この日の埼玉県は気温が13~4℃程あり、革のジャケットにマフラー巻いて乗ると少し首もとが汗ばむ気がする程、日差しも暖かい、オートバイ日和でした。

とは言え、夜からはお店の営業があるので、3時間位、熊谷から小川町、嵐山町、東松山市、川島町辺りの近場の田舎道を気の向くままに走った程度です。

景色の中に白い花を咲かせる梅の木が目立つ時期になりました。梅の花に近寄ると、もうハチが蜜集めを一生懸命やってました。

蜜蜂より更に小さな、何かハチでした。因みに蜜蜂がその生涯をかけて集められる花の蜜の量は2グラム。僅かにティースプーン一杯足らずだそうです。ありがたく頂きたいものですねー。

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足元にはオオイヌノフグリ。僕は子供の頃からこの青い可憐な花が大好きで、常に春先は足元のチェックを欠かしません。

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↑調べたらヨーロッパ原産の外来種とか……(´;ω;`)

梅の花やオオイヌノフグリは、慎ましやかで激しい自己主張も無くて、見ていると気持ちが和みますね……。

空冷2気筒、900CCのトライアンフの自然の中に置いた時の調和する感じも気持ちが和みます。大して傑出した所も無く、高価なパーツも全く採用して居ませんが(新型の水冷スラクストンは、世界の逸品パーツを随所に使ってますね)全体のバランスは僕にとっては非常に丁度良いのです。当たり前ですが、自分にとって丁度良いものが自分にとっては1番ストレスも無くて、使って気持ちが良いものなんですよね~…これは乗ってるオートバイもそうですし、オートバイに乗る時の装備や服装もそうです。少しの使い勝手の悪さがストレスになって、色々と楽しさが目減りしていくのです。しかしこればっかりは自分で使ってみないと、何が本当に自分にとって丁度良いのか、ストレスが少ないのかは中々解らんのです。だので、そういう丁度良いものに出会えたなら大変にラッキーですし、末永く愛用していきたいものです。ええ、僕もこれまでに散々遠回りして来ました(´-ω-`)

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最近、トラに乗って空冷2気筒エンジンの排気音を聞いて居ると、高校生の頃に見たオートバイ屋さんの広告のコピーがやたら、思い出されます。それはこんな感じのコピーでした。

「2気筒では多過ぎる。しかし単気筒では少な過ぎる」

確かシングルエンジンとツインエンジンのみを得意としていたお店のコピーだったと思いますが……(´-ω-`)

哲学的ですな(笑)