蕪島神社から種差海岸を経てR45へ。

やや行くと「種市」と言う地区に出ました。

「種市」か。時代料理小説「澪つくし料理帳」の主人公「澪」を我が子の様に優しく見守る飯屋の主人の名前が「種市」だが…

そんな事を思いつつ進むと左手に果物や野菜、海産物や食事の摂れる懐かしい感じの物産センター的なものが眼に留まり、トライアンフを滑り込ませました。

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最初は缶コーヒーでも飲もうかな、て言う位の気安い休憩のつもりでしたが、これが眼に飛び込んで来ました。

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すっげぇでけぇサバ、炭火で焼いてはる…!

ちょ、ちょ待てよ。

すかさず売り子のカッチャが声を掛けてくる。

「サバとニシン。どっちも300円」

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300円!こんなでけぇ30センチはあろうかと言う、フランスパンみたいなサバの炭火焼きが300円!!
驚嘆しているわたくしにカッチャが一言。

「お客さん東京から来たの?此処いらじゃ地元だもん、みーんな安くて美味しんだよ!」

そりゃ美味しそうなんは一目で承知してます。そして「東京から来たの?」を旅先であえて否定はしない埼玉県人。

しかし……此処でこんなん食べちゃったら、この研修旅行の唯一の目的らしい目的・気仙沼の宇宙1の居酒屋「福よし」で海鮮や焼き魚を頂く計画が、が言うちゃなんだがどうでもよくなってしまう…そんなに毎食・魚ばかりだと流石にどんなに福よしが美味くても、ちょっと次の食事とか何かワンクッション入れたくなるではないか。それが人情ってもんでしょ!?

現に見たまえ、昨夜からわたくしの心の片隅みにはモスバーガーが宿りつつ有るのです。

嗚呼~どうしよう!?

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いやぁ~っ!!
選べな~~いっ!

結局、カッチャのサバ食べちゃった。カッチャの握ってくれた握り飯を添えて。

マジでサバの炭火焼き美味い!!!

俺は駄目人間だ…