入院4日目、早くも、退院となりました。
入院は、4日間と言われていたので、予定通りの退院です。
手術の日の、長い一日を除けば、あっという間の入院生活でした。
朝食の前に、看護師さんが回ってきて、痛み止めはどうしますか?と言われました。
前日は、痛み止めを飲んでいたのですが、その時は、痛みはまったくなかったので、今日から痛み止めは飲まずに、もし痛くなった時のために、頓服で飲めるように処方してもらいました。
(その後、痛み止めを飲むことはありませんでした。)
そして、しばらくすると、主治医の先生が来てくれました。
傷を見てくれて、術後、赤みが出ていたらしいのですが、今はなくなっていると言われました。
(手術の器具があたっていたのか、アレルギーなのか、原因は分からないままでした。)
そのあと、先生に言われたのは、
「○○さんのがんの位置は、わりと端の方だったので、市の健診のマンモグラフィーで見付かったのは、ラッキーでしたよ。」
と、いうこと。
がんがいつからあったのかは、定かではありませんが、その前の年の健診では、超音波もマンモグラフィーも、まったく異常はありませんでした。
なのに、今回、マンモグラフィーで見付けてもらえたのは、本当にラッキー、運が良かったとしか思えない。
実際、健診の超音波では、見付からなかったのですから。
受けたことのある方は分かると思うのですが、マンモグラフィーって、めっちゃ痛いんですよね。
私、元々、胸は小さい方なので、技師の方も、挟むのは一苦労だったと思うのですが(大きい方が楽かどうかは分からないです💦)、よく端っこの方まで挟んでくれたと思います。
市の健診で検査してくれた技師さんのことは、男性か女性かすら思い出せませんが、今は、技師さんに感謝の気持ちでいっぱいですし、がんになり、自分の運のなさを嘆いて、貧乏くじを引いたなぁと思っていたのですが、先生のこの言葉を聞いて、
「私に、運はあった。」
「まだ、これからも頑張れる。」
と、思うことが出来ました。
話は逸れますが、私は、人生はご褒美制だと思っています。
私は、10年以上、嵐のファンで、嵐の活動中も、ライブに申し込んでは落選ということも多かったのですが、当選したときは、
「今年は、一年頑張ったから、嵐がご褒美をくれたー。」と、思ったものです。
ライブの帰り道には、「また明日から頑張って、嵐にご褒美もらおう。」って、前向きな気持ちになっていたんです。
がんがあると分かったとき、自分の運命を嘆きましたが、よく考えれば、がんを見付けてもらえたというのは、ご褒美だったのかもしれません。