人狼TLPT×新撰組~至誠の巻~ 9月14日観劇レポ |
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今回は事前にチケットが無く当日に譲って頂いての観劇。A席だったのですが11番のセンターの席で初めて舞台全体を見渡す事が出来ました。しかしながら、前説がどんどんマイナーチェンジして行く幽霊&長州志士&新撰組2番隊(笑)よいよいよいが確か13日日頃から流行りだしている気がします(笑)日に日に拍手も増えている!流石、新八率いる2番隊!
SS席では迫力も凄く、とっても舞台に近いけれど見逃しも多いのでやはり全体を見れたのは良かった。全体の構成として、本当に素晴らしいなと思いました。OPはやはり尾関雅次郎を飛び込んで助けるのに、男として蹴倒す土方歳三が凄く好きです!
後は、武田観柳斎の「武学の極意」は本当に言い方が色っぽいけれど、躊躇いなく止めを刺していくのが凄く好きだし、参謀伊東甲子太郎の冷ややかな去り際の後の谷さんの「南無阿弥陀仏!」と走り去っていく姿も凄くいいですよね。静と動という感じで凄く好きです。伊東さんの扇子を仰ぎながらの去り際…素敵すぎる。ラスボス級。
そして毎日、期待しているOPの後半の対決は、【尾関】対【土方】「尾関、お前にその旗を任せるんじゃなかったな」 「土方さんを返せ!人狼!」史実でも平隊士の尾関に土方が直々に旗役を任命したこの関係、尾関が土方に勝てる訳が無いのに向かっていく強さがじーんと来ます。
そして【谷】対【武田】「人肉を喰らう生臭坊主ですか?」「修羅畜生に落ちたか、武田観柳斎!」「地獄にご案内しますよ、谷先生!」やはり、武田のキャラが凄く好きです。ショールの様な物を抑えての軍配を持っている姿が凄く好きで、言葉遣いと言うか、台詞回しも凄く毎回気になってチェックしています(笑)
そして最後は三馬鹿の二人…【藤堂】対【原田】「お前が人狼だよな?嘘ついてるのはお前だもんな」「嘘付きはお前じゃ!平助はもう居ないんじゃ…!!」「なんで、左之助なんだよ!!」やはり3馬鹿が一番新撰組の中では友情という意味合いで凄く深いので、ぐぐっと来てしまいます。
どの対決もそれぞれ人狼である相手に対しての言葉や表情が心深くに刺さって最初から泣きそうな自分。そして全体でどうしても見たかった、13画の「誠」の文字が全体で見れたのでもうOPで既に鼻ぐずぐずの私。
そして、1日目の議論開始。谷さんのシャラーンの効果音の入る錫杖が好き!殺しあうも縁。やんぬる…の部分もかなり好み。武田さんは完全に妖しい。怪しいではなく艶かしい(笑)安定の3馬鹿がちょいちょいじゃれあっているのが可愛い。そして吉村さんが100回目記念の公演なので何かぶっこんでくると思いましたが、やはり来た(笑)
いつもの吉村と雰囲気の違う形でいきなり近藤、土方…とタメ口で話していく吉村さん。完全に呼び捨て。そこから、いきなりの「俺だよ、お前らに暗殺されたのは影武者で本物の芹沢だ」と芹沢鴨CO。武田さんの「あなたが狂人ですか?」のツッコミが冴え渡る(笑)自分を殺そうとした隊士に復讐をするべく潜り込んだと。
史実でも、土方歳三・沖田総司・藤堂平助・御倉伊勢武に殺されたという事なので、暗殺した3名プラス局長は驚きを隠せない様子。「復讐」という芹沢に対して、全員が不穏な空気を感じさせているが、そこに局長が割って入る。局長は正直、芹沢は好きではなかったが懐が深く、新撰組をしっかりと愛している事はわかるから、新撰組を救う為に力を貸して欲しい。と局長の個人の主観ではなく懐の深さに対しての熱い言葉に復讐は一時置いて、先に人狼を見つけて殺すとの決意。何とか場が収まる。しかしいきなりの芹沢ブッコミとは思いませんでした。便宜上は「吉村」扱い。
そして次は神妙な顔をした武田が前に進み出る。いきなりの沖田に入隊時からお慕い申し上げておりました。今日はあなたを信じますとの沖田への武田の告白に全員が動揺というか変な雰囲気。そして他の皆から、師弟関係でも誰でもちゃんと疑っていく事の話と決意。
