退院してから、20日が経ちました。

 

 

時が経つのは、早いものですね。

 

あっという間の20日間でした。

 

 

そして、今週は仕事にも復帰して、皆さんに配慮してもらいながらでしたが、月~金で頑張ってきました。

 

入院前には、ほとんどの方に病気のことを知らせずにいたので、久しぶりに出勤した日には、「どうしたの~?」と声を掛けてもらいました。

 

でも、申し訳ないことに、病名を伝えることは出来ずに、「健診で引っかかっちゃってね。」としか言えませんでした。

 

 

この先、自分のこの病気が、どうなっていくのかも分からないので、はっきりとは言えないのです。

 

見た目は、すっかり元気になっているので、周りの方も不思議に思っただろうなと思います。

 

 

ただ、重いものは持たずに、ゆっくりゆっくり動いているし、傷が突っ張ってしまう感じがするときは、猫背になってじっとしています。

 

じっとして、胸を押さえてると、何事?って思われてるかな。

 

でも、無理は出来ないし、するつもりもないので、どう思われてもいいから、マイペースでやっていこうと思ってます。

 

 

 

 

今日は、月末で安売りをしているドラッグストアに、母と買い物をしてきました。

 

70代の母には、申し訳なかったけど、カートから車に乗せる時に、重い荷物を持ってもらいました。

 

 

母には、私の乳がんがどんなものなのか、その都度、話してきましたが、術後の傷の大きさや、見た目がどう変わってしまったかまでは、話していませんでした。

 

母も、今まで、聞いてくることはありませんでした。

 

 

母は、テレビで乳がんの特集をやっていると、電話を掛けてきて、「今、テレビでやってるわよ。」とか、録画をしておいてくれたりします。

 

今日、母に見せてもらったのは、術後につける下着の特集でした。

 

 

乳がんの術後につける下着は、機能性重視で、オシャレなものがないので、乳がんを経験した方が、レースを使ったオシャレな下着を作っていますという話題でした。

 

その中で、全摘をした方の傷跡が出てきて、母は、私に、

 

「傷は、あんな感じなのかい?」

 

と、初めて聞いてきました。

 

 

母は、同じ女性として、気になっていたのでしょう。

 

娘の胸は、どうなってしまったのか…と。

 

 

私の傷は、娘も見ていて、特に驚くこともなく、自然に受け入れてくれていますので、母にも見せてもいいと思い、Tシャツをめくり、下着を少しずらして、母に傷を見せました。

 

母も、特に驚くこともなく、逆に、思っていたよりもきれいな傷だと思ったんじゃないかな。

 

 

いつかは、母と娘と温泉に行きたいですし、胸の傷を気にすることなく、いろんなお風呂を楽しめるときが来るのを、楽しみに待ちたいと思ってます。

 

 

 

 

ちなみに、娘とは家のお風呂に一緒に入りました。

 

娘が私の傷を見て、視線に困ったりするかと思いましたが、そんなことはなかったですね。

 

 

うちの娘は、私のがんのことを、根掘り葉掘り聞くことはなかったし、逆に、私の話したいことには耳を傾けてくれ、冷静に受け止めてくれたことは、とてもありがたかったです。