤斎藤→原田⑥大石→原田原田→土方



伊東や局長が土方に入れ、山南はやはり土方は人間で、これは不味いのでは無いかと気づいた様子の投票。結果的に孤立した土方が切腹。自分が死ぬも、「自分を一切曲げていない、だから俺は負けてはいない。人狼共、お前達の負けだ」と怒りも無く穏やかな表情が印象的な自分の道を貫いての切腹。
幽霊タイムでは「トシちゃん」と死んだ隊士達にワイワイと囲まれる(笑)夜に襲われた山崎は【人間】そして土方は「せーの」←「ザワザワザワ(某カイジ的な)」で【人間】つまり、まだあの中には狂人+人狼2匹居る事が観客目線では完全に確定。児玉さんが盛大に外した事でかなり多くの人が意見に乗っかったので誘爆状態(笑)そんな爆笑のまま、新八のつぶやく「圧倒的…!!」で夜が明ける。カイジツボりすぎ!!


4日目は何かに気づいたであろう、山南が居ない。そして何故かまだ霊媒師の伊東も予言者の原田も生きている。原田は大石が人狼だ、見つけたと宣言。伊東の土方の霊媒結果は人間。局長はやっぱり生き残っている事に気にはなるが、原田が予言者である事を信じると告げる。人狼と言われてしまった大石は霊媒師の伊東が狂人なら霊媒結果は全てデタラメになり、この時点でもう終わっているしそれならば、原田と局長が人狼なのでは?と狼狽。伊東はその意見に対して狂人、人狼2匹居るのであれば実際に既に3:2なので強行突破を仕掛けてくるから、原田は真の予言者、そして大石が人狼ではないかと宣言。


唯一生き残っている予言者に人狼と言われた大石に疑念が集まり、大石は懸命に自分は違う、原田がやはり偽物であると主張するが、全員の表情はあまり芳しくない。大石は原田だけは偽物である、自分は人間だと宣言。そしてこの状態になったのであればやはり沖田が預言者であり、原田が人狼そして伊東が狂人で局長と斉藤の二人の中に人狼が居るとの叫び。だが根拠が大石目線だけでは響かずに空回り。そして投票へ。


五日目投票の流れ
①斎藤→大石②原田→大石③大石→原田伊東→大石
⑤局長→大石


大石の「伊東と局長が人間である事を祈るしか無い」の懇願虚しく全員が、大石へと入れていく。「預言者が生きている訳ねぇだろ!!」の大石の原田への投票の時の叫びが凄い心が痛かった。決まってしまった事に大石は本当に悔しそうな表情。


愕然としながら前に進み出る大石鍬次郎。切腹の為に正座をする大石は、介錯の局長へと語りかける。「俺は新撰組が格好良くて、新撰組に憧れて、新撰組が大好きで!この隊に入りたいと思いました…すっごく悔しいです…!」「誰にも、信じてもらえなかった…」もうここで涙がぶわっとこみ上げてきてもう駄目。大石は「局長は人間だとおもいます、局長には信じて欲しかった」「俺が死んだら、局長も、新撰組も終わります」「最後に、格好良く切って下さい」「任せろ…!」大石と局長の最後のやりとりに号泣。大石の亡骸に局長がすがりつき、大石…!!と叫び暗転。

凄く号泣した後なのに幽霊タイムで死んでいる隊士達が、「くわ!くわ!くわ!くわ!」と全員(土方さんも)キョロちゃんみたいに連呼している全員が出てきて涙引っ込んだわ!(笑)大石本人はごく普通に見つめているし、何かもうしっちゃかめっちゃか!!そして、何故か話題が、児玉さんのけん玉が金色のけん玉に紫の糸が和風風味。「エロいな!」と昨日死んだ、山南さんの発言からの、素晴らしい児玉さんのけん玉技!


霊界では本当に、人が増えたのでこっちで人狼出来るという話になり児玉さんが「では、皆さん目を閉じて下さい」なんて言い出して山崎が「こっちで死んだらどこ行くの?」と鋭い突っ込み(笑)そして、前説の児玉さんが格好良い件について山南さんが「あれだけ格好良くやっちゃOPが霞むからダメだって言ったのに!!」なんて、むくれている山南さん可愛い(笑)最近、定番の4日目辺りに噛まれる山南さんは当然ながら、【人間】。トントンとされると「はいはい、分かってますよー!」「状況説明もう要らないんですねー!」と思うらしいです(笑)そして肝心の大石を公開する前に朝が…全員が履けていく時に、「圧倒的結末…!」とかこそっと新八は言わない!!(笑)


