仙台市は震災以降、もう何回も訪れた街です。

ビジネスホテルに投宿して、国分町に繰り出す段になり、何だか新しいお店を開拓するのもかったるくなり(笑)まー、青森市や盛岡市、今回は立ち寄らなかったんですが八戸市くらいの街の規模であれば、ブラブラしていて野生の勘で良さげな居酒屋さんを探し当てるのも一興ですが、仙台市国分町は、飲食店が一説(仙台市のタクシーの運ちゃん調べ)には1600ともそれ以上ともそれ以下とも言われる('ε'*)日本全国でも有数の、東北最大の繁華街。

だので、去年行って美味しかった国分町の居酒屋さんにリピート致しました。今回、お世話になったビジネスホテルからもすぐ近くでした。

8月半ばに出て来たばかりの秋刀魚を頂き、贅沢な気分を満喫致しました。そしてホヤも外しません(*´∀`)

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俺はお店に入ると、カウンターに通されて座ったて居たのですが、目の前の板さんがどうやら新入りだった(とは言ってもズブの素人では無く、30歳位の料理の心得はある人らしかった)ので、そこの居酒屋さんの板長さんにだいぶ厳しく指導されてました。まあ聞いてると、出す皿、出す皿、駄目出しの連続で…

俺の目の前の新入りさん、今までのお店でやって来た仕事を否定されて、1から新しいお店の流儀をこれから覚えていかれる過程、ご本人も毎日、職場に来て仕事始めるの辛いだろうなあって、俺はカウンターで見てました。

でも、ずっと見てると、その指導してる板長さん、ちょいちょい他の職人さんやバイトを巻き込んで「笑い」を入れて来るんですよね。 仕事の最中に。

で、その新入りの板さんも、板長さんに駄目出しされて、額に冷や汗かきながら仕事を一生懸命こなしてるんですが、一言二言、その笑いの中に参加されていて。

飲んでるカウンターで、誰か他人の説教聞きながら飲む酒って俺は不味くて嫌なんですよ。昔、そこも仙台市だったんですが、あるお鮨屋さんの大将がメッチャ下の職人さんに対して酷い接し方をしていて(テメエコノヤローみたいなね)それを聞きながら食べるお鮨が、お客としちゃあ、まあーちっとも美味しく感じないと言うね(笑)

このお店の板長さん、新入りさんに厳しかったけど、笑いの会話で逃げ道上手く作ってましたね。

カウンターに座ってるお客さんも、その笑いで「板長コエェよ…」ってジトーって嫌な緊張感から解放されてね。

あの板長さんそこまで読んでやってるっぽかったな。

職場を俯瞰で見てるんでしょうね。

地酒も肴もみんな美味しく頂けました!

ありがとうございましたm(__)m