そこから、それぞれの隊士が初日の投票に付いての意見を述べる。谷は、目立った行動をした人間を疑う宣言。吉村(芹沢)と武田に注目。山南は人に敵を作った谷を信用する。しかし武田は逆に谷を疑うとの発言。山南は谷と同意見で狼は潜んでいると予測。局長は能力者は自分の意思で出るべき&投票に工夫をしたいとの意見。
投票の順番を何らかで決めたいとの局長の意見に賛成は山南。土方は反対。理由は「新撰組らしくない」との事。土方が藤堂に話を振るが、藤堂は3馬鹿を信じ、局長を疑いたいと発言。それに対して、芹沢は近藤は人狼殲滅案を出したと庇う発言。山南は提案をしない者を疑いたいとの意見、伊東先生は話していない尾関&永倉に意見を聞きたい。尾関は谷を疑っていると意見。永倉は敢えて自分の意見を出さずに、待っていた上でこの時点で「自分で話出した者」「聞かれてから話した者」と別れたので前者にいれるとの事。その中で、初日の投票が開始。
①土方→永倉 | ②伊東→斎藤 | ③谷→武田 | ④山南→谷 |
⑤斎藤→原田 | ⑥沖田→藤堂 | ⑦局長→沖田 | ⑧原田→永倉 |
⑨藤堂→沖田 | ⑩尾関→谷 | ⑪永倉→沖田 | ⑫武田→斎藤 |
⑬吉村→永倉 | 役職CO→ | 赤→予言者CO | 青→霊媒CO |
山南は斉藤と谷を怪しみ、斉藤は原田と新八、武田を疑っている、決戦は4名での決選投票。それぞれの弁明。永倉は黙っていたのは誰かがそれを言い出すのかどうかを見る為の作戦だと意見。沖田は藤堂に入れたのは無条件に信じると言う事に信用ができなかったから、そしてただの人間であると宣言。斎藤は自分は、ただの人間であると宣言。話<自分の目で見つけるとの人間アピール。
決戦で、永倉→5票・沖田→3票・斎藤→2票で永倉が切腹に決定。永倉は誰かが死ななきゃいけない、このまま人を殺し続けても新撰組に未来は無いと断言。「弟子、師匠、友人、愛する人、全てを疑って下さいね」との新八らしい遺言。介錯は自分へと入れた左之助に依頼。首を跳ねろ、友に入れた左之助、お前は本当に人らしい!そういった時の新八の晴れやかな笑顔に心が痛かった。「新撰組の勝利を願っている」との言葉に「絶対に勝ってやるからな」との原田の叫びからの切腹。
そこからの幽霊タイム。新八は、いきなり自分とは思わなかったみたい(笑)これで俺ですかー!みたいな感じ(笑)2番隊の隊士に挨拶しつつ、流石の幽霊タイムがベテラン風な永倉が進めていく。2回目の初日処刑で掛け声は「取り敢えず」「新八」で正体は【人間】何だか、この時点でもしかして、決戦の全員人間じゃないの?と思ったり…
夜に行われる恒例の説明を終えて、2日目の朝。昨日決戦にいた斎藤が襲撃されて居ない!斎藤の票が不味い事を示しているから喰われたのであれば…等の発言や投票先から推理をしようとの展開。あの斎藤一を持っても勝てないのが人狼だとしみじみに語る局長。
吉村は斎藤の票から推理。人間であった斎藤から決戦の時点で他の者へと投票を外した武田と伊東は人間らしいとの結論。土方は逆に人間らしい行動をした永倉に入れたとの説明。そして、人間らしかった永倉に入れた票の理由を確認していく。永倉に入れた中に人狼が居る?そして斎藤を狙った理由を山南が不思議だと推測、本来ならば能力者を喰いたいのだから理由としては「狂人」を間違えて喰うのを避けた位しか理由が無いと話す。膠着する状況に業を煮やした伊東が何度か能力者を出るように話を出す。
その上で武田は、初日に沖田が人間、2日目に藤堂が人間だと見ていた予言者だと宣言。そしてその武田に人間だと示された藤堂が預言者CO。最初に知っていたのは原田であり人間。そして土方を見て人間判定と見たとの宣言。昨日の原田と永倉を信じる発言の意味は武田と同じく初日の人間を知っていたからとの事。双方一応の筋は通っている話ではあるけれど…?
