大学1年生になった息子が一人暮らしを始めてから、1ヶ月が経ちました。
引っ越しの日に別れてから、今日まで、一度も会うことなく、早くも1ヶ月が経ってしまいました。
いなければいないで、作る食事の量も少なくていいし、揚げ物を作ることもない。
洗濯の量も少ないので、電気代や水道代も節約されていることでしょう。
家にいる時から、お腹が空けば、焼きそばを焼いたり、レンジで出来るパスタを作ったり、何かしか作って食べていたので、おそらく何かは作っていると思う。
生きているのは確かだから、何かは食べているでしょうね。
引っ越す前は、
「引っ越してから、何か作ったら、お母さんに写メしてよ。」
って、言っておいたのに、まったく送ってきてくれません。
でも、仕送りの参考にするから、かかった食費を計算しておいてねと言ってあったので、どのくらいかかったか聞くと、家計簿のアプリの画面が送られてきました。
アプリだけど、家計簿をきちんと付けてくれてました。
ちゃんと、やってるじゃん!
バイトも面接に行って、採用されたと言ってました。
履歴書とか、書いたのかな?
履歴書って、どうやんの?なんて、聞いてこなかったな。
ちゃんと、成長してるじゃん!
引っ越しをして、最初の夜に、お風呂でお湯を流したら、排水が詰まってしまったらしい。
困った息子は、自分で考えて、安心サポートサービスに電話をしたり、次の日にたまたま来た大家さんに話して、大家さんに直してもらったり。
(大家さんがとても優しい方なんです。)
自分で行動して、解決していってる。
うちの息子は、小さい頃はよく熱を出して、しょっちゅう病院に行ってました。
そこの先生に言われたのは、
「小さい頃に体が弱かった子は、大きくなると驚くほど丈夫になるから。」
ということ。
私は、先生のその言葉を信じて、子育てをしてきました。
そして、その言葉の通り、息子は丈夫で、活発な子に育ちました。
長年、あるスポーツのクラブチームに所属して、県のトップになるほどの努力をしてきました。
優しい性格で、大人しくて、友達が出来るかなって、親が心配するような子でしたけど、努力を続け、その努力が実を結ぶことで、自分に自信を持ち、ここまで成長してきました。
一人暮らしをしてからも、もっと頼ってくるかなと思っていたけど、あんまり頼ってくれなくて、寂しいと思うこともあるけど、これも成長をしている証拠だと思って、息子のことはあまり考えないようにしています。
考えると、余計に寂しくなるもの。
周りの人に言われるほど、私は息子を溺愛してきましたが、甘やかして育てたつもりはありません。
自分のことは、自分が出来る限り、自分でする。
いつかする、一人暮らしの準備を、長い時間をかけてしてきたのかもしれません。
たった18年間しか、そばにいることが出来ないなんて、ちょっと短すぎるよ。
でも、巣立った息子の頑張る姿を、ここで想像しながら、私も頑張らないとね。
少しでも長く、見守っていかないとならないからね。