初日の午後に八郎潟に着いた私は、久々にブラックバスの居る湖にルアーを投げた。しかし日本海からの風が酷く、30分もしない内に釣りを諦めた。勿論、ノーヒット(-_-)

少年期から20代まで大好きだったブラックバスのルアー釣り、色々と思う事が重なりここ15年以上遠ざかって居る。

1日目の夕方、2日目朝と八郎潟は風が猛烈に酷く(能代市界隈には風力発電の風車がたくさん在る。要するに日頃から風の強い地域なのだ)2日目は八郎潟は置いといて世界遺産・白神山地を訪ねる事にした。

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白神山地は青森県と秋田県を跨ぐ人為的な痕跡の無い、ブナを多く擁する広大な原生林・自然林で、その稀少性が認められ世界遺産に認定された。

その中心部は人間は入る事が許されて居ないので、外郭部をトレッキングしたり眺めたりして神々の息吹に触れる訳です。
日本には何百年も人が触って無い原始の森がある、と思うと嬉しくなってくる。

その日は秋田県側の二ツ森登山口からクルマでその登山口入り口まで行ってみる。

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最後はスレ違いも気を使う狭さの道路になりましたが、土砂崩れや路面崩落は無く、ゆっくり行けば楽しい山道でした。
途中、ホシガラスを初めて目撃。

二ツ森登山口にチャリンコで来て居る若者が居たので挨拶すると、静岡から来たと言う。

ははあ、これは自転車による日本一周旅行だな…と気付き、何か餞別をあげたいな、と思ったが、生憎その時僕には食いかけのピーナッツしか手持ちが無かった(;´д`)
お金にしよう、と思ったが、まてよ、こんな他に誰も居ない原生林の手前で、ロン毛で髭面の見知らぬオヤジに札を手渡されても激しく動揺するかなあ?とか迷って居たら、自転車青年はダウンヒルに入り見えなくなってしまった…。

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