やはりだけれど、ここでEDと言う事は真っ赤な人狼ED。局長一人が「出てこい…!原田!!」と叫ぶと原田が出てくる。そして斉藤も共に。局長へと斬りかかる二人。「大石、大石、信じられなくてゴメンな」と大石へと詫びながら倒れる近藤局長。

倒れながら「最後に教えてくれ…お前ら、どんな風にあいつらを喰ったんだ」と局長が最後の問いかけには「泣きながら喰いましたよ!!」と涙声で局長へと刃を突き立てる原田、そして斉藤。局長は絶命。そして立ちすくむ二人の後ろから出てくるのは、狂人であり、この京に新撰組の中へと人狼を導いた人、伊東甲子太郎。伊東が二人に声を掛ける。局長が死んでも尚、何の感情も無い様に見える伊東先生の冷たい声に聞こえてぞぞっとしてしまった。

局長を殺害した、二人の人狼にねぎらいの声を掛ける。「斎藤は最高の目、原田は最高の身体の人狼など素晴らしい」と。そして嘲るように、真実を騙り、真実に近付いていたけれど信じてもらえずに死んでいった土方の最後の言葉をふと、思い出した様に話しだす。

「土方君は、自分が正しいから負けていないと言っていたね。ならば僕も勝ちだ。ハナから幕府を倒す為に新撰組に潜り込んだんだから…さぁ、目指すは京都御所。京を火の海へ。いざ参らん…」

扇子を振り上げて去っていく3人。狂人が残ると、狂人EDで狂人が何故、この新撰組へと人狼を招き入れたのかが分かるのだけれど、狂っている訳じゃなくて本当に最初から伊東先生は、新撰組を壊滅させて幕府を転覆させるのが目的だった、完全な史実かは誰も名言出来ないけれど『伊東甲子太郎』がその目的で、新撰組にいたという説もあるから、本当に鳥肌の立つエンディングで狂人が人狼二人を完全に従えているという恐ろしいパターンのEDでした。流石の伊東先生という感じで、狂人としては霊媒に出るのは凄くリスキーなのにしっかり原田が土壇場で人狼で予言者COをしてしまった事のフォローを取っているのが凄すぎて完敗!

人狼EDで狂人の伊東先生が全視点での今回の振り返りを聞きつつ、近藤さんのガチの悔しい、やるせない顔がホント、辛いなぁと感じました(泣)大石を信用していたら、それは考えちゃう事だけどあの流れで中々、その判断は出来ないだろうし土方さんを処刑してしまった時点でもう決まってたかな…そして、本物でも人狼でも喋らない預言者に猛烈にツッコミの山南さん(笑)そして児玉さんも言ってたけど、初日からだけれど人狼→人狼に投票めっちゃ入れてるんだよね。これは難解過ぎた。私自身も票を完全に盲信というか重要項目にしてしまっているので、投票に従って決めて爆死した感じ(笑)そしてMVPは最強の狂人のアシストがありつつも予言者として最後迄、生き残る事が出来た、原田左之助に決定。

伊東先生は中の人もそうだけれど、人間側だと納得の安心感&真実に近づくと噛まれるって流れで、人狼側の時は完全に恐怖でしか無い(笑)あの人の弁論を言葉で覆すっていうのはほぼ、難しいと思います。裏MVPは断然、伊東先生だったと個人的には思います!そしてパーフェクトは0、正解者も1名だった事に本当に入門編なのに、難しすぎると思いました(笑)

最初に霊媒が噛まれて完全に乗っ取られて人狼の予言者の流れに拍車を掛けてしまったのと少数派という事でやはり真実に近くても発言が際立つと消されてしまうし処刑されてしまうって事が実に悔しい回。でも票だけでもダメ、人間力だけでもダメというのがしっかりとよく分かりました、精進せねば!



人狼TLPT×新撰組~至誠の巻~ 9月10日【入門編】観劇レポ
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9月10日、私の新撰組人狼の初日になりました。仕事を早上がりさせてもらっての観劇。シブゲキに着くと、まだロビー迄の開場だったのでSS特典(勿論、最初は山南さん)を受け取り。SS席の特典は16種類で【超狂人】【狂狼】【騙り狼】【妖狐】になっているみたい。人狼ルームで使われる特殊役職のカードですね。それと、人狼カードをGET!使うのが勿体無い!そして写真やパンフレットが全て欲しくなってしまうけれども、追加でチケットを増やしてしまったりしているので我慢!通販してほしいなぁと思ったら公式さんがしてくれたので、万々歳!!