そこで芹沢ではなく、吉村は藤堂になぜ、土方を選んで占ったか→初日から、沖田をずっと疑っていたのになぜ土方を占ったのか?との問いかけからも全体の信頼度では、現時点で少し武田の予言者としての方が信用が強め。伊東は藤堂の占い先より、武田が真・狂人が藤堂だと思うとの予想。そして伊東としてはわかりきった狂人(武田目線は完全に藤堂は狂人)より人狼を殺したいとの事。藤堂は反論するが…
土方が話をあまりしていない、谷に両方の預言者を殺していいか?の質問に谷は構わないと思っていると即答。だが、今日ではなくても良いとの答え。そして藤堂を狂人扱いする伊東に何故か山南が噛み付く。藤堂が偽だと思うならば今日は藤堂へ投票でいいのでは?と。この時点で山南がかなり怪しめに(黒く)見えている。伊東は冷静に真偽を見たい、明日の状態を見たいので、今日は残すべきとの意見。そこからの投票開始。
①土方→伊東 | ②谷→尾関 | ③伊東→局長 | ④藤堂→武田 |
⑤山南→局長 | ⑥武田→藤堂 | ⑦尾関→藤堂 | ⑧原田→伊東 |
⑨吉村→原田 | ⑩沖田→山南 | ⑪局長→伊東 | |
役職CO→ | 赤→予言者CO | 青→霊媒CO |
既に二日目時点で、急に預言者の真偽が分かれている時点で凄くきな臭い。この時点で狼にはどちらが狂人なのか真偽が見えたのではとメモをしている、この日の私(笑)
伊東先生に決定票が入る。「ほほう、面白い事をする…、何を考えての事かわかりませんが僕の話を理解出来ない方に僕は必要が無いと言う事でしょう」と冷ややかに吐き出して、「有難き幸せにございます」と切腹を受け入れる伊東先生。
「僕も死に、山南が失われれば新撰組は終わりなので人間である事を願っている」と伝えて、誰にも介錯を頼まずに切腹。伊東先生が切腹なのは恐らく展開していた、理論や投票先が人狼を追い詰めるのにあってたのでは…とこの時点で更に怪しい流れ。
そして幽霊タイム。またもや今日死ぬとは思っていなかった伊東先生。そんな伊東先生の為に謎の処刑ソングを作っている永倉にスルースキルの伊東先生(笑)そこから初夜トンの斎藤が呼ばれる。斎藤は夜タイムの方が恥ずかしいらしく「夜タイム」「頑張れ」で開いたのは…狩人!?うはぁ…な展開が既にここから始まりつつある気がしてました(笑)
そして俄然、人間っぽい伊東先生は「来るの」「早くなーい?」で人間判定。確かに来るのが異常に早いし早い時って大体、推理的中している伊東先生。そして狂人と人狼、人間の勝利条件を夜タイム苦手な斎藤さんが一生懸命に説明。凄く心の中でドキドキしつつ応援していましたが、しっかりと説明出来てました。斉藤さんって大石君とは違う意味で愛くるしい…(笑)
夜が明けて、3日目開始、襲撃は藤堂から人間と出されていた左之助。そしてすかさずにいきなりの局長が話しだす。昨日、決定表で伊東先生を殺した理由は自分が、霊媒師である事だからとの局長。そして伊東の霊媒の結果は人狼であった。と話す。しかし、先を越された、武田が局長は人狼だったとの判定。先手を取った形の局長の霊媒COにもほぼ全員が否定的。その理由は伊東がもしも本当に人狼ならば、処刑の前に確実に霊媒は出ていなかったのだから、騙るはずとの事。そして何か言いたそうにしていた、尾関を山南が「何か言う事があるんですよね?」と即す。尾関が涙ながらに伊東先生は人間だったとの言葉。
