過日、ある焼き鳥屋さんに母と出向いた。

昔はあんなに酒と煙草が好きだった母も、70後半になったら大分健康指向になりましたなあ~、毎食、納豆食べてるって。でもたまには肉も食いたいババ心(笑)

そこの焼き鳥屋さん、まあ商売熱心なんでしょうなあ、壁とか、柱とか、トイレの壁とか、ほぼ隙間無く、間断無く商品のポップが張って有る。もうメニューと価格に囲まれて焼き鳥食ってる感じ。

カウンターに座ったのだが、俺の目の前にシングルモルトの本(雑誌の別冊)とシングルモルトが5~6本置いて有り、ボトルにその商品の蘊蓄と値段が記して張り付けて有る。

3本位アイラのモルト(スコットランドのアイラ島て島で作った煙り臭いスコッチ・ウイスキー)あとタリスカーとジャパニーズ。

「ボーモア ¥1000」ほお…そしてその下に「この値段は通常のBarの3分の1の値段です」と書いて在りました…

「ボーモア」じゃなくて表記は「ボウモア」じゃねえのか?1000円ならウチと同じ単価だが…?やはり「通常のBar」じゃなかったかな、ウチは(笑)

このお店、焼き鳥は美味しいんですよ。

俺の愛した熊谷の伝説的な鶏料理店「串平」には歯が立ちませんけど、お値段と気安さを考えたら全然、イケてます。

結局、焼き鳥だけ焼いてた方がカッコいいな、焼き鳥屋なんだもん。

酒は日本酒と焼酎が在れば充分いいじゃねえですか。

もし、常連さんにアイラ党が居るんなら、ボトルキープしてこっそり出そう。

それが焼き鳥屋の「粋」ってモンじゃねえですかねえ…?


美容室なのに、歯のホワイトニングさせる店も有るらしいですが、何事も領分てモンが有り、あんまり領分以外に手を出すのは粋じゃない、と考えますが…。

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