そして席に到着。10日の夜の席はA列の下手!私がまずは見たい山南さんは席がセンターよりなのですが、今日は入門編で山南さんと伊東先生は解説役なのでどの席でも楽しめそう。ワクワクと待っていると、前説開始!アンサンブルの阿部大輝さん、重友健治さん、田口涼さん、木下泰文さん、市橋秀平さん、松本渉さんの人狼ゲームの基本ルールの説明。時折、ギャグや小芝居を入れての説明は解りやすい!そこから直ぐに暗転、OPに繋がるのだけれど普段は13人でのOPと本編なのですが、今日は入門編なので今日は15人でのOPになっている!!

9日のTSを見ていたのですが、OPの殺陣&スクリーンへの名前と写真での紹介が初日と違う!
出てくる順番は、局長→山南&土方→沖田→平助&新八+左之助(3馬鹿集合)→尾関+土方→武田&篠原→吉村→伊東+大石&谷→斉藤の15人編成のOPでTSより普通の回より凄く豪華な気がします。(物語編を後日見て、そちらでも全員Ver.を見る事が出来ます!)

そして、9日のTSでも見ていたのだけれど、最前で見る、この迫力は違う…!!何と言っても志士達が階段を降りて客席を駆け出していくのだけれど席の位置的に真横を駆け抜けていくのだけれど、誰かが「香」を付けているんだろうけど、ふわっと凄く良い香りがして倒れそうだった(笑)殺陣の剣閃も凄く感じるし、やっぱりSSを取ってよかった!!と感じました!


局長の殺陣は凄く力強く男らしいし勢いがある。そして、副長コンビは頭上の方でまさに「正反対」の鬼と仏。長州の志士を躊躇なく切り捨てる鬼の土方、そして剣を抜かずに鞘のままで刀を受け止めて鳩尾に叩き込みながら、隊士達(恐らく3人と言っているので3馬鹿?)への気遣いもしっかりと、している山南は仏だし「殺さずに生かして捕まえる事」を選んだ山南が凄くきゅんとします。特に「いいね?」の言い方がが凄く好き。(何が言いたいのか、分からない程に毎度の萌え部分)

そして、新キャストの沖田総司役の北村君、綺麗な顔立ちだけではなく殺陣が凄く綺麗!センターから出てくるのだけれど、斜めに柳の様なしなやかさで走りだすのが凄く綺麗で、まるで演舞しているかの様な流水の殺陣が凄く素晴らしかったのでまさに「沖田総司」だと感じました。

そして殺伐と言うか、殺し合いの中で和むのは「3馬鹿」と呼ばれる藤堂平助、永倉新八、原田左之助の3人!最初に戰場とは思えない様な軽口でこれやばくない?と言い合う藤堂と新八。その頭上から槍を手に飛び降りてくる左之助。3人が揃うと心強さと和む空気を感じる。それぞれの殺陣も性格があり、新八はスタンダード、藤堂は柔らかい感じの殺陣で最後の下からの切り上げとか踊っているみたいに見える。原田左之助は兎に角、豪快。藤堂役の川隅美慎さんも新キャストなんだけれど、3馬鹿に混じって本当に仲が良さそうに見えてほっこりします(笑)



この日、初見で感動と言うか気になったのは、この二人。土方が尾関雅次郎に旗役を任せたとの史実があるのだけれど、剣はからっきしの旗を持った尾関へ長州の志士達が、「こんなチビが旗持ちじゃ新撰組も終わりだな」と嘲笑する所に鬼の副長の土方が物凄い形相で、長州の志士数人を切り捨て尾関が土方さん!と駆け寄るのだけれど、その顔にそのままの勢いで蹴りを放つ。尻もちを付いても旗を離さない尾関に「その旗、絶対に落とすんじゃねぇぞ!」と言い放ち、走り去っていく。その後を尾関も走っていくのが何だか二人の関係性が見えて凄く嬉しかった部分。土方は沖田、局長、斉藤辺りとの絡みが強いけれど、しっかりと平隊士の尾関も見てるんだなぁとしみじみ…

そしてこの二人も注目!新撰組人狼には初参加のウォルターさんこと、橋本賢さんの篠原泰之進と新キャストの三上俊さんの武田観柳斎。武田は武田信玄の言葉「信玄公曰く~もうひと押しこそ慎重になれ」と言いながら無慈悲に長州志士に突き刺した刀を三度、更に突き刺していく。篠原は背中から這い寄る長州の志士を「私に分からない事はありませんよ」と体術で交わして殴ってからの「首の骨を折る」この二人はかなり印象の強い二人。「これぞ軍学の極意なり」と「Goodbye、いざさらばという意味です!」の併せがすごく好き。


そして次のこの人も本当に、キャラが強い(笑)吉村貫一郎は戦の間にもご飯を美味しそうに食べているのでそりゃ長州志士にも「何、飯食ってるんだ!」と突っ込まれますよね(笑)その上で何度も斬りかかる刀を(この日は見えませんでしたが)ちゃんと箸で挟んで、最後に必殺仕置人の様に突き刺しているのです!吉村貫一郎は南部藩(盛岡藩)を脱藩した新選組隊士で、凄く言葉の訛りが強いキャラ。OPでも「おもさげなござんす」って言葉が出てくるんだけれど、かなり印象に残る!

