ほぼ30年振り聞いた。

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浜田省吾「J.BOY」と長渕剛「LICENSE」

どちらもそこまでファンでは無いのですが、クルマの免許を取り立ての頃、友達のコバヤシくんのクルマで、深夜に当てど無いドライブを毎週末して居た頃、コバヤシくんのクルマ…クレスタだったかチェイサーだったか、どうでもいい白いトヨタのセダンで良く聞いた思い出のアルバムです。

19歳の頃の俺は何も無かった(°Д°)

高校を卒業し、進学も就職もしなかったのは学年で俺とまめセンパイだけだったなあ(笑)彼は同学年だったけどあだ名が何故かまめセンパイ。まめセンパイは「村さ来」で夜だけバイトしてたんだよなあ。当時の俺は仕事も無ければクルマもねえ、当たり前だが彼女も居ねえ。唯一有るのはヤマハSRX-4。SRXは、あの頃の俺の個室であり自由の翼でありました(笑)あと自分に彼女が居ない時の、週末にいつも暇な男の友達ってありがたいものですよね(´д`|||)

高2から良くしてくれたとんかつ屋さんのバイトを夕方からしてるだけで、昼間は魚釣りかバイクに乗って遊んでおりました。

とんかつ屋さんのマスター、ケンジさん。バブルの最中、高卒で就職もせず、バイクで遊んでばっかの俺に、よくもまあ説教のひとつもしないで普通に見守ってくれたなあ。それで居て突き放してる雰囲気は無く。

1度だけ、ケンジさん自身が修行した新宿のとんかつ店「にいむら」に働ける口を聞いてあげようか?寮があるからすぐにでも働けるよ?て親切に進言してくれたなあ。ありがたい話です。

19歳の俺はそれを聞いて「俺がとんかつ屋で修行?おいおい待ってくれよ、俺には無限の可能性があるんだぜ、その(まだ何者でも無い俺)が、とんかつ屋で修行なんて…」と心の中で思ってたなあ。バカですねえ死ねばいいのになあ。バイトを辞める時は、自宅に招いてくれてお別れ会をしてくれました(T_T)

毎夜、俺のとんかつ屋のバイトが終わり、「村さ来」のバイトが終わったまめセンパイと宅飲みしながら「いつか俺達は雲になる!」「いつかあいつの足元に、ビッグマネー叩きつけてやる!」とかいつも訳分からない事を言い、酔いが回ると卒業アルバムを開き、誰が学年で1番可愛いか女子の格付けをしてたなあ。ホントにバカですねえ。

お袋さんもばあちゃんも、そんなんで昼まで寝ている俺に対して小言のひとつもしなかったなあ、諦めが早いよなあ。

つらつらかんがみて、あの頃、1番ばあちゃんと話をしたなあ。夕方、とんかつ屋でのバイトまで暇なんで、バイクに乗って秩父市内の「園」て喫茶店に入り浸って居ました。

毎日、ばあちゃんとばあちゃんの作ってくれた昼飯をいいとも観ながら2人で食べて、小堺一機を経て、さあそろそろ「園」に顔出すかあ、て段になって「ばあちゃん、500円貸して」てコーヒー代借りてました。その金はビタ一文返してない。そんなばあちゃんも亡くなって久しいな。


俺んちの近所にある会社に勤めてる20歳位のにいちゃん。

そのにいちゃんの足がホンダのVTRなんだよなあ。夏でも冬でも、雨でも風でもVTRに乗ってる。もうVTR1本。コンビニにもベルクにもVTRで来てた。俺は見ていた。

あのにいちゃん。彼女、居なそうだよなあ、更に地方から出て来た雰囲気なんだよなあ。でもそのにいちゃん見てると、19歳の頃のSRXしか無かった自分が思い出されます。

そうしたら前述のアルバム2枚を買ってしもうた…( ´△`)

あと聞きたいのは菊池桃子ベストアルバム「卒業記念」!!