ぴょんぴょん舎で美味しく冷麺を頂き、東北道へ引っ返して十和田湖を目指します。

十和田湖は周囲50キロ、最深部は300メートル越えの美しいカルデラ湖で、火山活動の名残りで魚が棲めない水質でしたが、近年は鯉や姫鱒が棲める様になり、特に食味に優れた姫鱒は観光、水産資源にもなり注目を浴びて居ます。姫鱒は4年前にこの地を訪れた時に頂きましたが、確かに非常に美味でした。今回は冷麺食べちゃったんで、姫鱒さまはスルーでございます(T-T)

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遊覧船の船着き場にはヌマチチブかヨシノボリだかのハゼ類が居ます。

わんさか観光施設がある訳でも無くて、大変に風光明媚な湖ですが、程よく落ち着いた感じです。

この「程よく落ち着いた感じ」が東北地方には全体的にあって、大人にはそれが凄く魅力的に感じます。

十和田湖を離れて、その十和田湖のアウトレットになる奥入瀬渓流に立ち寄りました。

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僕は奥入瀬は3回目です。

1度目は雨降り、2度目は豪雨の後で渓流は増水して茶色く濁り暴れて降りました(T_T)

今回、3度目の正直でこの日本一美しいと言っても過言では無い、渓流美を堪能致しました。

川に沿って遊歩道は設えてあり、訪れた者はのんびりと歩きながら奥入瀬渓流を楽しむ事が出来ます。

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森の木々と透明な淡水。太陽の光と木々のざわめき、薫風(渓流の傍らを歩いて居ると、やたらといい匂いがするんですよ)滝の音、野鳥のさえずり、虫の声…

自然と言うのは残酷だけど嘘が無い、と言ったのは森林研究にその生涯を尽くしたどろ亀さんこと、高橋延清東大名誉教授ですが、正に自然てのは、人間には全てが雑然と見えても、頭の先からつま先まで、厳然たる美しさを持って正しく整理されております。

奥入瀬渓流の自然美についてはどんな言葉も追い付かない感じがしました。

晴れてでよがった~♪