そして、全員気になるとか言っている気がするけれど伊東甲子太郎はガツンと来ました…多数の長州志士に囲まれても優雅に扇子を仰ぎ、扇子で睨めつける様に90度に志士達へ「君達にも志と言うものがあるのでしょう?」と問いかけて尚、斬りつけていく者達を止めたのは二刀流の大石鍬次郎と錫杖を持った谷三十郎。錫杖の中の仕込み槍を抜き、二刀流で敵を斬りつけていく二人。伊東先生の「あたら若き命を散らすか…」という冷めた言葉とまた扇子で仰ぎながら去っていく背中が本当に美しい!

そして最後に出てくる斉藤、「どけ…」とボソッと呟き、威圧感で長州志士はたじろぐが、斬りかかる志士の刀を奪い、3人、4人と斬りつけ、蹴りつけて最後に二人の志士を腰の重点の低い牙突で突き刺す。牙突と言うとどうしても肩の位置でのるろうに剣心の牙突を思い出すけれども、男らしい本当に「突き」の牙突が凄い良かった。そして、終わった後に沖田が本当に斉藤を信頼しているのだろう、優しい声で「斉藤さん」って問いかけに「おう」と答えて、刃こぼれを確認する斉藤が凄く斉藤一でした。


その後に出てくる、新撰組隊士が急に倒れこみ、新八が駆け寄るもいきなり首を締め上げてくる。異常な空気に土方が背後より斬りつけて、倒れるも効かないかの様に起き上がる。そこに斉藤と沖田が斬りつけてもフラフラと去っていくだけで死なない。動揺する新撰組隊士達。その中で『使ってきましたか』と何かを知っている伊東先生、そして山南。その正体は…「人狼です!」の言葉に暗転して全員が苦しみだす。

この後のOPの後半は日替わりの部分が多いので凄くドキドキします。クリスことクリストファー神父のナレーションで人狼がこの13人の中に居る事、そして疑い合い、殺しあう事を無情に告げられる。

この日の、後半の対決部分は【谷三十郎】対【原田左之助】の師弟対決、【武田観柳斎】対【吉村貫一郎】そして【近藤勇】対【永倉新八】この対決部分は本当に全部をDVDに入れて欲しい程の名シーンばかり。

15人での『誠』が剣閃で描かれて「人狼TLPT×新撰組!」の掛け声の後に暗転。幽霊のアレを付けた、山南&伊東先生が出て来ます。本来は13人のゲームなのでこの二人は1日目の前に処刑(山南)夜に襲撃(伊東)されたお二人との体。本来は、役職も含まれますが(大人の事情)で二人は役職は100%無し!そこから二人がつらつらとまず人狼の基本のお話をして行きます。夜タイム(幽霊タイム)に予想や展開の説明をしてくださるとの事。説明は流石の山南(松崎さん)なので、凄く丁寧で砕いてくれるので解りやすい。後、特に注意すべき客席のリアクションに関しての説明で出てくる山南さんの「素」のリアクションがガチでわかりやすい。「やばくないですか!?」とか本当にテンションが高い(笑)これは夜タイムも楽しみ!



夜が明けて、1日目。そして始まる初日の会議。伊東先生襲撃の流れで参謀も知能的な人もいないという事でちょっとわちゃわちゃしている空気。そして唐突に何故か新八が局長は人の意見に流され過ぎだから自分がこれから、伊東先生に代わり、参謀になると立候補。特に畏怖を唱える者も居ないので、何故か新八が参謀に(笑)局長曰く下手をしたら、直ぐに切腹決定だという事。そこから、武田観柳斎がいきなり前に出てくる。武田アイによる信玄公曰く、「●●じろう」と名前の付く者は「次郎・二郎→じろう→じんろう→人狼です」と言い出す。根拠は特に無い!でもこの入り方が凄く面白いので好き!その根拠から行くと、【尾関雅次郎】【大石鍬次郎】が人狼疑惑になります。


そこからの流れで、尾関は副長の土方が自分が尾関を自分が旗持ちに入れたという事実を話す。だからこそ「よく知らない平隊士の尾関に入れるとか安易な事をするのは殺す」そして、その尾関に自己紹介をしろと即す。噛みながらも自分の自己紹介を終える尾関。ちっちゃい。