ここで預言者2、霊媒師2のラインは綺麗に別れて<藤堂・局長>でのラインと<藤堂・武田>で藤堂のみ、霊媒の真偽は不明という所。そして遅れを取った藤堂は武田を占って人狼だったとの言葉に「黙れ、狂人」との嘲笑の武田が妖艶。ここでもう私は武田を盲信(笑)そして結果として確実に武田OR局長のどちらかが人狼は確定。と山南が話を進めていく。全体的にやはり、どうしても局長が霊媒とは見えないとの流れ。まだ人狼は3人居るはずなのに、全員が詰めていくので身内切りがあるだろうなぁと予想。そして局長の言い訳がかなり苦しいし、昨日の時点でかなり票は入っていたのにその時点で霊媒COしなかった点も信用に薄い。
①土方→局長 | ②武田→局長 | ③局長→武田 | ④藤堂→武田 |
⑤尾関→局長 | ⑥沖田→局長 | ⑦山南→局長 | ⑧谷→局長 |
⑨吉村→局長 | 役職CO→ | 赤→予言者CO | 青→霊媒CO |
どう見ても、予言者が殺されておらず、恐らく武田が真予言者だけれど藤堂も武田も殺されていないし、局長に人狼が出ているという事を見れば、もうこれは狂人が人狼側に割れてる流れの二分。って事は、2日目の土方への人間との発言に対して藤堂が狂人がバレたとの予想が私の中で組み立てられる。局長の切腹決定に対して、吉村(芹沢)が最後位は良い酒を飲んで死ねと既に死んでいる斎藤の残した酒を芹沢が勧める。局長は、一口飲むが「不味っ!」と一言。こんな不味い酒をいつも飲んでるのか…と苦笑いしながら、「俺の愛する新撰組は人狼に敗けないと信じる、勝利を心より願っている」と笑顔で切腹へと向かう。そんな局長に声を震わせた土方が「いつも笑ってくれてありがとう」と最後の言葉に思わず局長も涙。そして長曾祢虎徹興里を土方に渡し、これでスパッと首を切ってくれと土方に託す。「お前達が大好きだった」の言葉を残し切腹。
そしていよいよ3日目の夜へ。この時点で結構絞られた。藤堂目線では武田が<人狼判定・霊媒の有無は現時点不明>武田目線では<局長人狼・藤堂狂人・尾関が真霊媒師>尾関目線では<局長が偽・予言者の真偽は不明>これだけでもかなりの情報。
切腹した局長が、何か甘酸っぱい味がしたんだけど酒の中身何なの?と聞くと、斎藤のお酒は今日は中身が玉露。お酒を入れる訳にいかないの?等と聞かれて入れる事は出来るけど…と斉藤がもにょもにょしているのが可愛いが必死にメモを見つつ、回答を書いているので、あまり話が真剣に聞けない(笑)
昨日襲われた原田も混じっての、夜タイム。ふと、思ったけれど前の方の席だとなんかもう萌えたり泣いたりで大変で、予想とか考察が全然出来なくってこうして少し離れて全体を見ているとちゃんと冷静に考察出来る事に気がつく(笑)でも、やっぱり前でしっかり見たいですけどね!
