「拒食症」
はじめて聞く言葉でした。
どんな病気なのか知るために本を読んでみると、自分に当てはまることがほとんどで、正直なところ怖かったです。
自宅に帰ってから、両親に産婦人科で紹介状を渡され、自分が精神的な病気であるかも知れないことを伝えました。

「○○病院を紹介されたんやけど…」
「そんな病気知らん。ようは食べれば治るんやろ??」
両親も摂食障害については、ほとんど知識がなく知らない様子。その頃、痩せすぎで体に不調が出ていた私は、自分が病気であると知って受診してみたいと思っていました。
そのことを両親に伝えると、
「そんな遠くの病院には連れて行けない。そもそも、そんな病気のためにお金なんて出せへんわ」と。はっきりとは覚えていませんが、そのようなニュアンスのことを言われました。

「そんな病気」
いわゆる精神的な病気は自分の心が弱いからなるもの。つまりは、私が弱い人間だから、拒食症になったと言いたいのです。
両親のことは好きだし尊敬していたのに、裏切られたような気がしました。