そして端の吉村が谷先生が寝てるんですが、と発言。谷先生曰く、寝ているのではなく修行の為に目で見るのではなく、目を閉じて心で見るとの事。目の前だったのだけれどそう言いながら瞼がピクピクしている谷先生(笑)次に話しだしたのは、何故か新撰組なのに、オーバーリアクションメリケン語混じりの篠原が「ワーウルフ」等、皆の分からない英語ばっかりで皆を惑わす。そんなカオスな中で、斎藤が人狼を見つけ出す作戦を持っているけれども「方法は言わない」との事で人狼を探すという事を言い出す。まさに「はじめアイ」(公演中、度々登場します)

そして新撰組1の愛くるしい問題児()の大石は、人狼は3人だから仲間になるから人間も手を組まなければ人間側は勝てないと断言。だから、丁度真ん中から2つに分けてそれぞれに一人怪しい人を選んで、そこから真ん中に居る、局長に切腹すべき者を選んで欲しいと謎の提案。いやいや、局長が人狼ならどうするの?と混乱する中でいきなり斎藤が下手に向かって「人狼!」と叫びながら近寄っていき、対象に含まれていて驚いた新八・原田・藤堂の3馬鹿+大石の中に人狼が居る。その中で人狼は大石。そして局長で割った半分から上手に人狼は残り二人居ると断言。根拠はないが、はじめアイは確実に人狼を当てる、脅威の眼力らしいです。

今度は上手に居た尾関が自分はやはり疑われるので、という事で出てきて偉い人も選ぶと『今、言う事?』と皆が同じ反応をしている中で今度は吉村が何も役職は無い!宣言。そしてまたの尾関がメチャクチャに噛みながら、自分が予言者である事を宣言、最初から知っているのは藤堂であり、藤堂は人間と言った途端、隣の新八が自分が尾関は偽物であり、自分が本物の予言者だと宣言。

新八が知っているのは沖田総司。二人の予言者が出て来たのいで真・狂の内訳が濃厚?な中で篠原が3人目の予言者宣言。知っているのは新八と同じく沖田総司であると宣言。沖田は初日の人間判定では自分は、喰われるじゃないかと微妙な反応。3人出た時点で即座に、土方がそれならば霊媒師を出ろとゴタゴタした議論の中で叫ぶ。原田が名乗りを上げて、霊媒は現時点で原田一人。そして3名の予言者という流れになってしまう。予言者は真・狂・狼の内訳なので、そこから予言者を順番に殺していこうという流れになり、1日目の投票開始。(予言者をローラー(順番に全て切腹していくという方法)霊媒がほぼ確定なので狩人が原田を守れば明日の結果はほぼ間違いなく知る事が出来るという事。2日目には襲撃されるかもしれないが…


1日目の投票の流れ
①斎藤→大石篠原新八③谷→武田新八篠原
尾関新八⑥大石→尾関⑦武田→大石⑧局長→谷
原田尾関⑩沖田→尾関⑪藤堂→篠原⑫吉村→新八
⑬土方→尾関初日の役職→赤→予言者CO青→霊媒CO


結果的に、一番最初に予言者として名乗りでた、尾関が切腹。最終的に最後に決定をした土方曰く、尾関の出方は真実味が無く、本当の予言者が尾関であれば「クソだな」と吐き捨てる。噛みまくりだったのはアレだけど…この投票から何が見えるのか?


初日の切腹に決定した、尾関の切腹で土方の俳句が大好きでしたと言いながら旗を落とすなと土方が介錯を受け持って尾関が梅の俳句を読みながらの切腹。そして幽霊タイムへ。幽霊タイムでは尾関が「僕、見えますか?」ちっちゃ愛くるしい(笑)伊東先生と山南先生に挟まれてちっちゃい尾関は【予言者】

2日目の朝、襲撃で死んだ人間はいない!と言う事は9割、霊媒師を守っての狩人GJである事が濃厚。そして尾関以外の予言者の結果は新八→原田が人間。篠原は局長を見て、人狼だったとの結果。霊媒の結果では尾関は人間判定で、狂人OR予言者である流れ。局長が人狼判定出るも票が割れる。



2日目の投票の流れ
①局長→新八篠原→局長③大石→新八④武田→新八
⑤吉村→篠原⑥谷→篠原⑦土方→大石⑧沖田→篠原
⑨斎藤→大石⑩藤堂→局長⑪新八→篠原原田→局長
決戦投票→局長 4票篠原 6票篠原処刑




決戦で、原田・藤堂・沖田・土方以外に投票されて決まった篠原は介錯を初日の人間と知っている、沖田に頼む事に。メリケン語混じりの遺言で、「では、グッパイ」という軽い感じで皆が「え?え??」という様な微妙な雰囲気になり、〆は「いざさらばという意味です…!」と皆に答えてからの切腹。幽霊タイムでは狩人GJが出ているので、篠原だけの正体オープン。「グッパイ→圧迫感」で篠原は【人狼】結果、消去法で人狼2人が騙っている事はないので、3人の予言者の中で新八は狂人である事が客席的には判明。そして、山南さんの小声ヒソヒソでの予想がかなり面白い。伊東さんはふむふむと聞いている流れ。伊東さんの予想は当たってそう(笑)


