八郎潟で釣り三昧の予定が、2日目に白神山地に触れてからと言うもの、人の手が入らない、アンタッチャブルなものに寄り添いたい欲求が押さえられなくなり(´Д`)
今の八郎潟に罪は無いのだが……以前の天然の、それも汽水湖で遠浅の、美人さんだった筈の湖に、土手を作ってポンプで水を抜いて、更地にしてしまう人の所業が、良いか悪いか今の私には分かりませんが、兎に角いたたまれない感じになりなりました。私のエゴイズムですが。

ここ青森県鯵ヶ沢の「ミニ白神」は名前だけだとチャチなテーマパークの様ですが、鯵ヶ沢がまだ津軽藩だった時代から、地元の人びとが手を入れずに見守って来た森で、世界遺産・白神山地の核心部に似た森林構成を見る事が出来る様です。

イメージ 2



「ミニ白神」に入る前にミニ白神の史料館「くろもり館」で受付を済ませ入山料を支払い、目バエ避けに最適なうちわを借りて、手付かずのブナの森へ。

イメージ 1

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7



海が生物の母なら大地は父、原生林は兄か姉かな……俺より位置的に遥かに上位の存在に囲まれる、何とも言えない気分になります。

木立ちからドラミングが聞こえたので「クマゲラかあッ!?」と双眼鏡で辺りを見回すと、2羽のアオゲラが居ました。
埼玉県で良く見るコゲラの何倍もおおきい(´Д`)初めてアオゲラを見ました。

約1時間半~掛けてブナの原生林を一回りして、スタート地点のくろもり館へ戻りました。

受付けのお姉さんに「アオゲラ見ました」と告げると興味無さげに愛想笑いしてくれました(´Д`|||)

いや~、たまらん!!