里山保全でガサガサを諦めた我々は、そこからクルマで30分程の距離にある河口域に場所を移す事にしました。

埼玉県人にはやはり海がある風景は特別なものです。昔、バーテンダー修行をしていた時、修行先のオーナーから「将来の夢とかあんの?」って聞かれたんで「死ぬまでに1度は海の近くに住んでみたいですね」と答えたら「夢みてえな事を言ってんじゃねえ!」と叱責された記憶があります。夢とかあるのか?って聞かれたからその夢を答えたんですがねー。パワハラよパワハラ!!言葉が通じない人との会話は疲れますね。人と人とが分かり合うってムズカチイ!(´-ω-`)

てな訳で河口域に到着。

いやー、何か、ひと目見ていいよ、このポイント…(*´∀`)

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何でしょう、とある夏休みの1日的な(まだ5月だけど)、この日向と日陰のコントラスト。回りには人影も無く、水面を見やれば、透明な淡水を通し、水底の砂利に無数の小魚の小さいがハッキリとした黒い影が右往左往…

早速、鉄道の高架橋の下に陣取りウェーダーに着替えてガサ入れ開始!(`´)

川で遊んで居て、時折り橋を渡る列車の音がガタンゴトン~…ガタンゴトン~…響くのも風情があっていい!!

1発目にガサると巨大なハゼ類が俺の網に入りました。「すわ?!アユカケか!?」と思う程の、馬鹿デカいヌマチチブでした。12センチ~ある、こんなデカいヌマチチブを初めて見ました。

「河口に居るヌマチチブはそん位になりますね~!」とN氏。

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↑ヌマチチブ。第1背鰭が立派に伸長しております。「ヌマチチブ・スーパーシュワルツイ」(`´)

その後更に俺の網にボウズハゼが入りました。ボウズハゼは1日目のガサでNさんも捕まえてますが、このポイントでは初お目見えだそうです。俺自身も初めてボウズハゼ捕らえました。

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↑ボウズハゼ。小さい瞳、PD(瞳と瞳の距離)広め。愛嬌のあるハゼ。

我々の侵入に驚いて其処ら中でキラキラ光ってるのはオイカワか稚アユの様でした。モクズガニやテナガエビもたくさん居ました。遠くにアオサギも小魚を狙って水中を凝視して居ます。

3人でずんずん進むと、それに驚いて岸辺の水草の影からナマズが出て来た!50センチはあるでしょうか。こんにゃろ~!逃がしてなるか…!!絶対お前は捕まえる!!狩猟本能が燃える瞬間です(笑)

浅瀬が続くロケーションで、ナマズは隠れ場所が無く、困ってあちこち逃げて居ましたが、俺とNさんで追い込み掛けたらNさんの彼女の小さな網にスッポリ入り(笑)見事に捕獲成功!!(^3^)/

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↑女子が捕らえた獲物を記念撮影する男達。



いやー、楽しい…(*´-`)こんなに笑うてインカ帝国。

ガサガサも充分楽しみ、魚を水槽に入れて観察し、写真を撮ってサヨナラしました。

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相模湾から数百メートルのこのポイント、最高でしたねー。Nさんありがとう!!(^3^)/