埼玉人にとって福音だった圏央道の開通。

今や江ノ島行くのにクルマで2時間、沼津に2時間チョイ、富士急ハイランドに1時間半と、神奈川、静岡、山梨と埼玉の距離が素晴らしく縮みました。

私も年に2~3回は圏央道に必ずお世話になるのですが、気になって居たのは東京サマーランドの横を通る時に眼下に垣間見える良さげな川「秋川」

いつかここで圏央道を降りて、魚釣りやガサガサを楽しみたいなあと、兼ねてからずーーっと心に思って居た事をついに解禁して、釣具を持って出掛けました。

私にとって「良さげな川」とは中流域なら川幅は15メートル位、瀬と淵が後に先に展開して護岸して無い様な川の事です。砂利とゴロタ石が混ざりあった川底。淀みには水性植物が揺れて居る。そんな感じ。サマーランド周辺の秋川はズバリこれに当てはまります。

クルマを飛ばし熊谷から一路あきる野市へと高速道路の人となり、僅か1時間の釣り旅行ですが楽しい気分になります。圏央道あきる野インターで下道へ。そこからはGoogleマップを頼りに川岸に降りられそうな場所を探す。散歩中のご夫婦に訪ねると、奥様が丁寧にクルマで川岸に降りられる道を教えてくれました。

川岸に降りると鮎師が数人、柴犬と一緒にBBQを楽しむ家族が一組居ました。平日に関わらずこの人出。秋川は人々に愛されてるな、秩父の荒川も横瀬川も、日曜日に行っても釣竿振ってるの、大抵俺1人ッスよ。愛じゃなくて人口の差かな(笑)

川原を一望した後、コンビニに食料調達に。そこのコンビニのお姉さんに秋川で遊びたいんだけど…と尋ねたら、これが当たりでお姉さんは秋川に詳しいアウトドアガールで、親切に秋川のガイドをしてくれて、秋川の釣魚券も売ってくれました。

おにぎりを購入し、いざ秋川へ。

秋の風に吹かれてのんびり半日遊びました。

釣果はこちら。

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カワムツ。今や関東の何処にでも居る魚種なのかなあ。本来、西日本の魚です。

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カマツカ。東秩父の槻川では会えなかった君に会えたね!しかもデッカイね!砂底を好む清流の使者。因みに「ツチフキ」も野外で見てみたい魚です。

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ムギツク。多摩川水系で増えて居る、これも西日本の魚。初めて野生下で見られて、ちょっと嬉しかったです。

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オヤニラミ。オヤニラミ!こいつが1番見たかった!(。>д<)
諦めかけて居た最後の最後に捕まえました!これも西日本から多摩川水系に定着。

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番外編・ミズカマキリ。久々に見ましたミズカマキリ!因みにタガメも1度は野外で見てみたい。

この他にもウグイ、オイカワ、アブラハヤ、モツゴ、タモロコ、ヨシノボリを漁獲したので計10種類の淡水魚が捕れました。鮎と鯉も釣れなかったけど目視で確認出来ました。これに比べたらこないだ釣りに行った、秩父の荒川の中流域の生物相って貧弱だな(´д`|||)

いつものフナ釣りの溜め池が釣り禁止になった事により、他所に目を向けて出掛け、思わぬ魚達に出会える事になりました(笑)

災い転じて福?となる?