とらねこは、2級セコカン補(電気)を受検してきました。
試験会場は、大阪電気通信大学・寝屋川キャンパス。
最寄り駅の京阪・寝屋川市駅から歩いて10分弱です。
途中、パンフレット配りに遭遇しました。建築関係の受験指導機関ですね。「解答速報もやっているのですが」というお話でしたが、建築ではなく電気のほうの受検者なんです。すみません。
受検者数は電気が757人、建築が510人でした。
集合時刻は9時45分。
同じ試験室では、出席率は8割を超えて9割に近い感じでした。年齢層的には若めで、20代から30代前半くらいまでが多いように感じました。高校生とおぼしき受検者も見かけました(高校2年生から受験可能)し、電気か建築かはわかりませんが、女子高校生らしき制服を着た受検者もいましたが、比率的には男性が圧倒的多数でした。
試験の説明は10時から。
電子通信機器は、電源を切り、机上の茶封筒に入れて鞄に収納することとなっています。
受験票は、受験票のページ以外を切り離して片付けます。余白にメモをしてはいけないこととされています。
一通りの説明があった後、マークシート式の答案用紙1枚と、問題冊子1冊が配布されます。
解答用紙には、受験地・受験番号・氏名を記入した上で、座席シールのQRコードを貼り付けます。
マーク欄は、真ん丸という独特のもの。普通は、縦長か横長の楕円で、ときどき小判形(微妙に塗りにくいやつ)や角括弧形(両端の点と点を線で結べと言われるけれども、結局は太く塗りつぶさざるを得ないやつ)のも見かけますが、真ん丸というのは珍しいと思います。
試験開始は10時15分。試験時間は2時間です。
途中退出は試験開始1時間後から試験終了10分前まで可能です。トイレは許可を受ければOKのようです(付け馬つきかどうかはわかりません)。
試験は四肢択一(一部に五肢択一あり)で、出題61問中40問を解答します。分野ごとに解答すべき問題数の指定があります。なお、指定を超えて解答すると減点の対象となるそうです。
分野ごとにパス権が設定されているわけで(全問必須の分野もありますが)、最終的には受検者にとって有利な制度なのですが、パス権利があるということは、「(この問題は)パスした方がいいかもしれない」という方向に気持ちを持っていかれて、目先の問題に集中しきれないという副作用もあります。不得手な分野では注意が必要だろうと思います。
30分弱でだいたい40問ほどを解き終えた後、解答数を確認しがてら、答を見直してゆきます。50分くらいで、どの問題に解答するかを含めて、解答が確定したので、マークをしました。仮マークをして、ずれがないかを見直して、数を点検して、本マークをして、ずれがないかを見直して、と何回か繰り返し、途中退出開始を待ちました。
第一陣の途中退出は3割程度というところ。試験開始後50分くらいの時点で、既に手が止まっている受検者はもっと多いように感じられましたが、きっちり時間を使って見直そうというのか、問題用紙を持ち帰るため、途中退出せずに我慢しているのか。
この試験は、途中退出をすると、問題用紙の持ち帰りができません。試験終了後に受け取るということも認められていません。不正防止のためなのでしょうが、やっぱり問題用紙を持ち帰って自己採点したいですよね。
でも、後の都合があるので、涙を飲んで、途中退出することにしました。たぶん、合格ライン(60%)ぎりぎりなんてことはないでしょうし。
7月14日には、1級の1次試験があります。こちらは、午前と午後に科目を分けて試験が行われます。
試験が終わった後に予定を入れることはないはずなので、最後まで残って問題用紙を持ち帰ろうと考えています。