夜が明けて、3日目の襲撃は当然、一人だけであった霊媒師の原田。2日掛けても殺しに来た所を考えれば真霊媒師で確定。【新八】が【藤堂】への【人狼】判定を出す。しかし谷はそれは何だかおかしいのでは?と見解を話す中で、新八にに人狼と言われた藤堂が自分は狩人だと宣言。騒然となる中で、他に狩人居るなら出ろと言っても誰も出て来ず。藤堂は、初日の護衛は原田である事を宣言。そして大石がもしも人狼の判定の出た、藤堂であっても今日処刑する意味はなく今夜襲撃されるのだから意味が無いと力説。

そして結果的に3人出た予言者の結果の見解の話へ図にするとこんな予言結果と霊媒結果。






預言者と霊媒師の判定
尾関(予言)藤堂(予言)篠原(予言)霊媒師(原田)
一日目藤堂○沖田○沖田○ 
二日目初日切腹原田○局長●尾関○
三日目初日切腹新八●二日目処刑二日目襲撃



霊媒結果が尾関しか出ていないので実際に篠原が狂人なのか人狼なのかもわからずなので、出た3人の予言者を全て処刑する。つまり今日、残った新八を殺せば結果的に絶対に人狼を1匹は消す事が出来るとの局長の提案。そして新八(参謀)を消していいのか→お前なんていらねぇよとの局長の発言に会場も爆笑。



3日目の投票の流れ
①藤堂→新八②新八→藤堂③局長→新八④武田→新八
⑤斎藤→永倉⑥沖田→新八⑦土方→新八⑧谷→大石
⑨吉村→新八⑩大石→新八



結果的には新八一択の結果だったが、投票の中で、斉藤は大石と谷が怪しい、谷は既に新八切腹が決まっているので、自分が怪しいと思う者に投票する大石に投票。切腹の決まった新八は謎の遺言を残す。「藤堂は人狼に乗っ取られたのであって全ては狂人の尾関が悪い」との事を告げてからの切腹。

謎の遺言を残しながら、暗転後に幽霊として起き上がる時に何故かおでこに2つ幽霊の三角の布がくっついているという謎笑。3日目夜なので回答を回収。私は人狼は【篠原】・【沖田】【土方】と予想をして、で役職は霊媒・狩人・予言は役職オープンのままに記載。原田さんに提出をしてドキドキ。回収中も止まる事の無い、伊東&山南トークをうっとり聞いてました(笑)

そして、出し忘れた方が居ないか、カウントダウンをゆっくりする山南先生が優しすぎてドキドキ。回収後に明かされた2日目夜に食べられた原田の正体は【霊媒】そして切腹の新八は【狂人】でした。そして篠原さん以外は舞台上で全ての和製英語も含めた英語禁止であるルールがあるとの裏話。新八が1ミリって言いかけて「少し」に言い換えたりと大変との事。篠原さんはフリーダム(笑)


幽霊タイムが終わり、4日目の朝が来ると人狼判定を出されて、狩人宣言した藤堂は残っていて、噛まれたのは斎藤一。しかしながら、本物が居るなら出ろとの声に他の狩人は出て来ない。噛まれていないが藤堂は真狩人であろうという流れ。局長は人狼判定を出されたが、新八は絶対に予言者ではないと主張。つまりは、初日処刑の尾関が真予言者ならば能力者を騙っていない者に2名の人狼が居るという流れのまま、投票のおさらい。しかし土方はいまいち尾関を真予言者とは思えない様子。その後に、大石曰く、狩人が生きているのは疑わせるか若しくは人狼が狩人を騙る為に残したのではないか?とのちょっと意味深な発言。



4日目の投票の流れ
①土方→沖田②武田→大石③大石→谷④谷→沖田
⑤局長→土方⑥沖田→谷⑦吉村→谷⑧藤堂→沖田
決戦投票→沖田沖田切腹




決戦で谷先生が人間土下座発動。対抗相手の沖田が谷は人間らしいのでそれであれば自分に入れて下さい。と言った時の谷先生の「沖田…」が小声だったのだけどしっかり聞こえた。沖田の意思を汲んでの、切腹は沖田に決定。介錯は土方へと依頼。土方への礼の言葉を残しての切腹。

