半月前の絵ですが、銀杏が美しいです。

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外で、主に川や草むら(草むらって死語かな)で生き物と遊ぶのが好きだった子供の頃の私は、冬の訪れが嫌でした。

だから紅葉が嫌いでした。秋の虫の声も、夏の終わりを告げるツクツクホウシの声も悲しかった。これらは全て、子供の私には生命の終焉を予感させる、不吉な前触れでした。

45年も生きたら、何だか終わりが来なきゃ、休まらないよなあ、と云う気持ちが強まり、色付く木々の葉を、お疲れ様です、と和やかな気持ちで見送る様になりました。

よく日本人の独特の気質や季節感覚を「四季がある国だから」と地形的な観点から語られますが、色んな他所の国にも立派に四季が有り、美しい紅葉が見られる場所は世界中に在ります。

でも其処に住む其処の人達に、我々の様な感覚が有るかと言えば、大抵無えみてえです。

四季もさることながら、周囲を海洋で囲まれ、森林に恵まれ、美しい淡水が流れ、ほぼ他民族からの侵略に遭う事も無く、何事も細かく打ち込む仕事熱心な性分と、穏やかな神道、仏教に包まれたから、こういう人種と文化が出来たんじゃねえでしょうか、みたいな事を、布団から出ぇもせず、考えてみました(;´д`)

12月はチャムイ!!