私のトラは06年モデルのT100と言うグレードで、その時に新車で選べる色は、黒/赤と私の
オレンジ/アイボリーしか無くて、あんまり人気の無さそうなオレンジ/アイボリーにしました。

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オレンジ/アイボリーは国内に在庫が無く、発注してから3週間待ち、生産国のイギリスから埼玉まで運ばれて来ました。

でも本当は真っ黒が良かったんです。

タンクもエンジンも真っ黒が良くて、今は「T100 BLACK 」て真っ黒いカラーリングが有りますが、当時そのカラーリングが存在して居たらそれにしたかな(-_-;)

私のトラみたいなカラフル、あるいはトロピカル、あるいはトロピカーナなカラーリングは、元々は野暮い英国気質のカラーリングでは無く、主な輸出先の脳天気でスットコドッコイの国アメリケンの趣味なんじゃよ、お若いの。

だからメッキがキラキラしてる派手な意匠が散りばめられてる私のトラ、あるいはボンネビル、なるいはアンフは商売上の理由で派手なんです。派手なのが好きだから、メリケンもしくはヤンキーは。

だから私の夢は、派手なこいつをクジライさんちに持ち込み、全体黒く塗り直して貰う事なのです。

しかし私のトライアンフのこのトロピカーナなカラーリング、実はトライアンフの工場で職人さんが筆でラインを入れていて、タンクの見えない所に、そのラインを入れてくれたイギリスの職人さん本人のサインがしてあるんですよ。

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と、なるとあだや疎かには出来ません。その職人さんの職人魂に反する行為ですよ、例え乗り手と言えど手書きのカラーを勝手に色変えたりしたら。

だからやっぱり、このまま乗ります。

本当は地味で野暮ったくて、何時造ったんだか解んないみたいな真っ黒いのが英国ぽいんですけど…