非常に純粋で、真面目な人。

グレーゾーンを許せず、白黒ハッキリしないと気が済まない。

十数年前、地下鉄にサリンを撒いたあの人達も、高学歴な若者や、純粋な人も多かったと聞きます。

余白や遊びが無いと、クリアランスが全く無いと、機械でも人間関係でも壊れ易くなりますな。

現在の内紛地帯に志願兵として行きたがる人達も、そんな真面目な人達なのかも知れませんね。

硬直した真面目さは、排他的となり狭量となり、物事をバランスで見る事を忘れてしまいがちです。

私が言うグレーゾーンとは、シーソーの真ん中ら辺、飛行機で言えば両翼の根本、胴体ら辺。どっちかに片寄り過ぎると機能不全に陥りがちです。


やっぱりプロレス観ないと駄目だな。プロレスはゴールデン枠でやらないと、国民全体に考える力が身に付かないからイカンと思います。

プロレス観て、グレーゾーンの効用や意味、世の無情を知る。人の役割分担を知る。僕はプロレスで世を学びました。

ダサくてフニャフニャに見えても、人知れずに修練は怠らず、居場所は自ら作り、足元を固めて。

スマートじゃなくてもみっとも無く見えても、下積みもしない内に突飛な行動に出ては回りも困惑するですよ。その場を踏ん張れた奴が勝ちなんですよ。

アニマル浜口、井上雅夫、ヒロ斉藤、本田多聞、保永昇男、皆、キッチリ負けていい仕事してたよなあ…負けっ振りがいいんだよなあ。

長州力、秋山準、 蝶野正洋、小橋建太、
獣神サンダーライガー、皆、強くてカッコいいですよ、でも独りじゃ何も出来はしない。

勝って輝く人気レスラーを己が負けて光らせる。人気レスラーが一等星なら負け役レスラーは三等星。

地球からは小さく見える三等星も、実際は光輝く一等星より大きい事も有るんです。僕は三等星レスラーの方が、味わい深くて好きですよ。一番、しゃーないのが佐々木某でしたね(笑)嫁は素晴らしいレスラーでしたけど…

先ずは地道に下働きをしてみて、それでも行きたければ、仕方無いですけど。

戦地に赴くその前に、越中詩郎を知っとこう!