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 「道の駅下郷」でSさんと奇跡の出会いも束の間、我々は会津にこれから向かう者、そして熊谷へ
 の帰路に着く者と二手に分かれ、それぞれの目的地に向かい疾走り出しました。

 
 R289は快適な道路で、ストレスも無く大型バイクの運転を愉しむ事が出来ます。特に下郷会津
 側は道幅も広く、景色も一気に開けてひどく気持ちが良いのです。

  
 この快適な道路でどうやら白バイがツーリング・ライダーを取り締まって居た様です。


 五月の連休辺りに各地に湧いて出た中年珍走団は、その数の多さから警察も殆ど取り締まりをしない
 みたいでした。まあパトカー2~3台じゃあ、逆に100台近く集まった中年珍走に囲まれちゃい
 ますからね・・。でもそういうん塩梅で良いのかなあ、国家権力を遂行する立場にある者が?


 R289からR121に入りますと、もう会津若松はすぐそこです。


 この日は会津若松市のシンボル、鶴ヶ城を見学しました。


 現在NHK大河ドラマ「八重の桜」においての主人公・新島八重子の生まれ育った町として、
 会津若松市内は何処もかしこも八重の桜でワッショイワッショイです(^O^)


 鶴ヶ城は戊辰戦争において新政府軍に攻められた会津藩の文字通り最後の砦となった場所です。


 まあ兎に角、会津藩は貧乏クジを引かされております。教育水準が高く、開祖の保科正之が
 徳川直系であった為、最後に至るまで徳川幕府と天皇家に忠義を尽くし、その結果攻め滅ばされ
 ました。


 そんな会津・鶴ヶ城を「自称城マニア」のHくんと見学しました。初めて知りましたがお城がお好きな
 御様子で(・o・)


 お城は昭和40年に鉄筋コンクリートで再建され、内部は資料館になって居ます。


 本丸内に福島県指定重要文化財の茶室「麟閣」があり、そちらも見学し、しばし古来の武士が
 様々な思考を廻らせたであろう、簡素な茶室と庭の雰囲気を感じ取りました。