霊界では、何故かまだ霊界に来ていないのに、谷先生いじりに発展。今日が初演のメンバーがどんどん死んでいく(尾関→篠原)を見て、谷先生は次は自分では?とかなりビビっていたらしい(笑)しかしながら、気合の土下座で回避とは凄い。そして更に凄いのが「はじめアイ」斎藤のあの理由なしの人狼断言の的中率は稽古の頃から凄いとの山南さん他の言葉。予言者じゃないのに昼の議論で人狼を見つけるという新撰組の「虎」は素晴らしすぎます!そしてサイレントで前日に襲撃された斎藤は勿論【人間】そして切腹を受ける事になった沖田の掛け声は「沖田→グッモーニン」で【人狼】だった事が判明。言葉で語るべきものが人狼なのに「人を見ないで目を瞑る谷」「人の話は一切聞かずに目だけで人狼をぶち当てる斎藤」凄まじいお二人です。


斎藤さんのあのいきなりの理由なしの人狼断言の的中率が凄いらしい(笑)実際に役職の無い予言者じゃないのに昼の議論で人狼を見つけるという新撰組の「虎」素晴らしいと思います。はい。斎藤は勿論【人間】で「沖田→グッモーニン」で【人狼】だった事が判明。沖田が人狼は当たっていたけれども、正体を開ける前に斎藤のぼそっと、「前から思ってたんですけど…山南さんって牛たらいですよね」との発言で山南さんがなんとも言えない表情。確かに似ているけれど、どっちかと言うとダルメシアン(笑)でも何故か、牛並さんに決定。

そんな幽霊タイムも終わり、5日目の朝に襲撃をされていないのは、昨日の決戦で上がった谷先生だった。なのになぜか藤堂と局長が「昨日、噛まれたのは「大石」」とダブルで間違える。大石がプンスカしながら間違えないでくださいよ!と言っているのが愛らしい。そして、真予言者も不明、2日目に霊媒は襲撃をされているので、ここで最悪、間違えると5人なので明日2:2になるので人間側が負ける可能性があるので緊張が走る。

人狼の判定を出された、狩人の藤堂が残っている事が怪しいとやはり矛先は2日間生きている、藤堂へと向かう。その中で、武田がふいに質問した「昨日誰を守った?」に藤堂は素で「吉村」と言ってしまう。皆のぎょっとする顔、そして当の吉村が右往左往&叫ぶ。素でやっちゃった、どうしようの流れの中でこれは藤堂はやはり真狩人だろうという空気に。

土方は未だに最初の日に処刑した尾関が真の予言者の場合で話を進める事が出来ずに、皆に何故に尾関を信用できるのかを問いかける。そして、土方は篠原を信じたいと考えているので人狼の判定を出され、未だに残っている局長が怪しいのではないかとの発言。

そして皆の疑念はあまり発言の無い武田に集まっていく。武田としては初日から大石を疑っていたので、疑念はあるし実際に「狩人を騙るつもりだったのでは?」等の端々から狼目線の発言が多いとの指摘を上げる。狩人COしている藤堂は2度目の狼さん、俺を殺さないでくださいの懇願(笑)そして5日目の投票の開始。



5日目の投票の流れ
①局長→武田②藤堂→武田③武田→土方④土方→武田
⑤吉村→土方⑥大石→土方武田 3票土方 2票



決戦投票で武田に入れたのが大石、藤堂、局長で武田の切腹が確定。武田が人狼の場合は夜の正体オープンで見ている客席目線では決着するけれど、恐らく終わらなさそう。「信玄公曰く 敗けまじき敵に破れ、滅ぶるべき(?)身を滅ぼすは天命に非ず」の言葉を残しての切腹。その後に、捌ける時に灯籠の火を中々消せない吉村をガン見してました(笑)今日おそらく死ぬのがわかるから緊張してたのかもしれない…

昨日襲撃を受けた谷は【人間】武田は【人間】残り1匹で狩人の護衛成功があるので実際は明日が1週間目。人間が襲撃されれば4名になるので実質的に明日で終わりである事がほぼ確定。(狩人がもしも守る事が出来れば或いは…)幽霊タイムはそんな緊迫の中でも賑やか。谷は役柄的にずっと目を閉じてるけどぶっちゃけて言ってしまえば、不便で仕方ないらしいし全然わからないとの事。そりゃそうだ(笑)


実質の最終日の6日目。結局は狩人の護衛を前日にされていた吉村が襲撃されて死亡。やはり残る狩人の藤堂に話が集中する。その中で追い詰められる藤堂に土方が見解を述べる。土方はまだ篠原の真を捨てきれず、もしも篠原が真の場合(尾関が狂人)の場合は真の予言者に局長が人狼と見つかり、既に予言者として出ている新八以外のもう一人は狩人とも名乗る事が出来なかった。つまり、「人狼が先に一人見られているから名乗れなかった」との事があるのでは無いかと推理を話す。

現時点で、土方を疑っている大石に「大石、そう思わないか?」と真剣に詰め寄るも大石が「(´・ω・`)?」とまるっきり理解できていなさそうな顔。その数秒後に、素で「いや、なるほどって思いました!!」と素直な納得を示す愛らしい大石に流石の土方さんも吹き出しそうになりながら堪えて後ろを向く。破顔している土方さんの「ずるいぞ、そういうの!!」の顔が可愛かった!!

