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圧倒的脳タリン's LOG

基地外ログ主の脳漿ブチ撒けブログ
見た映画とか聞いた音楽の感想とか書いてます。

クライマーズ・ハイ
原作:クライマーズ・ハイ
作者:横山秀夫
出版:文芸春秋

出演:堤真一(悠木和雅)
   :堺雅人(佐山達哉)
   :遠藤憲一(等々力庸平)

○あらすじ○
1985年、群馬県の御巣鷹山に墜落したボーイング123便。
「日航機墜落事故」として大きな衝撃を与えた事故を
「報道」の側から映したノンフィクション映画。

○感想○

視聴前期待度:★★★☆☆

視聴後満足度:★★★★★

音楽:★★★☆☆

映像:★★★★★


この作品は群馬県民として見ないといけない気がしていました。
御巣鷹山の日航機墜落事故は常識的知識として知っていましたが、
私が生まれる何年も前の事故ということもあり、余り詳しい知識は
持っていませんでした。
あの悲惨な大事故を、報道の側から捉えた少し違ったモノでした。
「大久保・連赤」に続く一大スクープを任された悠木の葛藤、
その事故に対する個人個人の特別な思いが、"クライマーズハイ"
「登山者の極度興奮による恐怖感の麻痺」と当てた素晴らしい作品でした。
佐山と一緒に御巣鷹山に登った神沢のあの最期には泣きました。
でもアレが一番人間らしい反応なのかとも思いますが。
ある意味で凄く怖い作品でしたが、事実は小説より奇なり、
実際はもっと悲しいものだったのだと思います。
まだインターネットも普及していなかった時代、「報道」の
あり方をある意味で説いてくれたのだと思います。
常識の1つとして、知っておくべきモノだと思います。
興味が湧きましたら是非ご視聴ください。

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