まず武田を真予言者・霊媒は尾関として狩人は既に露呈している斉藤にして、狂人は藤堂。人狼は今日処刑された<局長><土方><山南>に決定。理由は、山南の変な誘導が引っかかるのと、常に1番に投票はしているけれど、人間判定の出ていない中で一番潜伏しているのでは?と感じる土方。他の人間判定の出ていない谷・吉村は最初からバラけた票だけど逆に人間っぽいと感じたので省く。
山南は恐らく局長を初日から、身内切りで投票をこまめに入れていたと予想。あの人はこういう事するのではと少しメタ推理が入っているけれど、決定。しかも山南が途中で土方と局長に人狼がいそうだと言っていたのでそんな事を言えば、噛まれたりするのに噛まれないとすれば、スケープゴート或いは人狼本人だから噛まれないって事だと感じるので、山南が人狼っぽいと思った。提出で局長が希望していた紙飛行機が飛んでいた(笑)良かったね、局長!
回収がそして「さ」→「のすけ」で原田は【人間】「シブ」→「ゲキ!」で局長は【人狼】取り敢えず、ここまでは当たり。
幽霊タイムが明けて、4日目の朝、居なくなっていたのは沖田。そこに不穏な山南の前置き。いきなりの自分が霊媒師であると発言。ああ、そうきたかと(笑)伊東先生は人間、局長は人狼との結果。確かに、これは破綻していないけれど本人が告げる様に、明らかに出時がおかしく山南の言い分としては偽物が2名以上出ていたから出る必要はなく、局長の結果がわかった時点での今に出るべきだと思ったとの発言。それに被せる様に、予言者として残っている藤堂は山南を見て、人間だと見ていたとの宣言。ずっと先に言いたいと動いていた&山南に止められたと言い訳をしているけれど、これは明らかに怪しい。尾崎が見たのは当然、局長は人狼だったとの結果。そして予言者の武田が見たのは、谷が人間だという結果。
谷が山南が霊媒師だった場合、尾関が人狼の可能性は低いのでは?という意見に山南は藤堂の方が人狼の可能性が強いとの発言。投票を見てもずっと山南は最初から局長に入れていたから。
山南が出た事、後から出た事で預言者に人狼が2名居るのか?等や話がかなりバラバラになっている。尾関は霊媒師からいれるべき、武田が本物だと信じていると必死に問いかける。
武田目線も山南と尾関の真偽が分からない。山南がここで出てくるのは偽物の可能性がかなり低いのでは?との流れに尾関が「山南さんならやります!」「そういう言い方やめて下さい!!」のやりとりが爆笑!確かに山南さんの中の人はやるのですよ…(笑)
結果としても山南と尾関は分かれてないので、山南と尾関のどちらかであるか?の流れにも「山南が人狼ならやる」との流れが面白すぎて…霊媒の3人を人狼・狂人・本物に見えてきてしまう状況に動き始めている。吉村も本物が藤堂ではと揺れ始める。藤堂の黙れ狂人
山南の霊媒師宣言から混乱した4日目の議論も終わり、珍しく取り乱した土方の言葉の後に投票の開始。
①藤堂→武田 | ②②土方→尾関 | ③谷→尾関 | ④尾関→山南 |
⑤山南→尾関 | ⑥吉村→尾関 | ||
役職CO→ | 赤→予言者CO | 青→霊媒CO |
後から出て来た事で「人狼ではないだろう」との推測の流れで、藤堂に人間判定を受けた山南に信頼が集まった形での結果、霊媒師として宣言している尾関が処刑。
尾関は泣きながら「なんで信用してくれないんですか?永倉さん、原田さん、沖田さん、近藤局長、敵を取れず、すいませんでした」と悔やむ。そして自分自身が、唯一信じている武田に介錯を依頼。沖田へと愛を最後に告げた事が本当に素敵な事だと思います、その気持は変わらないと思います。と告げて、切腹…
武田の介錯にも尾関は旗は落とさずに、土方がその誠の旗を受け取る。
