レザー製品やシルバーアクセサリーの製作者、高槁ゴローさんが先日、お亡くなりになりました。

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ゴローさんの作ったレザー製品や、シルバーアクセサリーをひとつも持っていませんが、雑誌などで氏のお話や生き方を知るに、大変に素敵な方だなあ、と感じて居ました。

僕には羽根とか鷲とかの、ゴッツイシルバーアクセサリーは似合わないので身に付けたりしませんが、ゴローさんの造られたものは、写真で見ても何だかあったかい感じがしてなりませんでした。人が造ったものは、大抵、製作者そのものと言える程に造り手の人柄を現してしまいます。

僕の中ではジャンルは違えど、水木しげる先生に並ぶ名匠でした。

人間は自由に生きて良い、と言う事と、肉体が生まれた場所が、必ずしも魂の故郷とは限らない、と言う事を、ゴローさんは教えてくれました。

今頃、ゴローさんはインディアンから授かった名前「イエロー・イーグル(東から来た鷲)」になって、何処かで大きく羽根を拡げて居ると思います。