5月のGWの最中、雀の雛を拾ってしまった…

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ウチの玄関の横の屋根に今年は雀が巣を作って居たのだが、その内の1羽がどうやら落ちて、隣のタケダさんちの庭で発見された。

タケダさんは朝落ちて居る雛を見つけて、これは助け様もないなあーと、死んじゃったら埋めてあげようと自分ちの庭に雛の為の墓穴掘ってたらしい(´;ω;`)

夕方、道に水撒きしていたタケダさんはお店に出勤する俺をひっ捕まえて「朝、雀が落ちててさー…(;o;)」等と事情を話して来るので棄て置けず、助かるかどうか解りませんが兎に角雛を保護した。過去にも何羽か巣から落ちてた雀の雛は育てたので、うーん何とかなるかなと。

すぐに綿棒にぬるい白湯を染み込ませくちばしに当てて飲ませ水分を補給させて、ふな釣り用に保管していたミミズを切って与えたら上手い事にすんなり食べてくれたんで、これは何とかイケるかな…と。

その時既に18時を回って居たのでミミズを食べたいだけ食べさせて、段ボール箱に電気あんかを入れて、更に箱内が乾燥し過ぎない様に濡れ布巾も入れて保湿し、簡易寝床を作り、タオルを掛けて暗くして寝かしつけ、そのまんま俺はお店に出ました。

深夜帰宅して箱の中を見たら生きて居たので、ネットで色々調べて何とか育て上げて結局2ヶ月後に自然に返せました。

スマホってのは、個人で図書館を携帯している程の情報量が有りますよね。

一応「チュン太」と名前も付けました( ・ε・)

しかし親から何も教わらずに羽ばたき、水浴びをし、ミルワームも頭を潰して息の根を止めてから食い、穀物も皮だけ向いて器用に食べはる。

野生にインプットされた生きる為のスキルの発動は感動的ですらありましたねえ~(´д`|||)

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※保護5日後位からつかまり立ちが出来る様になり。

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※保護12日後位からはだいぶ立派な雛になり、餌も水も自分で飲んで飛翔する様になる。

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※俺の頭と膝で交互に遊ぶのがお気に入りでした。

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※庭に餌を撒いて野生の雀を呼び寄せてチュン太と親交を持たせる様に努めました。まあキジバトとかも良く来てたけど…本来は雀ですから余り人馴れし過ぎない対策。

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※物置部屋をチュン太の個室に解放してました(笑)この鳩時計の屋根がチュン太の好きな休憩所でした。この写真がお別れした7月3日です。

その日は朝から網戸を開けておいて、いつ外に出るか見てました。それでもチュン太は中々外に出なかったのですが、毎日来ている野生の雀に誘われたのかな、俺が部屋をあとにして1時間位してもう1度部屋を覗いたら、もうチュン太は居ませんでした…

野生の雀の寿命は2~3年、殆どは外敵に補食されてその命を落とすそうです。

元気にその命を全うして欲しいです。