そして幽霊タイム。小さい尾関が見えないかの様に、全員が集まっても「処刑者無しか…」とキョロキョロしすぎ(笑)伊東先生なんて、座っていないで立ちなさいって酷い(笑)早速の2名の正体発表は夜に襲撃された沖田は「沖田」→「おっはよー」で【人間】の結果。そして気になる尾関の正体。「尾関雅次郎は?」「チビ!」で見えたのは【霊媒師】そして局長がいきなり「芹沢鴨」の名札を見つけてきて、名札を取り替える悪戯。上の()偉い人に大丈夫ですか?と後で確認している局長がお茶目過ぎる(笑)無事にOKが出て取り替えた上で、夜明け。
5日目に居ないのは、谷。そして武田は山南を占ったので人狼と告げる。山南は尾関の結果は人間だったと言う事で、狂人であり予言者の内訳は藤堂が本物であり、武田は人狼であるとと告げる。武田は人狼の立場では、そういうしかないと睨みつける。
おもむろに刀を抜き出す武田に「論議ではなくその刀で切るつもりですか?」と対立する山南は睨み合い、お互いに人狼と言い合う。
本物の霊媒師の尾関は処刑されているので山南は人狼と言う事になるが、山南は当然、偽物である藤堂を完全に本物であり、自分を人狼と言い放つ武田が人狼だからこそ今、生きているのだと断言して決めるべきは他の人間であると他の人間へと話を託す。
武田は、山南だけではなく土方の4日目の投票時に発した「局長は狂人」という発言に土方を疑うが、それを苦し紛れの武田の誘導だと山南は諌める。そして吉村は何故か、藤堂の前にしゃがみこんで、に山南に入れろと言うが、藤堂は右往左往しながらも武田しかありえないので武田に入れると初日からの意見を変えない。
土方は露骨に山南を疑い、かなり意見というか思考が右往左往している部分が見受けられる。人間っぽいといえばそうだけれどやはり藤堂の初日の人間判定なので疑わしく、武田が疑念を向けるが、人間にはわからないと怒鳴りつける。武田は挑発的に山南に、尾関に謝ったらいかがですか?と煽るが、山南は無言で交わす。実質、土方と吉村の票で完全に決まってしまう。
投票直前まで、武田と山南の罵り合いは続く。「卑怯な作戦を使いますねぇ、人狼ってやつは」「あなたに言われたくないですね」柔らかい二人の冷たい罵り合いは凄く背筋がぞぞっとなる。
①山南→武田 | ②武田→山南 | ③藤堂→武田 | ④吉村→山南 |
⑤土方→武田 | 役職CO→ | 赤→予言者CO | 青→霊媒CO |
土方が投票の後半で吉村に先に投票をしてくれと発言する。吉村を人間だと信じているからこそ、先に入れてほしいというが、吉村は山南へと入れる。その後に土方は「武田」と決定表を入れる。そこで恐らく全ての今の生存者の内訳に気付いた武田は笑い始める。
「まさか副長二人が人狼とは」皮肉交じりに小さな声で呟き、唯一の人間であろう吉村に話しかけるが、吉村は自分は「芹沢だ」と言い返すが、全てもう確定してしまった事を悟った武田は「どちらでもいい」と言い流してから「さようなら」と未練なく切腹。
そして幽霊タイムに突入。死んだ谷さんも加わっての幽霊タイム。谷の「死んだ」→「アーメン」で【人間】。死んだら宗教は何でも良いんですよ、というけれど死んだ後が大事なんじゃ…?(笑)そして全てが決まる、武田の正体は武田は見せたくないともだもだしていたのだけれど、「じゃあ眼鏡取って」と局長が言うとそれなら見せる!慌てる武田に会場は爆笑。「眼鏡は下着だ!」っていう武田さん、それだと下着を常に見せて…まぁ、置いておきましょう(笑)
そして前日に局長が、悪戯をした「芹沢」名札がまた吉村に変わっている話題に。武田は位置的に名札の場所を見ていなかったらしく、芹沢になっているのを知らなかったので、吉村と呼んだのだけれど、芹沢だった事を知って武田は処刑時の芹沢の突っ込みが恥ずかしいと素で恥ずかしそうにあわてていたのが可愛い。論議の場が嘘みたいにわちゃわちゃしていたが、鈴の音がなり、決着の合図。