局長の目線では自分は人間なので篠原は偽物だが、狩人と言った藤堂が未だにずっと残っている事がどうしても局長は疑いが強いとの指摘に藤堂は必死に言い返すが、局長が「そうすると余計に疑念が深まるんだよ」と言われてしまう。藤堂は「じゃあ、もう黙ります!!」と半泣きの藤堂も愛らしい(笑)そして更に局長は、大石の愛らしさ=人間らしさは理屈じゃないとの断言。流石の愛らしさ最強説。そして、投票を開始。




6日目の投票の流れ
①局長→藤堂②藤堂→局長③大石→局長④土方→局長




結果的に狩人の藤堂ではなく、土方の見解に心が決まった大石達は全員、局長に投票。局長は切腹が決まるも明るく笑う。「副長のトシと愛くるしい大石に言われての事なら、後悔はねぇ、俺が格好良い切腹を見せてやる」と終始の笑顔で長曾祢虎徹興正で自分の腹を割く。「さらばだ!!」の言葉と共に笑顔からの苦悶の声で、「結構いてぇもんだな」の言葉にほろりと涙…

暗転からの切腹を終えた局長に全員が集まってくる霊界。実質決まってしまう日なので、夜に死んだ吉村と局長の正体は公開せず。局長曰く、本当は格好良く首を切ろうと思ったけど、思わず自分で「切腹」って言っちゃったから腹を割いた!と笑っている局長に、ほっこり。そして、裏話で、本番前のテストでは霊界タイムでも山南さんの声は聞こえずに大丈夫だったのに、山南さんの声が本番だと張り切っちゃって、かなり大きい声に皆が耳塞いで夜時間を行っていたらしいです(笑)流石、舞台俳優。


そして、シャラリーンと決着の合図。響き渡る剣の鍔鳴りと人狼ENDの音楽が鳴り響く。赤いライトの下で出て来たのは土方。おもむろに笑い出す土方。「くだらねぇなぁ、近藤さんはずっとお前を信じてたぞ、出てこい!大石!!」の怒声に2本の刀をぷらぷらと持って笑顔で出てきたのは大石。土方が大石へと怒りのままに、斬りつけるも人狼の肌には通らず。「新撰組は敗けねぇ!」の声に屈託の無い狂気的な笑顔で振り下ろされた刀は土方の身体に食い込んでいく。倒れて動かなくなる土方。


【人狼】は大石鍬次郎だった。土方が倒れた後も興奮した様子で、「土方さんかっけぇ!近藤さんもかっけぇ!皆と戦いたかったんだよなぁ、だって死なないんだもん」笑顔で明るい心底の狂気の感じる大石。そして、まさかの台詞で終幕。「そう、俺は…人斬り鍬人狼!!」


まさかの大石LW(ラストウルフ)EDとは思わずの会場にざわつきつつも、全員の役職公開と振り返りを開始。まず、初日に沖田を人間と言った藤堂が【狂人】である事が完全に、人狼サイドにはバレた状態だったので尾関が真予言者である事が判明して、票は尾関を初日に処刑する流れになり、篠原はダメ押しでの予言者COだったとの事。狩人が最後まで残され、人狼に人狼の判定の出された局長は完全にSGにされてしまった流れ。


そして驚くべきは、斉藤の「はじめアイ」大石が人狼である事を見抜き、3馬鹿は狂人混じりではあったけれど狂人・狩人・霊媒で全て人間だったとの驚きの的中率。そして上手側に2匹の人狼である事も的中。そして最後まで大石を疑っていた武田観柳斎の「武田アイ」も本当に凄い。この二人が残っていたら展開は変わっていたのではないだろうか?

しかしながら、持ち前の人間力で乗り越えたラストウルフで、MVPは勿論LWの大石に決定!確かに後々で、投票を洗ったりしてみると大石は怪しい投票をしていたのだけれども、実際に土方さんが尾関を信じられなかった部分で、とても凄く怪しく見えてしまったのは反省。しっかし大石謎の愛くるしさに全て負けたと言っても良い位の結果。夏村から続いての人狼エンド継続率が凄く5連続人狼エンドなので11日の児玉さんの解説の「入門編」こそ人間エンドで!!