最終日の夜が明けると、舞台では当然の様に赤いライト。一人、歩きながらケラケラと笑い出す藤堂。「藤堂さん、よくやってくれました」と柔和に話しかけるのは山南。「どうして俺達を選んだ?」と尋ねるのは土方。
「お前3人と一緒に居れば怖いもんはねぇよ」得意気に笑いながら、人狼二人を従えるように「よーし、おめぇら、行くぞ」と背を向ける藤堂に躊躇なく斬りつける人狼の二人。
「気が済んだなら良かったです」と倒れた、藤堂に微笑む山南。
狂人の藤堂の死んだ後に、目線を交わした副長二人は無言で激しく斬りつけ合うが、人狼の体には刃は通らない。山南は山南らしからぬ大きな声で叫ぶ。「あなたの剣でも死なないんですねぇ」「くだらなかったな、俺らに付いて来い」と不敵な笑みを浮かべながら土方が客席へと言葉を投げかけるとフラフラと何処かへと去っていく二人。
人狼EDでの終了。鳥肌の立つ様なEDでした。11日夜に副長二人の人間勝利EDがあったと、聞いているのでその後のこの人狼EDはかなり、心に来た感じです。
まさに狂人、友人だった二人も捨ててしまった狂った藤堂をいとも簡単に切り捨てて二人副長の向かう先は…?面白い事とは?とかなり先を想像してしまうED。11日に伊東先生の狂人EDを見たので、余計に副長二人の狂人に等、従わないという強さが凄かった。
話を振り返るにも真ん中の局長、副長2人の人狼というのは衝撃過ぎるので伊東先生も苦笑気味(笑)何より今日の決め手というのは、初日に人狼の土方に狂人の藤堂が、人間判定をしたので、人狼側に預言者の内訳が見つかってしまうのは有利過ぎると言う事、そして本物を襲わずに人間判定のでた者を順々に襲撃して、結果的に予言者も霊媒師も本物を昼に処刑させるという形が凄かった。更に言えば、2名しか出ず、人狼であろうとほぼ確定している局長と本物の尾関では尾関を処刑できないので、後から出る事で信頼を勝ち取り、処刑させようと山南さんの出たタイミングは流石過ぎます!本物を昼に殺すと決意していたそうで、流石…!夏村で1回、後から出て処刑されたケースもあるけれどこういう博打を進んで打ち出す山南さんは大好きです(笑)
MVPは間違いなく山南さんで決定。あそこで武田でも尾関でも本物を切腹させた時点でほぼ決まりだったので凄い特攻でした。MVPの山南さんの挨拶時、吉村の札が芹沢の札に変わったり、気になっていたみたいです(笑)そして、この日は2回目の物語編(物語編の千穐楽)があったので、それを見ると更に本当は仲の良かった新撰組がこんな事に…と良く分かるし色んな思いがあるとの事で、是非見てくださいとの事。(この日はこの回、物語編、通常編と全部見ました)
演者であり、演出家である松崎さんの締めで終わった今回の回も本当に最高の回でした。人狼EDは心が痛くなるけれど、それはそれで一度しか見れないものを見れた気持ちが強いので楽しい!
そして、何より今回の人狼TLPT×新撰組で初のパーフェクトを取れました!何より大きいのは狩人が3日目時点で分かっていると予想も立てやすいですよね。実際に今まで10数回見ているけれど「生存の狩人」?「LW」を反対に書いて涙した事が何回あるか考えたくないくらいにあるので(笑)
何はともあれ、目標の1回はパーフェクトを取るが達成できたので嬉しかったです。どの回も後からメモを見返し、記憶を全部フル回転で思い出すとヒントがあるのですが、演劇としても見たい!となってると結果的に気付けない事が多いのでどっちも楽しめる事が目標!
そして、前日にニコ生放送で、100回記念回と間違えた為か、この回には話題に微塵も上がらなかったけれど吉村貫一郎役の石井由多加さんが、100回記念だったので本当におめでとう御座います♪その記念の日にパーフェクトが取れて凄く嬉しかったです!